つち【土/▽地】
読み方:つち
1 岩石が分解して粗い粉末になったもの。土壌。「花壇の—を入れ替える」
「空から—へひと息にポーンと降り立つ雨の脚」〈柳虹・雨の脚〉
4 鳥の子紙の一。紙の原料となる植物繊維に泥土をまぜて製した下等な和紙。
5 (「犯土」「槌」「椎」とも書く)陰陽道(おんようどう)で、土公神(どくじん)のいる方角を犯して工事などをすることを忌むこと。また、その期間。暦の庚午から甲申までの15日間をいう。つちび。
7 地下(じげ)のこと。
「—の帯刀(たちはき)の、歳二十ばかり、長(たけ)は一寸ばかりなり」〈落窪・一〉
[下接語] 赤土・荒(あら)土・合わせ土・上(うわ)土・置き土・鹿沼(かぬま)土・壁土・黒土・肥え土・白(しら)土・底土・叩(たた)き土・作り土・床(とこ)土・苦(にが)土・粘(ねば)土・練り土・埴(はに)土・粘(へな)土・惚(ほ)け土・真(ま)土・盛り土・焼き土・焼け土・痩(や)せ土・用心土
つち【土】
読み方:つち
長塚節(ながつかたかし)の小説。明治43年(1910)発表。作者の郷里鬼怒川のほとりの農村を舞台に、貧農一家の生活を写生文体で精細に描く。昭和14年(1939)、内田吐夢監督により映画化。出演、小杉勇、風見章子ほか。第16回キネマ旬報ベストテンの日本映画ベストワン作品。
つち【×槌/×鎚/▽椎】
土
土
名字 | 読み方 |
土 | つち |
土
姓 | 読み方 |
---|---|
土 | つち |
つち
つち
出典:『Wiktionary』 (2021/10/10 13:36 UTC 版)
名詞1
発音
翻訳
- アルメニア語: հող (hoġ)
- イタリア語: suolo (it) 男性
- インドネシア語: tanah (id)
- 英語: soil (en)
- オランダ語: grond (nl) 男性
- カタルーニャ語: sòl (ca) 男性
- クルド語: خاک (ku) (xak)
- スウェーデン語: jord (sv) 通性
- スペイン語: suelo (es) 男性
- チェコ語: půda (cs) 女性
- 中国語: 泥土 (nítǔ)
- デンマーク語: jord (da) 通性
- ドイツ語: Boden (de) 男性
- ハンガリー語: föld (hu), talaj (hu)
- フィンランド語: multa (fi)
- フランス語: sol (fr) 男性
- ポルトガル語: solo (pt) 男性
- マラヤーラム語: മണ്ണ് (maNNu)
- ロシア語: земля (ru) (z'eml'á) 女性, почва (ru) (póčva) 女性
名詞2
発音
名詞:土
発音
二拍名詞三類(?)
名詞:槌
つち【槌】
発音
二拍名詞四類(?)
土
地
坤
埁
塿
墋
壌
壤
椎
槌
汢
鎚
「つち」の例文・使い方・用例・文例
- このボシング用のつちは軽量プラスチックでできている。
- 私たちは家具を二つちょうど購入したところだ。
- 職員の任免黜陟{ちゅつちょく}
- 車いすランナーの土(つち)田(だ)和(わ)歌(か)子(こ)選手(29)は,長野冬季パラリンピックで金メダルと銀メダル,シドニーパラリンピックで銅メダルを獲得した。
- 鎚(つち)の跡を残さず鉄を打てるようになるまで,来る日も来る日も鉄を打ち続けました。
- また,若いサラリーマンの土(つち)谷(や)(佐藤隆(りゅう)太(た))は行方不明の恋人,キラリ(桐(きり)谷(たに)美(み)玲(れい))に何があったのか知りたがっている。
- 12月,岩手県大(おお)槌(つち)湾(わん)にある蓬(ほう)莱(らい)島(じま)に新しい灯台が完成した。
- 11月7日に本格生産開始の記念式典でホンダの伊(い)東(とう)孝(たか)紳(のぶ)社長は,「この工場で培(つちか)った技術とノウハウはメキシコや中国の新工場に展開していく。」と述べた。
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