しもぎょう‐く〔しもギヤウ‐〕【下京区】
読み方:しもぎょうく
⇒下京
下京区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/23 08:14 UTC 版)
しもぎょうく ![]() 下京区 |
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国 | ![]() |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 京都府 |
市 | 京都市 |
市町村コード | 26106-8 |
面積 | 6.78km2 |
総人口 | 83,974人 [編集] (推計人口、2025年6月1日) |
人口密度 | 12,386人/km2 |
隣接自治体 隣接行政区 |
京都市(右京区、南区、中京区、東山区) |
下京区役所 | |
所在地 | 〒600-8588 京都府京都市下京区西洞院通塩小路上る東塩小路町608番地8 北緯34度59分15秒 東経135度45分20秒 / 北緯34.98750度 東経135.75556度座標: 北緯34度59分15秒 東経135度45分20秒 / 北緯34.98750度 東経135.75556度 ![]() |
外部リンク | 京都市下京区役所 |
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ウィキプロジェクト |
下京区(しもぎょうく)は、京都市を構成する11区のひとつである。北辺を通る四条通の四条烏丸(烏丸通)から四条河原町(河原町通)までは京都府、京都市有数の繁華街となっている。
概要
同区内に立地する京都駅は、京都市周辺部のターミナルであり、周辺には京都タワー・京都駅ビルなどを中心に商業施設が集まっている。中京区・上京区とともに京都市の都心を形成している。
高度成長期に業務地化が進み人口が急減し、1980年代には高層マンションが増えたが人口は減り続けた。1995年以降都心回帰現象により人口が増加傾向に転じている。2005年に行われた国勢調査においても、隣接する中京区や南区などと並び人口増加区のひとつとなり、建物高さ規制は二転三転している。
地理
地形
河川
- 主な川
地域
- 区を構成する町:京都市下京区の町名を参照。
人口
下京区の人口の推移 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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総務省統計局 国勢調査より |
隣接行政区
歴史
中世
これが中世にそれぞれ下京、上京となった。 下京と上京の境界はおおむね二条通であった[注 1]。 上京には京都御所があって富裕者が集まっていたのに対し、下京は商業街区であり、民衆の町であった[1][2]。
近代
- 明治時代
- 1868年 - 1869年(明治元年11月) 下京を下大組(しもおおぐみ)、上京を上大組(かみおおぐみ)とする[2][3]。
- 1869年(明治2年) 下大組と上大組の境界を二条通から三条通に変更、下京に32番組(現在の元学区)が成立する[2][3]。
- 1879年(明治12年)4月10日 郡区町村編制法により、京都府に下京区が設置される。
- 1889年(明治22年)4月1日 上京区と下京区を市域とする市制施行により、京都市が発足。上京区と下京区はともに京都市の行政区となる。
- 昭和
現代
- 昭和
施設

警察
- 交番
- 新京極交番(下京区四条通寺町東入)
- 仏光寺交番(下京区仏光寺通高倉西入)
- 元両替町交番(下京区室町通松原下る)
- 高辻交番(下京区高辻通河原町西入)
- 東洞院六条交番(下京区東洞院通花屋町下ル)
- 中堂寺交番(下京区中堂寺命婦町)
- 七条堀川交番(下京区七条通堀川西入)
- 七条新千本交番(下京区朱雀内畑町)
- 西八条交番(下京区七条御所ノ内南町)
- 花屋町交番(下京区西七条石ケ坪町)
- 塩小路交番(下京区上之町)
- 京都駅北交番(下京区烏丸通塩小路下ル) ※京都駅ビルの1Fに入居している。
消防
- 京都市下京消防署
- 塩小路出張所(下京区上之町13番地)
- 中堂寺出張所(下京区中堂寺北町71)
医療
- 主な病院
- 武田病院
- 新京都南病院
郵便局
図書館
- 主な図書館
交流施設
対外関係
外国公館
領事館
- 名誉領事館
在京都ラオス人民民主共和国名誉領事館
在京都マルタ共和国名誉領事館
経済

(京都商工会議所)

四条河原町
京都市の都心を形成する行政区の1つでもあるため、多くの金融機関、企業の本社や支店が拠点を置いている。
第一次産業
- 市場
第三次産業
商業
- 地下街
- 主な商業施設
- 京都住友ビル(京都河原町ガーデン)
- 京都ヨドバシ
- GOOD NATURE STATION
- COCON KARASUMA
- コトクロス阪急河原町
- ディズニーストア京都四条河原町店
- SUINA室町(京都経済センター)
- 高島屋京都店
- 藤井大丸
-
京都河原町ガーデン
-
コトクロス阪急河原町
-
高島屋京都店
-
藤井大丸
情報・通信
マスメディア
放送局
- ケーブルテレビ
- ラジオ
- エフエム京都(α-STATION)
出版社
生活基盤

旧京都電燈
ライフライン
電力
ガス
上下水道
電信
教育・研究機関


大学
- 国立·公立
- 私立
- 龍谷大学 大宮学舎
短期大学
- 私立
専門学校
- 私立
- 京都公務員&IT会計専門学校
- 学校法人大原学園
- 大原簿記ビジネス公務員専門学校 京都校
- 京都歯科衛生学院専門学校[5]
高等学校
- 市立
- 私立
中学校
- 市立
- 私立
小学校
- 市立
研究所
交通
鉄道
中心となる駅:京都駅
新幹線
- 東海旅客鉄道(JR東海)
鉄道路線
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 東海道本線(琵琶湖線・JR京都線):(至米原駅) ← 京都駅 → (至大阪駅)
- 奈良線:京都駅 → (至木津駅)
- 山陰本線(嵯峨野線):京都駅 - 梅小路京都西駅 - 丹波口駅 → (至園部駅)
- 近畿日本鉄道(近鉄)
- 阪急電鉄(阪急)
地下鉄
軌道
- 京福電気鉄道(嵐電)
道路
国道
主な通り
観光






