血盟騎士団(Knights of the blood)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 07:15 UTC 版)
「ソードアート・オンラインの登場人物」の記事における「血盟騎士団(Knights of the blood)」の解説
SAOで最強といわれるギルド。略称はKoB。北米版での名称は「Knights of the Blood Oath」。赤と白を基調とした装いが特徴。第75層攻略時点での本部は第55層「グランザム」。30人ほどの少数精鋭の中規模ギルドで、元々は、ヒースクリフが1人ずつ声を掛ける形で結成された。結成時期は不明だが、2023年3月の第25層時点ではまだ新興ギルドとして扱われている。ギルドの運営や作戦指揮は主に副団長のアスナが務めており、団長のヒースクリフは戦闘外では静観していることが多い。ゲームクリア直前は「神聖剣」ヒースクリフを筆頭に「二刀流」キリト、「閃光」アスナといった当時最強格の3人を擁しており、他のメンバーも歴戦の勇士が名を連ねている。 ヒースクリフ 団長。神聖剣の使い手。片手剣に盾を装備し、段違いの防御力を有する。SAO事件の首謀者であり、ギルドを第90層以上の強力なモンスター群に対抗するための戦力とすることを目論んでいた。詳細は「#ヒースクリフ」を参照 アスナ 副団長。「攻略の鬼」と呼ばれ、剣技の特徴から「閃光」の異名を持ち、その美貌も含めてSAOプレイヤーの間で有名となる。詳細は「#アスナ」を参照 キリト ゲームクリア直前に、アスナを賭けたヒースクリフとのデュエルに負けたことでギルドに加入する。詳細は「#キリト」を参照 ゴドフリー(Godfree) 声 - 江原正士 ギルドのフォワード隊で指揮官を務める斧使い。第40層以前から所属しており、40層当時は両手剣を使用していた。キリトとクラディールの和解を図るために、戦闘訓練に趣くが、キリトに恨みを持つクラディールにより仕掛けられた麻痺毒で身動きができなくなったところを殺害された。 原作とアニメ版では若干人物描写が異なり、原作では悪名高いキリトをあまり良く思っていない。アニメ版では気さくで大らかな性格として描かれており、キリトにも始めからフランクに接する。 クラディール(Kuradeel) 声 - 遊佐浩二 アスナを護衛する任務を受けていたが、アスナに対して任務を越えた偏狭的な執着を見せる。アスナと仲良く話すキリトを敵視したり、度を過ぎた監視をするなどのストーカー気味な行動から、アスナ本人から任を解かれる。 殺人ギルド「ラフィン・コフィン」ともつながっており、キリトにデュエルを挑み敗北したことを根に持ち、ゴドフリーが企画した戦闘訓練中の事故に見せかけてキリトの殺害を謀る(その際、狂気じみた表情と本性を見せた)が、アスナの介入で失敗。自ら命乞いを装い油断したアスナに騙し討ちをするが、身を呈して庇ったキリトにより殺される。やむを得なかったとはいえ、キリトがSAOで殺害したプレイヤーの一人であり、キリトの心の傷となる。 ノーチラス(Nautilus) / 後沢鋭二(のちざわ えいじ) 声 - 井上芳雄 劇場版アニメ『オーディナル・スケール』、TV『アリシゼーション war of under world』に登場する。幼稚園の頃から想いを寄せていたユナをSAOに誘い、共にデスゲームに囚われる。 SAOではユナを現実世界へ帰すとの約束を胸に、第40層攻略当時にギルドの一軍へ昇りつめるが、恐怖に駆られると動けなくなるという「癖」がある。この「癖」は心因性のものではく仮想世界のシステム的な不適合性であることが発覚し、二軍への降格を言い渡される。第40層でプレイヤーがフィールドダンジョンの「閉じ込めトラップ」に嵌る事件に遭遇し、ユナと「風林火山」の2名、その他10名の救援隊を結成して現場へ急行するが、メンバーの経験不足によりトラップの二重ギミックを見抜けずに救援隊が二重遭難し、自身の「癖」により何も出来ずにユナを目の前で失ってしまう。その後、ギルドを脱退して最前線から姿を消し、攻略組への憎しみを募らせ、特に、「風林火山」に対してはその勇名が広まるにつれ、共に作戦に参加した2名のみならずメンバー全員へ逆恨みに近い憎悪に取り憑かれていく。 現実世界の生い立ちとオーディナル・スケール編については「#エイジ」を参照
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