タイタン・ブックス(Titan Books)社
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「ロボテック」の記事における「タイタン・ブックス(Titan Books)社」の解説
2016年10月10日(米国西海岸標準時 (PST))、タイタン・ブックス( Titan Books )社 は、『超時空要塞マクロス』を原作とする翻案作品『ロボテック:マクロス・サーガ』の最初の物語を、2016年の最新の構想と作画でリメイクする「ロボテック:ザ・ファースト」とでもいうべき『超時空要塞マクロス THE FIRST』と同様の企画構想による、フルカラーデジタル漫画シリーズを展開することとし、その作画に エターニティ社による『ロボテック創世記:ゾアの伝説』(Robotech Genesis:The Legend Of Zor)や 同社 および アカデミー・コミックス社 において継続出版された『ロボテックII:センチネルズ』(Robotech II: The Sentinels)編 、さらに ワイルドストーム社 による『ロボテック:シャドウ・クロニクルへの序曲』(Robotech : Prelude to the Shadow Chronicles)などの旧作漫画シリーズで功績のあったジェイソンとジョンらによるウォルトリップ兄弟による第1巻の表紙を公開した。 タイタン版での『マクロス』シリーズではグローバル艦長はトランスフォーメーションにおける艦内都市の崩壊時に瓦礫(がれき)の下敷きとなり死亡、リサ・ハイエス(早瀬未沙)が繰り上げ任官となり、艦長に就任するという独自の展開になっている。 また、SDF-1 マクロスが、アラスカ統合軍本部より試射されたグランドキャノンに誤射される(第16巻)など、これまでの伝統的な初代『マクロス』系統の物語構成を覆す展開を特徴とする。本シリーズは2019年9月11日発売の第24巻で完結し、物語の続きは次世代の「リミックス」シリーズで描かれることになった。 2019年7月19日、『ギーク・ニュース』(Flickering Myth | Geek News)の記者ガリー・コリンソン(Gary Collinson)は、2019年7月18日(太平洋夏時間) サンディエゴのコミコン・インターナショナル会場において、タイタン・ブックス社がネーム作家ブレンダン・フレッチャー(Brenden Fletcher)、作画エルマー・ダマソ(Elmer Damaso)ほかによる新しい漫画シリーズ『ロボテック:リミックス』 (Robotech: Remix) シリーズを開始することとし、その第1巻を2019年10月9日(のちに10月16日に遅延と告知)に発売すると発表した。また『コミック・ウォッチ』(Comic Watch)のロス・ハッチンソン(Ross Hutchinson)も同様の内容を報道するとともに、漫画シリーズ第1巻の本編のサンプルを2ページ分掲載した。 2019年7月22日(東部標準時)Den of Geek の記者シャムス・ケリー(Shamus Kelley)は、独占記事として「ロボテック:リミックスシリーズ」のデザインと新しい登場人物のキャラクターデザインを公開した。 なお、第1巻の発売は予期しない配信上の問題により遅延(unforeseen distribution delay)し、2019年10月16日に変更されることが、同年10月4日(太平洋夏時間)に告知された。 電子書籍のAmazon Kindleでは、洋書として同シリーズを日本国内から購入可能である。 題名邦訳例解説巻数備考Macross Saga マクロス・サーガ 伝統的な『マクロス・サーガ』の物語をおもにイタリア移民系アーティストの画風でリメイクしたもの。グローバル艦長は SDF-1 マクロス の強攻型(人型)への変形過程における艦内都市の崩壊時に瓦礫(がれき)の下敷きとなり死亡、リサ・ハイエス(早瀬未沙)が繰り上げ任官となり、艦長に就任するという独自展開。ブライアン・ ウッド(Brian Wood)による物語構成、マルコ・ツリーニ(Marco Turini)による本編作画。毎巻の表紙(カバーアート)は別のアーチスト。 全24巻完結 2017年7月26日-2019年9月11日 Remix リミックス 同一の艦船に乗り合わせている一家である『マクロス・サーガ』編のマックス艦長とミリア作戦指揮官、そして夫妻の長女であるダーナ・スターリングとの親子関係を主軸とするシリーズ。伝統的なマスターズ編の物語のその後を、『マクロス』編の登場人物(ダーナの両親ほか)を登場させて描く。「ロボテック・シリーズ」の原初設定とは異なり、原作の『超時空要塞マクロス』と同様に、「ブリッジ・バニー」(ヴァネッサ、キム、シャミー)は生存する別分岐の物語構成となっている。 全25巻 (予定) 2019年10月16日-
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