名所・旧跡
- 主な寺院
- 興正寺
- 金光寺(市屋道場)
- 金光寺(七条道場)
- 西蓮寺
- 勝光寺
- 荘厳寺
- 上徳寺(世継地蔵)
- 常楽寺
- 瑞雲院 - 血天井で有名
- 長圓寺 - 洛陽三十三所観音霊場
- 長講堂
- 西本願寺(本願寺) - 世界文化遺産
- 東本願寺(真宗本廟)
- 平等寺 - 洛陽三十三所観音霊場
- 佛光寺
- 不動堂明王院
- 蓮久寺
- 主な神社
- 主な史跡
観光スポット
- 梅小路公園
- 詰所
- 五条大橋
- 京都タワー
- 京都駅
- ならいごとの十色
- 龍谷大学
- 花街
- 柳原銀行記念資料館
- 丸福樓 - 1930年に建てられた任天堂旧本社(初代社屋)をリノベーションし、安藤忠雄設計の新棟を加え、2022年4月にホテルとして開業[6][7]。
文化・名物
祭事・催事
祭事
催事
団体・組織
出身関連著名人
出身著名人
- 上村松園 - 日本画家
- 梅原龍三郎 - 洋画家
- 幸野楳嶺 - 日本画家
- 巨勢小石 - 日本画家
- 野村文挙 - 日本画家
- 金森萬象 - 映画監督
- 大野克夫 - 作曲家
- 上原茂行 - プロ野球・元東京ヤクルトスワローズ2軍バッテリーコーチ
- 遠藤太津朗 - 俳優
- 三田寛子 - タレント
- 目川重治 - 探偵
- 清水直行 - 元プロ野球選手(投手)
- 西脇隆俊 - 政治家、元官僚
- 清水照子 - 日本統治時代の台湾の慈善家
マスコット
脚注
注釈
出典
- ^ “上京と下京 都市史13”. フィールド・ミュージアム京都. 京都市 (2008年). 2016年6月3日閲覧。
- ^ a b c “上京区について”. 上京区の紹介. 京都市上京区 (2013年5月21日). 2016年6月3日閲覧。
- ^ a b “町組改正と小学校 都市史26”. フィールド・ミュージアム京都. 京都市 (2008年). 2016年6月3日閲覧。
- ^ 京都でも多数が校舎の下敷きに『大阪毎日新聞』昭和9年9月21日号外(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p228 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 2020年4月、大原スポーツ&メディカル専門学校 京都校より改称。
- ^ “京都に任天堂DNA息づくホテル「丸福樓」 レトロな空間、随所にトランプ柄”. 京都新聞 (2022年3月29日). 2022年5月16日閲覧。
- ^ “一度泊まれば一生自慢できるぞ! 旧任天堂本社に泊まれるホテル「丸福樓」がついに開業、一足早く内部をレポート”. ねとらぼ. ITmedia (2022年3月31日). 2022年5月16日閲覧。
外部リンク
- 下京区役所 - 京都市情報館(公式サイト)
下京区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 02:19 UTC 版)
学区旧番組など(空欄は区・市外)備考コード名称ふりがな1869年1872年1879年1892年11 郁文 いくぶん 下京七番組 下京九区 下京九組 下京第九学区 12 格致 かくち 下京八番組 下京十区 下京十組 下京第十学区 13 成徳 せいとく 下京九番組 下京十一区 下京十一組 下京第十一学区 14 豊園 ほうえん 下京十番組 下京十二区 下京十二組 下京第十二学区 15 開智 かいち 下京十一番組 下京十三区 下京十三組 下京第十三学区 16 永松 ながまつ 下京十二番組 下京十四区 下京十四組 下京第十四学区 17 淳風 じゅんぷう 下京二十二番組 下京十六区 下京十六組 下京第十六学区 小学校は創立時より共立 下京三十二番組 18 醒泉 せいせん 下京十三番組 下京十七区 下京十七組 下京第十七学区 19 修徳 しゅうとく 下京十四番組 下京十八区 下京十八組 下京第十八学区 20 有隣 ゆうりん 下京十五番組 下京十九区 下京十九組 下京第十九学区 21 植柳 しょくりゅう 下京十九番組 下京二十三区 下京二十三組 下京第二十三学区 22 尚徳 しょうとく 下京十六番組 下京二十四区 下京二十四組 下京第二十四学区 23 稚松 わかまつ 下京十七番組 下京二十五区 下京二十五組 下京第二十五学区 24 菊浜 きくはま 下京十八番組 下京二十六区 下京二十六組 下京第二十六学区 25 安寧 あんねい 下京二十一番組 下京二十九区 下京二十九組 下京第二十九学区 26 皆山 かいざん 下京二十番組 下京三十区 下京三十組 下京第三十学区 1877年 塩小路村の一部を編入。1905年 大内村の一部を編入。 27 梅逕 ばいけい 下京二十三番組 下京三十二区 下京三十二組 下京第三十二学区 28 大内 おおうち 29 光徳 こうとく 30 七条 しちじょう 31 七条第三 しちじょうだいさん 32 崇仁 すうじん 33 西大路 にしおおじ
※この「下京区」の解説は、「京都の学区」の解説の一部です。
「下京区」を含む「京都の学区」の記事については、「京都の学区」の概要を参照ください。
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