ワイルドストーム社とは? わかりやすく解説

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ワイルドストーム(Wildstorm)社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 07:43 UTC 版)

ロボテック」の記事における「ワイルドストーム(Wildstorm)社」の解説

DCコミックスの子会社ワイルドストーム(Wildstorm)社は、2002年に「ロボテック」の漫画販売始めた同社ジム・リー始めとする1997年の香港返還後に大量に流入しアメリカン・コミック界に参加した多く中国アーティスト積極的に採用しネーム (漫画)構成力や画力優れた作家大量に起用し質の向上を図るとともに漫画制作ソフトウェアによる制作デジタル化推し進め英語圏以外、特に「ロボテック」の販売対象外とされている日本国での非公式ファン獲得し米国では完全新規映像新作『シャドウ・クロニクル』を製作する原動力となった。 しかし、DCコミックスの子会社に過ぎなかった同社は、アメリカ東部夏時間2010年9月21日DCコミックス本社西海岸ロサンゼルスへの移転にともない子会社いわゆるインプリント」“imprintレーベル)のジム・リー主宰の「ワイルドストーム(WildStorm)」 としての命脈絶たれた。 このため、「ロボテック・シリーズ」の同社におけるグラフィックノベル刊行は「発祥本国であるにもかかわらず志半ば中断」し、中華人民共和国の「シンファ・ウィンシェア」(中文 新華文軒出版伝媒、英文 Xinhua Winshare Publishing and Media Co. Ltd) で、本国未発売のままで終わったロボテック侵略』(Robotech : Invasion)を含む全レーベルグラフィックノベル化が実現することとなった題名邦訳例解巻数備考From The Stars 星界から SDF-1 マクロスが進宙する前の、若き日ロイ・フォッカーRoy Fokker)と、プロジェクト・バルキリー(YVF-1 バルキリー 開発計画)を描く一方、プロジェクト・エクスキャリヴァー(デストロイド開発計画)を何としてでも推進したい、アナトール・エリ・レオナルド(Anatole Eli Leonard)はバルキリー計画中止させるための様々な陰謀画策する。ほかにも、飛行曲技団(エア・サーカス)時代のリック・ハンター(Rick Hunter)や、反統合同盟空軍との戦闘ロイ・フォッカーとクローディア・グラント(Claudia Grant)、歌手ジャン・モリス(Jan Morris)、トーマス・ライリー・エドワード大佐Colonel T.R.Edwards) との関係も描く。また、OTMによるロボット工学 (ROBOTECHnology)の研究開発描写と、トーマス・ライリー・エドワード大佐Colonel T.R.Edwards)のデザイン異なる。1997年の香港返還後に大量に流入しアメリカン・コミック界に参加した多く中国アーティスト中心となった作画で、それ以前漫画よりも日本的な絵柄で、作画レベルも高い[要出典]。本編6巻と、資料本(“Source Book”) 全1巻出版され、のちにグラフィックノベル版が出版された。 全6巻 グラフィックノベル版あり。 "Source Book" 資料本 From The Stars登場するYVF-1、YF-1R、VF-4 ライトニング(「ロボテック」版)、試作型 FAST パック、VF-X6 ジニーア(Genia)などの各種機体や、トミー・ユンTommy Yune)による艦長制服のリサ・ハイエス(Lisa Hayes)の描き下ろしスケッチ各種漫画やイラスト・アーティストによる競作画集備えた資料本。この本の資料画集大半一部収録漏れあり)は、From The Starsグラフィックノベル巻末附録にて収録されている。 全1巻 グラフィックノベル巻末にも収録あり。 Love & War 愛と戦争 インビッド(Invid)に敗北した地球からジョナサン・ウルフJonathan Wolfe大佐用意したマラソンMarathon)級 遠距離高速輸送艦乗船しての緊急撤退前、ダーナDana)はボゥイ(Bowie)に父母昔の話始める。SDF-1 マクロスの進宙前にマクロス島にいたころのマクシミリアン・スターリング(Maximilian Sterlings)とベン・ディクソン(Ben Dixon)の友情マックスとミリヤ・パリナ(Miriya Parina)の馴れ初めなどを描く。リン・ミンメイLinn Minmei)の女優デビュー映画についてのコンパニオン・ストーリーである「小白龍」(Little White Dragon)を含む。グラフィックノベル版は2010年12月14日発売。 全6巻 グラフィックノベル版は、2010年12月14日発売Invasion 侵略 若き日のランサー・ベルモント(Lancer Belmont)の第10火星分遣師団(The 10th. Mars Division)での第一次奪還軍の地球降下作戦詳しく描き、カーラ・モラール(Carla Morale)との関係を広げる直属の上司だったオリビア・スタール(Olivia Stahl)元少佐との再会と、カーラ(Carla)との三角関係、さらに元少佐仲間人体実験材料としてインビッド側へ売り渡していたという裏切りレジスタンス運動によるインビッドの巣(Hive)のひとつの破壊までを描く。XboxPlayStation 2ゲーム物語構成漫画化ではないが、Robotech 遠征軍艦隊第一次地球奪還降下作戦による最初地球解放試み描き、スコット・バーナード(Scott Bernard)の導入部描写と、彼の所属する21火星分遣師団(The 21st. Mars Division)の誕生終る。コンパニオン・ストーリー「第1号火星基地」(Mars Base 1)では、リサ・ハイエス(Lisa Hayes)の初恋の人カール・ライバー(Karl Riber)の地球でのリサとの逢瀬火星基地での勤務その最期詳しく描く。オリジナルの『モスピーダ』でキャラクターデザイン担当した天野嘉孝と、トミー・ユンTommy Yune)による各々の巻の2種類表紙絵を持つことが最大特徴。 全6巻 新華文軒出版伝媒(中文)のみグラフィックノベル版あり。 Prelude to the Shadow Chronicles シャドウ・クロニクルへの序曲 ウォルトリップ兄弟執筆。『ロボテック II:センチネルズ』のジャック・マッキーニ(Jack McKinney)による小説版や、同兄弟による漫画版等、「二次的連続性作品と公式設定定義され派生作品多く要素取り上げている。厳密に言えば、ウォルトリップ兄弟以前描いたロボテック II:センチネルズ』の漫画との連続性はない。後付け設定で公式の新し連続性合わせアニメ版ロボテック:シャドウ・クロニクル』への導入部としている。またリック・ハンター提督や、リサ・ハイエス(Lisa Hayes)・SDF-3 パイオニアPioneer艦長艦隊司令官でもある)、ダーナ・スターリング(Dana Sterling少佐など、旧シリーズ人物たちも登場アニメ本編でのリック・ハンターの顎(あご)の傷は、この漫画シリーズのなかで描写される戦闘負傷した事実判明する2010年6月1日グラフィックノベル版が発売された。 全6巻 グラフィックノベル版あり。

※この「ワイルドストーム(Wildstorm)社」の解説は、「ロボテック」の解説の一部です。
「ワイルドストーム(Wildstorm)社」を含む「ロボテック」の記事については、「ロボテック」の概要を参照ください。

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