Robotech II: The Sentinelsとは? わかりやすく解説

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Robotech II: The Sentinels

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 07:43 UTC 版)

ロボテック」の記事における「Robotech II: The Sentinels」の解説

マスターズ』と『ニュー・ジェネレーション』に登場する地球奪還軍(遠征艦隊の派遣小艦隊」)の生き残りに、リック・ハンター(Rick Hunter)と婚約改姓後のリサ・ハンター(Lisa Hunter)を加えた人々冒険続きを描く。このためマクロス』のキャラクターが『サザンクロス』風の制服で『モスピーダ』のメカ乗るというクロスオーバー的な映像となっている。ただし、作画典型的な1980年代輸出用アニメ作画水準であり、原典日本版各々テレビシリーズの登場人物特徴とは、あまり似ていない。 この『ロボテック II: センチネル』(Robotech II: The Sentinels)シリーズは製作が中断している。全65話のテレビシリーズとして構想されたが、制作されたのは最初3話のみで、これをまとめた長編パイロット版残された。 内容は、超時空要塞艦 SDF-3 パイオニアPioneer)と乗組員紹介新し外交任務概要説明である。また劇中もっとも重要な出来事としてシリーズ冒頭のリック・ハンター(Rick Hunter提督とリサ・ハイエス(Lisa Hayes提督艦隊司令結婚式が元・ゼントラーディ工場衛星「イコーリィティ」(factory satelliteEquality”)で大々的開催されリン・ミンメイ主賓として招かれる。 3作品組み合わせたシリーズ続編・スピンオフ作品なので、3つのロボテック・サーガの主要な登場人物たちが総出演する。『マクロス・サーガ』からはハンターHunter夫妻一条輝早瀬未沙)とスターリングSterling夫妻マックスミリア)が、『マスターズ』からはダーナ・スターリング(Dana Sterling)とボウイ・グラント(Bowie Grant、ボウイ・エマーソン)、『ニュー・ジェネレーション』からはジョナサン・ウルフJonathan Wolfe / Wolff)が登場する。 独自の新登場人物として、ジャック・ベイカー(Jack Baker)とカレン・ペン(Karen Penn)はライバル同士男女若年士官候補生で、その関係はかつてのリックRick)とリサLisa)の関係を思い起こさせる。 ヴィンス・グラント(Vince Grant)はクローディアClaudia)の弟であり、同時にボウイ・グラント(Bowie Grant)の父。リージェントRegent摂政意味する)はインビッド(Invid)の指揮官で、その姿は日本版テレビシリーズでのインビット異なりバトル・ウォーマー着用せず生身衣服を纏ったナメクジ類似の進化途中形態である。エミール・ラング工学博士Dr. Emil Lang無名技師長)は『マクロス・サーガ』では単なる脇役だったが、主要な鍵を握る登場人物として登場する登場人物だけでなく、メカ異星生物ヒューマノイドクロスオーバー出演し、たとえば冒頭からVF-1 Valkyrie後継機として、『モスピーダ』のレギオス(VFA-6 Alpha Fighter)、トレッドが(VFB-9 Beta Fighter)として登場スターリング夫妻テストパイロットとして試験飛行・航宙を行う場面もあり、日本版風に例えるならば「マックス・ミリア専用レギオス & トレッド」が描かれている。 また、ゾル(Tirolian)のバイオロイド前期 I 型「ノス・ドュール」(Blue Bioroid)と、インビッドバトル・ウォーマーグラブ」(ショック・トルーパー / Shock Trooper突撃騎兵〉)の交戦など、クロスオーバー作品ゲームスーパーロボット大戦シリーズ」のように、日本では違う作品とされているメカどうしが戦う場面もある。インビッド側には原典日本版シリーズにはない、新たにデザインされ生体メカ「イノガニック」 (Inorganic)も登場する。 このプロジェクト失敗した理由はいくつかあるが、なかでも玩具ライセンス問題と、円高影響大きい。「Robotech Art 3」でのカール・メイセック監督説明によると、円高制作パートナーである玩具会社マテル社のミニカー・ブランド、マッチボックスMatchbox)社の撤退同社はのちに倒産)により、このシリーズ打ち切られた。このシリーズ完成させようとする努力はどこかへ行ったが、パイロット版はロボテックテーブルトークRPG出版社パラディウムPalladium)社からVHSビデオテープ媒体発売された(現在、ADVフィルム / ADV Films社が販売するロボテック」のDVD一部として入手できる)。その後はジャック・マッキニー(Jack McKinney)の小説と、ジェイソンジョンのウォルトリップ兄弟Jason Waltrip, John Waltrip)による漫画版続き描かれた。

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