スカイ・クロラシリーズ
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スカイ・クロラシリーズ(Sky Crawlers series)は、森博嗣の小説『スカイ・クロラ』を含む、長編5作・短編集1作からなる小説シリーズである。
- 1 スカイ・クロラシリーズとは
- 2 スカイ・クロラシリーズの概要
スカイ・クロラ
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「スカイ・クロラシリーズ」の記事における「スカイ・クロラ」の解説
函南 優一(カンナミ・ユーイチ) 本作の語り部であるエースパイロット。一人称は『僕』。 欠員した栗田 仁郎(クリタ・ジンロウ)の補充要員として転属してきた。 原作では無駄弾を撃たないという現実的なポリシーを持つ一方、ドッグファイト時の決め手として、ストールターンを好んで使うなど両極端な戦闘スタイルのようである。 映画版では転属以前の記憶がほとんど無いが、原作では転属前の任務内容や仲間など、断片的な記憶が残っている。 草薙 水素(クサナギ・スイト) かつてエースパイロットとして高名だった基地の女性指揮官。一人称は『私』だが過去編だけは『僕』。 ノベルスのイラストではベリーショートであるが、映画版ではおかっぱ頭に変更されている。 彼女の迎える結末は原作と映画版で大きく異なる。 土岐野 尚史(トキノ・ナホフミ) 優一の同僚のパイロット。同室で寝泊まりしている。人当たりがよく女好き。 湯田川 亜伊豆(ユダガワ・アイズ) 優一の同僚のパイロット。髪の毛が真っ白で、小さなレンズの眼鏡をかけている。 映画版では読み終わった新聞を丁寧に折り畳む癖がある。 篠田 虚雪(シノダ・ウロユキ) 優一の同僚のパイロット。基地にいる4人のパイロットの内、最古参。口数は少なく暗い風貌、いつも長袖の黒服を着ている。 笹倉 永久(ササクラ・トワ) 腕の良い整備士。機体整備の他、原作では過給器の自作も行っている。草薙水素と古くから交友がある。 原作では草薙と同年輩の男性だったが、映画では中年の女性に変更されている。 フーコ 町の郊外にある娼館でパイロット達の相手をする娼婦。 ピンク色(映画版では紺色)の短髪で胸にフクロウの入れ墨がある。ハスキィな声が特徴。 クスミ フーコと同じ娼館で働く女性。土岐野の馴染み。 草薙 瑞季(クサナギ・ミズキ) 水素の妹。パイロット達の間では『水素の子供』ではないかと噂されている。 三ツ矢 碧(ミツヤ・ミドリ) 水素の部隊が移動した基地にいる女性のエースパイロット。 キルドレであることについて悩み、文献を読んで調査をしている。 山極 麦朗(ヤマギワ・ムギロウ) 水素の部隊が移動した先の基地の男性司令官。 鯉目兄弟 新技(アラギ)と彩雅(サイガ)。どちらが兄かは不明。 本田(ホンダ) 海沿いにある観測所の所員。草薙とは面識があり、基地へ向かう爆撃機を見逃した事で抗議に来た草薙を制止しようとする。
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