ウルトラマンの敵対者とは? わかりやすく解説

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ウルトラマンの敵対者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:22 UTC 版)

ウルトラマンR/B」の記事における「ウルトラマンの敵対者」の解説

愛染 マコトあいぜん マコト) / 憑依生命体 チェレーザ 第1話から第16話登場。名前の漢字表記は誠。「愛と善意伝道師」を自称する、アイゼンテック社の社長研究責任者で、33歳AB型。白いスーツ自信満ち溢れた雰囲気、独特の格言特徴研究者としても経営者としても非凡な才覚をもち、綾香市のセレブとして街のあらゆる人々認知されている。市民社内他の研究員とも気さくに接するなど人格面でも優れ社内外から信頼寄せられている。 その正体は、15年前にウルトラマンの力を求めて地球来訪したガス状の精神寄生体幼少期ウルトラマンオーブ助けられたことでウルトラマン憧れ、光の力を我が物とするために愛染憑依しクリスタル収集している。愛染はチェレーザによって本来の人格封じられている。ウルトラマン在り方並々ならぬ拘り持ち、偶然力を手に入れた兄弟ウルトラマン相応しくない怪獣差し向ける拉致した複数市民怪獣クリスタルによって、オーブダークへの変身能力得てからは湊兄弟に取って代わってヒーローになろうと画策自分のためだけに戦う姿勢逆に兄弟から非難され2度目戦いで敗北し一度オーブリングNEO取り上げられてオーブダークへの変身能力失ったが、ホロボロスに敗北した兄弟からオーブリングNEO奪い返し、再びオーブダークに変身。ホロボロスを撃破し市民人気集め、さらに召喚したベゼルブを自ら倒してさらなる人気得ようとするも、ロッソブルによって阻止される直後サキ召喚したホロボロスに挑んで敗北しオーブリングNEOアサヒの手に渡る。その後サキ接触し、彼女か貸し与えられジャイロでグルジオキングに変身してロッソブル一度勝利するが、再戦時に兄弟変身したルーブ敗北満身創痍でアイゼンテック本社に戻るが、そこをサキによって愛染身体から分離させられ本体換気システム吸収される自我取り戻した本来の愛染はアイゼンテック社長辞任実質的に美剣によって解任された)し、自転車世界一周の旅に出る。メイン監督武居は、愛染キャラクターについて80年代男性アイドルイメージした述べている。演じ深水元基起用武居提案よる。キャラ作りも『オーブ』のジャグラー同様、ある程度深水演技委ねているという。また、シリーズ構成中野定番ボスキャラ像の逆を意図している。円谷プロプロデューサーの鶴田幸伸は、愛染悪意はないたウルトラマン絡ませるのが難しかったことを反省点として挙げている。敵が前半後半変えるということは当初から意図していたものではあるが、前半の展開で存在感のあった愛染が突然いなくなるのは残念に思う人もいるため、不自然さ払拭するために取りついていた悪いものがいなくなったということとなった格言したためる際に必ず筆を持った腕を上げてから書くというのは、田原俊彦サインを書く際の癖を元にしている。 美剣 サキ(みつるぎ サキ) / グリージョ 第11話から第24話登場蒼い瞳を持つ、見た目アサヒ同年代少女。名前はアサヒとの初対面時に初め名乗ったもので、それ以降そのまま使用している。名前の漢字表記は沙姫。アサヒは「ツルちゃん」と呼んでおり、当初はそう呼ばれるのを嫌がっていた。地球の歴史上の偉人たちが残した格言を、「古き友は言った」から言い始め引用する基本的に無表情感情を表に出すことは少なく発言も非常に高飛車高圧的だが、アサヒペース巻き込まれて普通の女子高生らしい振る舞いをすることもある。 基本的に上半身アンダー黄色い以外は黒づくめの服を着ているが、本人無自覚のうちにコスプレのようなことを何度かしている(看護師ブレザー女子高制服ハロウィン衣装セーラー服など)。強烈なショック波を手から撃ち出したり、超能力駆使する。 その正体は約1300年前に地球守ろうとした先代ロッソブルの妹で、兄たち果たせなかったルーゴサイトへの復讐のために一人で敵に立ち向かおうとしている。 複数クリスタル専用ジャイロ所有し、ホロボロスの召喚皮切りに行動開始愛染をグルジオキングとして暴走させた後、愛染憑依していたチェレーザを排除してアイゼンテックの新社長になるなどウルトラマンたちと敵対するが、その一方でアサヒを介してクリスタルカツミイサミ渡したり、キングジョー中に閉じ込められアサヒカツミイサミ協力得て身体張って助けるなど、ウルトラマン味方になることもしており、特にアサヒには自分と同じ「ウルトラマンの妹」ということ関わることが多く自分気持ち変わっていったようで、第23話アサヒ別れ告げた後には涙を流すなど、最初頑なな性格変化していった。 第24話でルーゴサイトの攻撃まともに受け、その際致命傷負ってしまい、アサヒの腕の中で自分ジャイロ託して心の底から微笑浮かべながら兄たち同じよう星屑になって昇天した(「笑う」と言うけならば地球爆破宣言をした時にもしているが、こちらはアサヒから「笑って可愛く言えば、大抵のことは通る」と言われたのを真に受けて演技」として行なっている)。グルジオボーンらの冠する「グルジオ(GRIGIO)」は「グリージョ」を読み替えたものである企画当初登場予定されていたミオ敵役ではなくなったため、それに代わる存在として追加された。女性の敵役は企画通りづらいが、本作品では前作前々作との差別化として認められた。一時期アサヒ登場させずサキ湊家に妹として迎え入れられるという展開も検討されており、先代ウルトラマンの妹という設定はこの案の名残である。最終話結末でもアサヒ消滅してサキ代わりに妹になるという案も存在した当初の脚本では過激なキャラクターとして描かれていたが、愛染コミカルな路線であったことや絡みの多いアサヒとの対比から寡黙なキャラクター改められた。口癖などは愛染重複する思われたため、格言を言うこととなったが、普通の格言では面白くないことから、オスカー・ワイルドなど聞いていて少し嫌な気持ちになるような格言選ばれた。 小説蒼い瞳の少女灰色名乗ったによればグリージョら3兄妹惑星サンジャ戦災孤児で、育ての親であるバクバーバによって宇宙ギャングの裏仕事請け負う配下として育てられた。 ダーリン アイゼンテックの秘書AI若い女性の声を発する。名称はDigital Response Language Networkの略(D.R.L.N.)である。本社システム管理の他、ドローン操作して怪獣クリスタル回収担当する愛染の僕としてその計画補佐していたが、サキ登場後はあっさりと彼女の指示に従うようになる。ただし、愛染サキに完全に従順なではなく反発することもある。

※この「ウルトラマンの敵対者」の解説は、「ウルトラマンR/B」の解説の一部です。
「ウルトラマンの敵対者」を含む「ウルトラマンR/B」の記事については、「ウルトラマンR/B」の概要を参照ください。

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