サン‐アントニオ【San Antonio】
【サン・アントニオ】(さん・あんとにお)
LPD-17 USS San Antonio
アメリカ海軍の最新型ドック型輸送揚陸艦。
従来のドック型揚陸艦の機能に加え、大型化により積載量を増加させ、貨物揚陸艦や戦車揚陸艦の機能も併せ持っている。
艦上構造物はステルス性を考慮しており、マストについては周囲が八角柱に近い構造のパネルにより覆われた先進型閉囲マスト/センサーとなっている。
このマストは外部からのレーダー波を反射し、自艦の電波は透過するようになっている。
艦後部にウェルドックおよびヘリコプター甲板を持ち、ウェルドックにはLCAC 2隻またはLCU 1隻を収容することができ、ヘリコプター甲板および格納庫はMV-22Bにも対応している。
現在までに9隻が就役・建造中で、さらに3隻が構想中である。
スペックデータ
排水量 (基準/満載) | N/A /25.300t |
全長 | 208.5m |
全幅 | 31.9m |
吃水 | 7.0m |
機関 | コルト=ピルスティク社製 ターボチャージド・ディーゼルエンジン(41,600hp)×4基2軸推進 |
最大速力 | 22ノット |
乗員 | 361人(他に海兵隊約720人) |
兵装 | Mk46 30mm機関砲×2基 Mk26 12.7mm機銃×2基 Mk49 21連装近SAM発射機×2基 Mk41VLS×16セル1基(装備予定、ESSMを装備) |
C4Iシステム | USQ-119C(V)7 GCCS-M KSQ-1 AADS SSDS Mk.2 |
レーダー | SPS-48 3次元対空レーダー AN/SPQ-9B 低空防空レーダー |
電子 ・対抗手段 | AN/SLQ-32(V)2統合電子戦装置 Mk 53 Nulka 囮展開装置 Mk 36 SRBOC チャフ・フレア発射機 |
搭載能力 | CH-46×4機またはMV-22×2機 LCAC-1×2隻またはLCU×1隻 AAV7水陸両用装甲車×14両 |
同型艦
艦番号 | 艦名 | 主造船所 | 起工 | 進水 | 就役 | 退役 |
LPD-17 | サン・アントニオ (USS San Antonio) | ノースロップ・グラマン (エイボンデール造船所) | 2000.12.9 | 2003.7.12 | 2006.1.14 | |
LPD-18 | ニューオリンズ (USS New Orleans) | ノースロップ・グラマン (エイボンデール造船所) | 2002.10.14 | 2004.12.11 | 2007.3.10 | |
LPD-19 | メサ・ヴェルデ (USS Mesa Verde) | ノースロップ・グラマン (インガルズ造船所) | 2003.2.25 | 2004.11.19 | 2007.12.15 | |
LPD-20 | グリーン・ベイ (USS Green Bay) | ノースロップ・グラマン (エイボンデール造船所) | 2003.8.10 | 2006.7.15 | 2009.1.24 | |
LPD-21 | ニューヨーク (USS New York) | ノースロップ・グラマン (エイボンデール造船所) | 2004.9.10 | 2007.12.30 | 2009.11.7 | |
LPD-22 | サンディエゴ (USS San Diego) | ノースロップ・グラマン (インガルズ造船所) | 2007.5.27 | 2010.5.7 | 2012.1月予定 | |
LPD-23 | アンカレッジ (USS Anchorage) | ノースロップ・グラマン (エイボンデール造船所) | 2007.9.24 | 2011.2.12 | 2012年予定 | |
LPD-24 | アーリントン (USS Arlington) | ノースロップ・グラマン (インガルズ造船所) | 2008.12.18 | 2010.11.23 | 2012年予定 | |
LPD-25 | サマセット (USS Somerset) | ノースロップ・グラマン (エイボンデール造船所) | 2009.12.11 | 2010. | - | |
LPD-26 | ジョン.P.マーサー (USS John.P.Murtha) | ノースロップ・グラマン (インガルズ造船所) | - | - | - | |
LPD-27 (計画中) | - | - | - | - | - | |
LPD-28 (計画中) | - | - | - | - | - |
サンアントニオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 22:08 UTC 版)
サンアントニオ(英語: San Antonio)は、アメリカ合衆国のテキサス州にある都市。同国南部有数の大都市。テキサス州西部の商業・金融・工業の中心地で、食品業・航空機・建築材など多種多様な工業が発展している。また、市の内外に空軍基地があり、軍事都市としての一面も持つ。一方で西部開拓時代の雰囲気をも色濃く残し、テキサス独立戦争の戦跡であるアラモ砦や近年特に人気が高いリバー・ウォークなどがあり、年間1000万人以上が訪れる全米有数の観光都市としても発展している。ヒスパニック系の人口が多いために、スペイン語が街の案内板・広告など至る所で使われていて、スペイン語話者も多い。
- ^ [1]
- ^ “NowData - NOAA Online Weather Data”. National Oceanic and Atmospheric Administration. 2011年12月23日閲覧。
- ^ “Station Name: TX SAN ANTONIO INTL AP”. National Oceanic & Atmospheric Administration. 2014年3月27日閲覧。
- ^ “WMO Climate Normals for SAN ANTONIO/INTL, TX 1961–1990”. National Oceanic and Atmospheric Administration. 2014年3月10日閲覧。
- ^ “Average Weather for San Antonio, TX - Temperature and Precipitation”. The Weather Channel. 2010年4月20日閲覧。
- 1 サンアントニオとは
- 2 サンアントニオの概要
- 3 歴史
- 4 交通
- 5 観光
- 6 関連項目
サンアントニオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 01:58 UTC 版)
「テキサス大学システム」の記事における「サンアントニオ」の解説
2010年にテキサス大学システムによりサンアントニオ校とサンアントニオ健康科学センターの統合についての検討が行われた。最終的には合併による文化の異なる機関を統合するコストや管理上の課題から見送られた。その後も2016年に地元紙が統合を推進する記事を上げるなど議論がある。
※この「サンアントニオ」の解説は、「テキサス大学システム」の解説の一部です。
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「サンアントニオ」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
100万都市 | カントー カローカン ウファ アレクサンドリア サンアントニオ |
テキサス州の都市 | ヒューストン オースティン プラーノ DISH サンアントニオ |
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