ナンバリング作品とその続編
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「ファイナルファンタジーシリーズの作品一覧」の記事における「ナンバリング作品とその続編」の解説
ゲームではない映像作品は#メディアミックスの節を参照。 ファイナルファンタジー(FC・1987年12月18日、MSX2、VC(Wii・3DS・Wii U)) シリーズ第1作。冒頭で主人公4人を任意のジョブに就かせることができる。冒険を進めることで上級ジョブへのクラスチェンジが可能。移植・リメイク版は「ファイナルファンタジーI」と記載されることがある。 MSX2版はマイクロキャビンが移植・販売。VC版はリメイクではなく、オリジナルであるFC版とほぼ同一の内容。ファイナルファンタジー(リメイク版)(WSC・2000年12月9日、PS、i、EZ、S!、PSP、3DS、GA(PS3・PSP・Vita)、iOS、Android、Windows Phone) PSP版は「ファイナルファンタジー生誕20周年企画」の一つであり、後述のGBA版『FFI・IIアドバンス』をベースとしている。 ファイナルファンタジーII(FC・1988年12月17日、VC(Wii・3DS・Wii U)) レベルや経験値ではなく、熟練度による成長システムを採用した異色作。クリスタルは中盤登場するだけでストーリーには全く関わらない。冒険を進める過程でパーティメンバーが入れ替わるのも特徴。ファイナルファンタジーII(リメイク版)(WSC・2001年5月3日、PS、i、EZ、S!、PSP、GA(PS3・PSP・Vita)、iOS、Android) PSP版は『FFI』と同じく「ファイナルファンタジー生誕20周年企画」の1つであり、後述のGBA版『FFI・IIアドバンス』をベースとしている。 ファイナルファンタジーI・II(FC・1994年2月27日) ニューファミコンとのタイアップ作品。FC版の『FFI』と『FFII』をほぼそのまま1本のカセットに収録している。 ファイナルファンタジーI・II アドバンス(GBA・2004年7月29日、VC(Wii U)) 『FFI』と『FFII』をリメイクし1本のカセットに収録している。『FFI』にはエクストラダンジョン「Soul of Chaos」を、『FFII』には新シナリオ「Soul of Re-Birth」が追加された。 ファイナルファンタジーIII(FC・1990年4月27日、VC(Wii・3DS・Wii U)、iOS、Android) 『FFI』のクラスチェンジシステムを発展させたジョブチェンジシステムが登場した。これにより状況に合わせて自由にジョブを変えることが可能となった。また、召喚魔法が初登場。シリーズ最後のFC用タイトル。 前作までは水晶玉だったクリスタルが今作より巨大な石柱状水晶になり、以降はIのリメイク版も含めそのイメージで統一された。ファイナルファンタジーIII (リメイク版)(DS・2006年8月24日、PSP、iOS、Android、Windows Phone、Ouya、Steam) DS/スマートフォン/PSP版は3D化・ゲームバランスの見直しに加え、大幅なアレンジが施されている。 ファイナルファンタジーIV(SFC・1991年7月19日、PS、WSC、VC(Wii・Wii U・New3DS)、GA(PS3・PSP・Vita)、i、EZ、S!、iOS、Android) FFシリーズ初のSFC用タイトル。アクティブタイムバトルシステムが搭載された。 北米ではSNES版が『Final Fantasy II』として発売されていたが、後の移植版では日本と同じ『IV』に統一された。ファイナルファンタジーIV イージータイプ(SFC・1991年10月29日) SFC版『FFIV』の簡易版として発売された。難易度を下げる調整が行われ、一部の不具合の修正、ゲーム中の用語をわかりやすいものに置き換えるなどの措置がなされている。『FFII』としてリリースされた北米SNES版の仕様もこのタイトルに準じたものである。 ファイナルファンタジーIV アドバンス(GBA・2005年12月15日、VC(Wii U)) SFC版『FFIV』のGBA版。「Finest FANTASY For ADVANCE」と銘打たれた「FINAL FANTASY 携帯機完全移植計画」の第一弾で、システムの最適化、新たなイベントやエクストラダンジョン等を追加。 ファイナルファンタジーIV(リメイク版)(DS・2007年12月20日、iOS、Android) DS版は前作であるDS版『FFIII』と同様に3D化・ゲームバランスの見直しに加え、一部のイベントに声優によるボイスが付けられた。難易度は非常に高くなっている。 ファイナルファンタジーIV コンプリートコレクション(PSP・2011年3月24日) 後述の『FFIV ジ・アフターイヤーズ -月の帰還-』とのセット作品。新シナリオも追加されている。 ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-(i・2008年2月20日、EZ、S!、iOS、Android) 『FFIV』の続編。ゲームシステムや画面はスーパーファミコン版『FFIV』のものがベース。章区切りで個別に配信が行われている。ファイナルファンタジーIV ジ・アフターイヤーズ -月の帰還-(Wiiウェア・2009年7月21日) 上記の移植版。同じくシナリオ別に配信が行われているが、一部の章が統合されている。 また、上述の『FFIV コンプリートコレクション』(PSP)にもカップリング収録された。 ファイナルファンタジーV(SFC・1992年12月6日、PS、VC(Wii・Wii U・New3DS)、GA(PS3・PSP・Vita)、iOS、Android) 『FFIII』のジョブチェンジシステムを先鋭化させたジョブシステムが特徴。