捜神記での趙公明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 07:55 UTC 版)
『捜神記』5巻には、病を患い死期の迫った王祐という人物の元に、男が現れる話が収録されている。王祐は男から得度簿(冥土入りの人物の名を記した帳簿)の係を勧められたが、男が幽鬼だと察した王祐は、残される老母の世話を見る者がいないことを理由に断る。王祐の孝行心に感動した男は、彼の病が治るよう祈祷をし、赤い筆を渡して去っていった。「有妖書云 上帝以三将軍趙公明 鍾士季各督數鬼下取人」と、この頃、上帝は趙公明、鍾士季など三将軍に鬼を督し、下界の人間の命を奪わせるという妖書が流布していたという。
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