事件や事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:53 UTC 版)
滋賀県内の水難事故の3分の1が大津市消防局管内で発生している。大津市消防局が2015年に出動した水難救助件数は21件で、救助件数全体に占める割合は9パーセントであり全国平均の4.4パーセントの2倍以上となっている。前述したおろしなどの風は、漁船やウィンドサーフィンの事故の原因となることも多く、1941年(昭和16年)には琵琶湖遭難事故が発生している。 先に触れた近代における蒸気船の事故としては、まず1874年(明治7年)に長運丸が唐崎沖でボイラーの破裂により沈没し、数十名の乗客が犠牲となっている。その翌年には、満芽丸(大津所属)が加重積載により小松沖で沈没し、47人の犠牲者を出した。 このほか、太平洋戦争の終戦間際に零式艦上戦闘機(零戦)六二型が琵琶湖に不時着している。1978年(昭和53年)、湖底に沈んでいた零戦が引き上げられ京都嵐山美術館が修復、その後は和歌山県「ゼロパーク」、広島県「大和ミュージアム」と引き渡され、展示された。
※この「事件や事故」の解説は、「琵琶湖」の解説の一部です。
「事件や事故」を含む「琵琶湖」の記事については、「琵琶湖」の概要を参照ください。
- 事件や事故のページへのリンク