各ジョブ固有のアビリティが増え、特定のジョブは別のジョブのアビリティをつけることができ、細かいカスタマイズが可能となった。ファイナルファンタジーV アドバンス(GBA・2006年10月12日、VC (Wii U)) SFC版『FFV』のGBA版。「Finest FANTASY For ADVANCE」と銘打たれた「FINAL FANTASY 携帯機完全移植計画」の第二弾で、新たなイベントやジョブ、ダンジョン等を追加。 ファイナルファンタジーVI(SFC・1994年4月2日、PS、VC(Wii・Wii U・New3DS)、GA(PS3・PSP・Vita)、iOS、Android) 前作までのファンタジーな世界観から一変し、近代的な機械文明を取り入れたものになっている。クリスタルが登場しなくなった最初の作品であり、シリーズ最後のSFC用タイトルでもある。 北米ではSNES版が『Final Fantasy III』として発売されていたが、後の移植版では日本と同じ『VI』に統一された。ファイナルファンタジーVI アドバンス(GBA・2006年11月30日、VC(Wii U)) SFC版『FFVI』のGBA版。「Finest FANTASY For ADVANCE」と銘打たれた「FINAL FANTASY 携帯機完全移植計画」の第三弾で、新たなイベントや魔石、ダンジョン等を追加。 ファイナルファンタジーコレクション(PS・1999年3月11日) PS版『FFIV』『FFV』『FFVI』の同梱パッケージ。 ファイナルファンタジーVII(PS・1997年1月31日) シリーズ初のPS用新作タイトル。グラフィックはこれまでの2Dドット絵ではなく3Dポリゴンを使用したものとなり、プリレンダリングによるCGムービーも使用されている。また、キャラクターデザインが野村哲也に変更された。 Win版は英語版のみが発売された。日本でも発売されたがメッセージなどは英語のまま。ファイナルファンタジーVII インターナショナル(PS・1997年10月2日、GA(PS3・PSP・Vita)Win、PS4、Xbox One、Switch、iOS、Android) 北米版をベースにバランス調整を行い、新イベントを追加したもの。メッセージなどは日本語になっている。 ファイナルファンタジーVII リメイク(PS4・2020年4月10日) 上記のリメイク作品。 派生作品は#コンピレーション・オブ・ファイナルファンタジーVIIの節を参照。 ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード(PS5・2021年6月10日) 上記リメイクの移植版。 ファイナルファンタジーVII リバース(PS5・未定) 上記リメイクの続編。 ファイナルファンタジーVIII (PS・1999年2月11日、Win、GA(PS3・PSP・Vita)) 『FFVII』に続き、野村哲也がキャラクターデザインを務めた。グラフィックがより緻密になり、世界観も現代的になった。 魔法を装備する、「ドロー」の概念、敵の強さがプレイヤーキャラのレベルで変化する、など斬新な要素が多く盛り込まれた。また、カードゲームが新しく導入された。ファイナルファンタジーVIII リマスタード(PS4、Xbox One、Switch・2019年9月3日) 上記のリマスター版。様々な要素が追加されている。 ファイナルファンタジーIX(PS・2000年7月7日、Win、GA(PS3・PSP・Vita)、PS4、Xbox One、Switch、iOS、Android) 「原点回帰」がテーマとなり、クリスタルが再びキーアイテムとして登場。またデフォルメ頭身の復活が行われた。PlayStation 2並みの品質を誇るグラフィックが特徴。 武器・防具などからアビリティを習得する「アビリティ抽出システム」が採用された。古典的ファンタジーを想起させる牧歌的な雰囲気、人間ではないプレイヤーキャラが多いなど独自の世界観を持つ。シリーズ最後のPS用タイトル。 ファイナルファンタジーX(PS2・2001年7月19日) シリーズ初のPS2用タイトル。初めてキャラクターボイスが採用された。ファイナルファンタジーX インターナショナル(PS2・2002年1月31日) 北米版をベースにバランス調整、新イベントを追加したもの。英語ボイス・日本語字幕となり、以降のインターナショナル版もこの仕様が標準となる。同梱されたDVD『THE OTHER SIDE OF FINAL FANTASY 2』にはエンディング後のシナリオ「永遠のナギ節」が収録されている。 ファイナルファンタジーX-2(PS2・2003年3月13日) 『FFX』の直接の続編。コンピュータゲームのFFシリーズとしては、舞台設定を直接引き継いだ初の続編タイトルとなった。ファイナルファンタジーX-2 インターナショナル+ラストミッション(PS2・2004年2月19日) 北米版をベースにバランス調整を行い、新イベントを追加したもの。さらに、ゲームシステムを一新した追加シナリオ「ラストミッション」が収録されている。 ファイナルファンタジーX / X-2 HDリマスター(PS3、Vita・2013年12月26日、PS4、Switch、Xbox One) PS Vita版は個々に発売され、PS Vita版以外はXとX-2をセットで収録、販売される。インターナショナル版がベースだがボイスは日本語が収録される。 ファイナルファンタジーXI(PS2・2002年5月16日、Win、Xbox360) シリーズ初のオンライン専用ソフト。MMORPGとなっている。拡張データディスク第1弾「ジラートの幻影」 拡張データディスク第2弾「プロマシアの呪縛」 拡張データディスク第3弾「アトルガンの秘宝」 拡張データディスク第4弾「アルタナの神兵」 拡張データディスク第5弾「アドゥリンの魔境」 追加シナリオ第1弾「石の見る夢」 追加シナリオ第2弾「戦慄!