五条バイパスとは? わかりやすく解説

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五条バイパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/05 13:49 UTC 版)

一般国道
五条バイパス
一般国道1号 バイパス
路線延長 約6.4 km
起点 京都府京都市山科区四ノ宮奈良野町
終点 京都府京都市東山区五条橋東6丁目
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
五条バイパス
国道1号国道8号との重複区間
京都府京都市東山区清閑寺山ノ内町

五条バイパス(ごじょうバイパス)は、滋賀県大津市横木と京都府京都市山科区の府県境から、東山区の東山五条で五条通につながる国道1号国道8号と重複)バイパスである。1967年(昭和42年)4月1日に渋谷街道 - 東大路間が開通して全通した[1]

当初は一般国道8号の単独区間だったが、1974年(昭和49年)11月12日付けで一般国道1号の経路変更が決定、1975年4月1日から一般国道1号となった。

概要

接続路線
国道1号
追分駅
国道161号西大津バイパス
京阪京津線
京都府道143号
京都東IC
滋賀県道・京都府道35号
滋賀県道・京都府道35号
外環状線
京都市営地下鉄東西線
京都府道117号
京都市道185号
京都府道116号
東海道本線琵琶湖線
京都府道116号
京都府道116号
東山トンネル
東山ドライブウェイ
京都府道116号
京都府道143号
五条通

京都東インターチェンジを経たあと、山科区においては約3 kmにわたって東海道新幹線と並走し、その後東山トンネルを経て東山五条に至る。別名、東山バイパス。京都市中心部の五条通だけでなく、五条バイパスをも含めて五条通と称されることも多い。

東山を越える区間の勾配から五条坂ともよばれるが、公式にはこの名前は東山五条から清水寺へ向かう道を指す。 降雪時には東山トンネルが通行止となることがある[2]。トンネル前後は連続雨量230mm以上の場合に通行止めになる事前通行規制区間である[3]

東海道の旧街道は三条通(旧国道1号 = 京都府道143号四ノ宮四ツ塚線)と近接して並行する旧三条通である。

現在でも府県境界の予告信号には五条バイパスと旧国道の表示が残されている。

交差する道路

  • 上側が東側、下側が西側。左側が北側、右側が南側。
  • 交差する道路の特記がないものは市道
交差する道路 交差する場所 東京から
(km)
国道161号西大津BP敦賀方面・国道1号 四日市方面・国道8号 彦根方面
府道143号四ノ宮四ツ塚線
<三条通
- 山科区 横木2丁目
E1 名神高速道路 京都東IC 489.1
府道35号大津淀線
<大津街道>
府道35号大津淀線
<大津街道>
山科大塚
<外環状線> 山科区東野
府道117号小野山科停車場線
<醍醐街道>
市道185号勧修寺日ノ岡線
<大石道>
川田道
- 新大石道> 新大石道
府道116号渋谷山科停車場線
<渋谷街道
-
<東山ドライブウェイ> 東山区
- 府道116号渋谷山科停車場線
渋谷通>
府道143号四ノ宮四ツ塚線
<東大路通>
東山五条
国道1号<五条通>大阪烏丸五条方面

当道路の付近から滋賀県の山手幹線まで国道1号のバイパスとして大津山科バイパスの整備が検討されている[4]

交通量

全国道路・街路交通情勢調査(旧:道路交通センサス)による調査結果は次のとおり。

平日24時間交通量(台)
京都市東山区清閑寺 京都市山科区音羽
2005年 78,260 50,965
2010年 67,532 55,067
2015年 56,305 51,362
2021年 56,195 50,021

脚注

  1. ^ 京都市発行・市民しんぶん東山区版「こちら東山」平成21年9月15日号・東山区(4)〜過去から未来へ〜
  2. ^ 【大雪】京都・蹴上付近が立ち往生で大渋滞 国道1号通行止めで車が集中”. 京都新聞 (2023年1月25日). 2023年1月25日閲覧。
  3. ^ 防災”. 京都国道事務所. 2025年4月5日閲覧。
  4. ^ 近畿地方整備局; 京都国道事務所; 滋賀国道事務所 (2025年3月17日). “国道1号(大津・京都間)道路検討会(第2回)”. p. 31. 2025年3月20日閲覧。

関連項目

外部リンク





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