『エンドワールド』の登場人物
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「ソードアート・オンラインのコンピュータゲーム作品」の記事における「『エンドワールド』の登場人物」の解説
主人公 本作の主人公。男女選択制。ゲーム初心者だが、生き延びるためにはじまりの街を出立する。 当初の戦闘技術は第1層のイノシシ型エネミーに苦戦するほど未熟で、苦戦していたところをエリスに助けられ行動を共にするようになる。 ノエルを加えた3人で行動していた際、第1層には現れないはずのデュラハンに襲われて全滅しかけた所をキリトに助けられて攻略組に参加するようになる。その後は戦いの中で着実に力をつけていき、ヒースクリフからキリトと並び立つ「最強の双刃」と称されるまでに成長した。 100層の決戦ではヒロインたちと共にリリエラとの因縁に決着を付け、彼女から託された破壊の剣「エンドカオス・オーレオール」を手にキリトを援護。しかし力及ばず、最後は他のプレイヤーとともにキリトとヒースクリフの1対1の決闘を見守ることとなった。クリア後、夕焼けの空でキリト一行や仲間たちとともにアインクラッドの崩壊を見届けた。 困っているプレイヤーに助力していった結果次々と仲間が増え、90層前後には攻略組でもかなり有名なプレイヤーとなる。ヒロイン達からは好意を向けられているが、鈍感。 初期ビジュアルは男性主人公は小顔で中性的な顔で、ダークブラウンのショートヘアに同色の瞳。女性主人公は肩にかかるカデットブルーのセミロングにライトグリーンの瞳。 好きなカラーはイエロー(男)、ピンク(女)。 SAOから生還してから約4ヶ月後、リアルにてエリス及びノエルと再会。SAOEWの噂を調べるために3人でEWにログインする。リアルでは年齢も学生であるかも不明。少なくともキリトやアスナ、ノエルと同じ政府指定の学校には通ってはいない。 エリス “自称”ナビゲーターの女性片手剣士。第1層で苦戦する主人公を助け、以降は彼(彼女)に同行する。オレンジのポニーテール。 第1層では異常な強さを持つデュラハンに遅れを取り主人公とともにキリトに救われるものの、主人公パーティー内ではかなりの実力者。ゲーム歴は長く、他のMMORPGの経験もあり早々にSAOに順応した。新メンバーへの指南・特訓は主に彼女の役目。 元厨二病患者で、かつては「灼熱の旋風」を自称していた。その黒歴史を知る雑貨屋のリーナには頭が上がらない。 自身が受けたクエストが元でリリエラとの戦いが始まり、少なからず責任を感じていた。第100層決戦では主人公と共にリリエラへの最後の連携攻撃を行う。クリア後、他の仲間達とともに夕焼けの中でアインクラッドの崩壊を見届ける。 リアルでの外見はSAOと同じで、瞳は黄色。 再会後にノエルにかつての仲間たちの様子を確認していることから、主人公同様に政府指定の学校の生徒ではないと思われる。 ノエル イタズラ好きな女性ハルバート使い。水色ポニーテール。第1層で主人公とエリスが会話している最中に二人を脅かしたことが縁で知り合う。 背が高く年長者に見えるが、実際は十代。ポニーテールは姿を見掛け憧れていたエリスの真似であり、上記のイタズラも一緒に冒険をするきっかけを求めてであった。 VRMMORPGはSAOが初めてで戦闘面には不安があったが、エリスの特訓によって攻略組として戦えるまでに成長する。 特に人型エネミーやPvP対策を重点的に教え込まれており、リリエラを相手にしてもソロで優位に立つことができた。 第100層決戦では主人公とともにリリエラに最後の連携攻撃を行う。クリア後、他の仲間達とともに夕焼けの中でアインクラッドの崩壊を見届けた。 リアルでの外見は黒髪で茶色の瞳。生還後は原作でも登場した政府指定学校に通い。キリトとアスナとも再会している。ALOもプレイしている。 