モグ祭りの夜」 追加シナリオ第3弾「シャントット帝国の陰謀」 拡張コンテンツ第1弾「禁断の地アビセア」 拡張コンテンツ第2弾「アビセアの死闘」 拡張コンテンツ第3弾「アビセアの覇者」 ファイナルファンタジーグランドマスターズ(iOS、Android・2015年10月1日) 『XI』と世界観を共有するスマートフォン用オンラインRPG。2019年4月25日サービス終了。 ファイナルファンタジーXII(PS2・2006年3月16日) 前作『FFXI』の流れを汲み、フィールドと戦闘が一体化したシームレスバトルを採用している。シリーズ最後のPS2用タイトル。ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム(PS2・2007年8月9日) 北米版をベースにしつつ、新要素として「ゾディアックジョブシステム」などを搭載し、バランス調整や新イベントを追加したもの。このため、従来の北米版とは大きく仕様が異なる。 ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ(PS4・2017年7月13日、Switch、Xbox One) 『FFXII ゾディアックジョブシステム』をベースに、システムの改良や高解像度化を施したもの。 ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング(DS・2007年4月26日) 『ファイナルファンタジーXII』の派生作品であると同時に、開発プロジェクト「イヴァリースアライアンス」にも含まれる。 ファイナルファンタジーXIII(PS3・2009年12月17日、Xbox360、Win、iOS、Android、G-cluster、ひかりTVゲーム) FFシリーズ初のPS3用タイトル。Xbox360版の無印は北米・欧州でのみ発売。ファイナルファンタジーXIII アルティメット ヒッツ インターナショナル(Xbox360・2010年12月16日) 北米Xbox360版をベースにバランス調整を行い、「イージーモード」などを追加したもの。廉価版「アルティメットヒッツ」として登場。 ファイナルファンタジーXIII-2(PS3、Xbox360・2011年12月15日、Win、iOS、Android、G-cluster、ひかりTVゲーム) 『FFXIII』の続編。開発プロジェクト「ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジー」にも含まれる。 ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII(PS3、Xbox360・2013年11月21日、Win、iOS、Android、G-cluster、ひかりTVゲーム) 『FFXIII-2』の直接の続編。同プロジェクトの作品は#ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジーの節を参照。なお、これらの作品も外伝のような位置づけではない。 ファイナルファンタジーXIV(Win・2010年9月30日) オンライン専用ソフトとしてはシリーズ2作目。『FFXI』同様、MMORPGとなっている。Windows版は2010年9月22日に先行してログイン可能な特別版「コレクターズエディション」が発売され、同月30日に正式サービス開始と共に「初回限定版」が発売となり、シリーズで初めてWindows版が初出となる。旧版は2012年11月11日にサービスを終了した。ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア(Win、PS3・2013年8月27日、PS4・2014年4月14日) 開発と運営をめぐる様々な混乱を経て、大幅に作り直された「新生エオルゼア」のβテストが2013年に開始。同年8月27日に正式版のWindows版・PS3版が同時発売された。その後、PS4向けにも提供された。拡張データディスク第一弾「蒼天のイシュガルド」 拡張データディスク第二弾「紅蓮の解放者」 拡張データディスク第三弾「漆黒の反逆者」 拡張データディスク第四弾「暁月の終焉」 ファイナルファンタジーXV(PS4、Xbox One・2016年11月29日) 『FFXIII』と対をなすもうひとつの作品『ファイナルファンタジーヴェルサスXIII』として2006年に発表されたが、長い沈黙期間の後、「Electronic Entertainment Expo 2013」にて新たなナンバリングタイトル『XV』に改題、PS4とXbox Oneにプラットフォームを移すことが発表された。ファイナルファンタジーXV ロイヤルエディション(PS4、Xbox One・2018年3月6日) 『FFXV』にFFXVロイヤルパック等を加えた完全版。 ファイナルファンタジーXV:新たなる王国(iOS、Android・2017年6月29日) ファイナルファンタジーXV ポケットエディション(iOS、Android・2018年2月9日) ファイナルファンタジーXV ポケットエディション HD(PS4、Xbox One・2018年9月7日、Switch) ファイナルファンタジーXVI(PS5・2023年夏予定) 2020年9月17日に開催された「PlayStation 5 Showcase」内で発表。本作は『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサー/ディレクターである吉田直樹がプロデューサーを務める。過去に吉田が「ファンタジー直球の「FF」がみたい」とインタビューで語っていたことから、本作は「原点回帰」を思わせる作風となっている。
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