アンリ・ファルマン複葉機とは? わかりやすく解説

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ファルマン III

(アンリ・ファルマン複葉機 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 13:14 UTC 版)

1909年式ファルマンIII(ルイ・ポーランによる離陸 1910年 ロサンゼルス国際飛行競技会にて)


  1. ^ a b 彼ら三兄弟はパリ在住のイギリス人の両親の間に生まれ、後にフランス人に帰化したため今日でも両方の綴り・発音が使用される。どちらか一方が正式ということはない。→ en:Talk:Henry Farman参照
  2. ^ John Moore-Brabazon, → Arthur Edward George, → Cecil Grace を参照
  3. ^ 厳密には、1908年に次兄ヘンリーがChalons-sur-Marne近くのBouyに、末弟モーリスがBucにと当初は別々に工房を持ち、のち1912年になってブローニュ=ビヤンクールのrue de Silly通りにて一社に合弁し社名も改めた。また同社の経営者・技術者として長兄のディック・ファルマン(Richard 'Dick' Farman)が参加している。
  4. ^ このスタイルはのちに「ファルマン型」とも呼ばれ、初期の複葉機デザインの手本になった。
  5. ^ 厳密には当時は、ニトロセルロースドープ塗料硝酸系羽布塗料)が使用されていた。 - 出典: わが国の航空機用塗料史 木村哲史(著)・渡邊諒一(監修)
  6. ^ 出典: The Illustrated Encyclopedia of Aircraft (Part Work 1982-1985). Orbis Publishing p.1734
  7. ^ 3人乗り飛行の写真(当時のFlight誌掲載) 2010年12月閲覧
  8. ^ a b 出典:写真集『雄飛-空の幕あけ所沢-』P.33
  9. ^ en:1911 in aviation#Octoberまたは1911年の航空を参照。
  10. ^ 旧い資料では Farman のカタカナ表記を「フルマン」としているものもある。"複葉機"という語彙も後のもので、当時は「二層式」とも訳された。
  11. ^ a b 欧州出張部分の詳細な日付・数値などは #参考資料『初飛行』および『空の先駆者 徳川好敏』に詳しい。
  12. ^ a b c Henry Serrano Villard (2002-12-11). Contact! The Story of the Early Aviators (illustrated edition版 ed.). Dover Publications. pp. p.121. ISBN 978-0486423272 
  13. ^ 当時の文書(三井物産業務日報)に記録あり。
  14. ^ ブレリオ機(Blériot XI-2 bis côté-à-côté)の購入価格は15,602円。
  15. ^ 当時の文書(申請書)「代々木練兵場使用ノ件」が現存している。
  16. ^ a b "初飛行"部分の詳細な経緯、日付・数値などは #参考資料『初飛行』、『空の先駆者 徳川好敏』および『日野熊蔵伝』に詳しい。
  17. ^ 木村秀政『飛行機の本』、新潮社、昭和37年
  18. ^ 奥田鑛一郎『空の先駆者 徳川好敏』芙蓉書房出版、1986年。ISBN 978-4829500736 
  19. ^ 所沢市ホームページ (2008年12月1日). “飛行機と所沢”. 2010年12月19日閲覧。
  20. ^ これ以前の"飛行"はすべて錬兵場・飛行場の範囲内で滑走・離陸-周回して着陸するという繰り返しだったため。
  21. ^ 民間機では、奈良原式2号機がこれより5ヶ月早い5月5日に同所沢飛行場で初飛行に成功している。
  22. ^ 財団法人日本航空協会(航空遺産継承基金 平成21年1月活動記録)2010年9月閲覧
  23. ^ この返還時の徳川元大尉の様子は当時の新聞でも報道され写真に残っている。
  24. ^ この写真は翌1961年(昭和36年)の夏休みのことと推定されている。写真掲載サイト 2010年10月閲覧
  25. ^ 旧修武台記念館について(公式サイト)2010年9月閲覧
  26. ^ これは応急的に奈良原三次が提供したプロペラである。本来のファルマンIII 純正のプロペラとは異なる(ノート)。
  27. ^ 航空科学博物館「日本で最初に飛んだ飛行機」 写真掲載サイト 2010年9月閲覧
  28. ^ 製作者ホームーページより 2010年9月閲覧
  29. ^ 白根記念渋谷区郷土博物館・文学館渋谷区公式サイト・写真掲載サイト[1]2010年10月閲覧
  30. ^ 日本郵便公式ページ内「航空100年記念」2010年9月21日閲覧
  31. ^ これらのモニュメントは所沢ロータリークラブによる制作物。ちなみに所沢ミューズ前(交差点側)にも彫刻作品があり、また所沢駅西口ロータリー内・航空公園駅東口YS-11機付近にも同案内板型のモニュメントが設置されているが、これらは機体に流線型の特徴がみられるためファルマン号ではなく、国産の会式一号機
  32. ^ 空と宇宙展-飛べ!100年の夢」公式サイト内(みどころ)より 2010年10月閲覧。





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