ネペレー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 03:29 UTC 版)
ネペレー(古希: Νεφέλη, Nephelē)は、ギリシア神話に登場する雲のニュムペーあるいは女神である。長母音を省略してネペレとも表記される。イクシーオーンを罰する計略のため、ゼウスがヘーラーに似せて象った雲から生まれた。イクシーオーンとの間にケンタウロス族を[1]、オルコメノスの王アタマースとの間にプリクソス、ヘレーを生んだ[2][3][4][5]。
- ^ アポロドーロス、摘要(E)9・1。
- ^ a b c アポロドーロス、1巻9・1。
- ^ ヒュギーヌス、1話。
- ^ ヒュギーヌス、2話。
- ^ a b ヒュギーヌス、3話。
- ^ ルキアーノス『神々の対話』。
- ^ ピンダロス「ピュティア祝勝歌」第2歌21行-41行。
- ^ シケリアのディオドロス、4巻69・5。
- ^ シケリアのディオドロス、4巻69・6。
- ^ エウリーピデース『フェニキアの女たち』1192行への古註。
- ^ オウィディウス『変身物語』12巻。
- ^ “おひつじ座”. エラトステネスの星座物語. 2019年11月26日閲覧。
- ^ アリストパネース『雲』257行への古註a。
- ^ アポロドーロス、1巻9・2。
- ^ ジョルジュ・ドゥヴルー、p.71。
- ^ ロバート・グレーヴス、70話1。
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