アネット 声 - 佐藤奏美(コード・レジスタ) 腰ほどの銀髪と赤と黄のオッドアイを持つ女性細剣使い。髪には青いリボンをつけ、衣装も青と白が主体。お嬢様的な雰囲気の喋り方をする。朝に弱く夜になると強くなり好戦的になる体質。 当初は非常に内向的な性格で自分が不幸を呼び込んでいると思い、それを理由に後ろ向きな発言をしたり、自分が犠牲になればと暴走する面も見られた。 だが、主人公との出会いやノエル達の前向きな言動に少しづつ影響され、更に妹のルチアや幼馴染のシャサール、その他の幼いメンバーも参入して年上として彼女たちを守る立場となったことも後押しとなり徐々に考えを改めていった。 第100層決戦ではリリエラにトドメを刺されそうになるも主人公に救われ、彼(彼女)、ノエル、エリスとともにリリエラに最後の連携攻撃を行った。クリア後、他の仲間達とともに夕焼けの中でアインクラッドの崩壊を見届けた。 銀髪は地毛であり、リアルでも同じ銀色。生還後はノエルと同じく政府指定学校に通っている。 後に主人公たち3人に遅れてSAOEWにログインし、ルチア、エヴェイユ、エクレールの3名を連れて一行に復帰。最前線にいる銀髪美人として話題になるも、自身は悪目立ちしていると感じている。 本作のゲームオリジナルキャラクター人気投票第1位。 『コード・レジスタ』にも登場するが、そちらの時系列では本作主人公パーティーと出会わず、支えになる人物もいなかったため、性格は改善されず逆にかなり荒んでしまっている。 フォールン・リリエラ NPCの堕天使型モンスター。 灰色の肌にピンクの髪を持つオッドアイの女性。MHCPたち同様の高度なAIを持ち、主人公たちと会話することが可能。 エリスが受けたクエストがきっかけで、主人公パーティだけを層を跨いでつけ狙う。細剣での戦闘の他、スケルトンを召喚可能。正面戦闘だけでなく、知能を活かして主人公パーティのベティとルチアを罠に嵌めたこともある。 その正体はエンドワールドの時系列における第100層ボスモンスター。第100層フロアボス戦の際に茅場晶彦がログインできなかった場合にはリリエラが出現する事になっていた。99層攻略時、続く主街区防衛戦で形態を進化させ、キリト一行の戦術をも学習。最終的に真の姿である「リリエラ・ザ・ヘルブレイズ」と化し、戦闘中に金髪に緑と灰のオッドアイ、人間と同じ肌色に血盟騎士団カラーの鎧を纏った最終形態に変貌した。 MHCP達と同じく第1層からプレイヤーたちをモニターし続け、第90層攻略後にアインクラッド防衛の命令を受けて肉体を与えられた。だがユイやストレアと異なり、プレイヤーとの共存よりも、システム側でアインクラッドを守る事を選んだ。 激戦の末にエリス、ノエル、アネット、主人公の連携攻撃を受け敗北。主人公にこの“世界の守護者を破壊する”剣として自身のエンドカオス・オーレオールを託し、主人公への想いを告げて消滅した。そのままアインクラッドと共に消えゆくかに見えたが、エンドカオスのもつデータ保存機能(原作におけるユイの心同様のもの)によりデリートを免れる。 後にSAOEWの第一守護者攻略戦にて主人公がコンバートしたエンドカオス・オーレオールを取り出した際に彼(彼女)のナビゲーション・ピクシーとして復活。ナビゲーション・ピクシーであるものの戦闘能力を持ち、モンスター召喚能力は削除されたがSAO第100層ボス戦当時の圧倒的なスペックは健在である。 カーディナルから解放されたことで自身の意志で活動できるようになり、主人公を守るべく行動する。だが主人公を傷つけようとする者はパーティーのメンバーであろうと容赦しない危険な一面もある。SAO事件当時、主人公パーティーと本気で殺しあったこともあり、復活当初はリリエラを歓迎している者は少なかった。
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