ぜん‐さい【前菜】
オードブル
(前菜 から転送)
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オードブル(フランス語: Hors-d'œuvre 発音 オルドゥーヴル)とは、フルコースでスープの前に出される最初の料理を意味する。直訳するとフランス語で『番外の作品』即ち「メインではない料理」となる。食欲をそそることが目的であるため、量が少なく、塩分や酸味がやや強めのことが多い。
- ^ 『四季日本の料理 秋』講談社 ISBN 4-06-267453-X
- ^ 広辞苑第5版
- ^ a b c d 『四季日本の料理 春』講談社 ISBN 4-06-267451-3
- 1 オードブルとは
- 2 オードブルの概要
- 3 米国でのオードブル
- 4 関連項目
前菜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 02:35 UTC 版)
食事のこの部分は、gustatio またはpromulsis と呼ばれ、軽く食欲をそそる料理からなる。通常の飲み物は、ワインと蜂蜜を混ぜたmulsum である。卵(ほとんどのは鶏卵であるが、鴨やガチョウ、特別な場合クジャクの卵)が重要な役割を果たす。他の主な前菜はサラダと野菜である。大規模な祝宴では、複数の前菜が次々と出される。 通常のサラダと野菜は次の通りである: ソラマメ、ヒヨコマメ、エンドウ、およびルピナスといったpuls、これらは農民、鍛冶屋、および剣闘士のみが好む;エジプトから輸入したレンズマメは上流階級が好んだ。 数種のキャベツが酢と一緒に食べられた。ケールは硝酸カリウムで調理され、フダンソウは緑と白の両方の部分が使用された。 多くの低木と雑草の葉が、すりつぶし調理され、強いスパイスが加えられた。例えば、ニワトコ、ゼニアオイ (mallow) 、アカザ (orache) 、フェヌグリーク、イラクサ、およびスイバである。 果物やオリーブ、チコリ、カルドン、ゼニアオイ、ブロッコリー、アスパラガス、アーティチョーク、リーキ、ニンジンや、カブ、パースニップ、ビート、エンドウ、グリーンビーンズ、ラディッシュ、カリフラワー、レタス、および畑野菜、タマネギ、スカッシュ、キュウリ、フェンネル、メロン、ケッパー、およびクレスの酢漬けは、acetariaと呼ばれ、食欲を増進すると考えられていた。ホウレンソウは9世紀まで知られなかった。 他の前菜は次の通りである: ヤマドリタケ (Boletus) 、ハラタケ (Agaricus campestris) 、セイヨウショウロのようなキノコ 煮て塩味をつけたカタツムリ、生または調理した貝類、ウニや小魚 共和政期の後、軽い肉料理が前菜に出されるようになった。一例はヤマネ (dormouse) で、gliaria と呼ばれる粘土のつぼの特別な巣箱で太るまで育てられる。ツグミのような小鳥もまた出された。
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前菜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 04:27 UTC 版)
メゼとは、さまざまな小皿料理の総称で、通常はウーゾと一緒に食べるのが一般的である。「オレキカ」(Orektika)はギリシャ語で前菜のことで、外来の主菜を食べるときによく使われる。ソースは、パンやピタと一緒に食べることが多い。地域によっては、乾燥したパンを水に浸して柔らかくしているところもある。ギリシャの前菜の例としては、ドルマ(つる性の葉っぱの団子で、つる性の葉っぱに米や野菜、しばしば肉を詰めたもの)、グリークサラダ、ホルタ(野生または栽培された野菜を蒸したり湯通ししたりしてサラダにし、レモン汁とオリーブオイルで味付けしたも。特に四旬節には魚や肉の代わりにポテトと一緒に軽食として食べられる)、メリッツァノサラタ(ナスのサラダ)、サガナキ(チーズのフライ)、スコルダリア(濃厚なニンニクとポテトのピューレ)、タラモサラタ、ザジキなどがある。コトピタ(鶏肉)、スパナコトロピタ(ほうれん草とチーズ)、ホルトピタ(野菜)、クレアトピタ(ひき肉)などの、小さな三角形や大きなシート状のフィロ生地で様々な食品を包んだものもある。 ギリシャでは、スープは栄養価が高く、また、簡単に短時間で調理できるために好まれている。仔牛や魚のブイヨンを使ったものが最も美味しいとされており、野菜やレモン、卵などを加えて味を整える。スープの例としては、ファケス(レンズ豆のスープ、ギリシャの有名な日常的なスープの一つで、通常は酢とフェタチーズが添えられている)、ファソラーダ(英語版)(豆のスープで、多くの料理本でギリシャの伝統的な料理として紹介されており、「ギリシャの国民食」とも呼ばれることがある)などがある。)、マギリッツァ(英語版)(子羊の腸を使ったイースターの伝統的なスープ)、プサロスープ(様々な種類の魚と、ニンジン、パセリ、セロリ、ジャガイモ、タマネギなどの様々な野菜を使って作られる魚のスープ。定番のスープであるカカヴィア(英語版)にオリーブオイルを少量かけたものなど、様々なバリエーションがある。)などがある。
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前菜(forret)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:02 UTC 版)
「デンマーク料理」の記事における「前菜(forret)」の解説
様々な前菜が普及しているが、通常最初のコースは魚料理である。一般的な伝統的前菜は次の通り。 小エビのカクテル (Prawn cocktail) 魚介類のパテ、テリーヌ:パンと共に供される。
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前菜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/01 10:14 UTC 版)
レユニオン料理において、前菜は、食事の必要不可欠な一部として重要な役割を担う。前菜(アペリティフ)は、パンチやラム・アランジェを飲むための機会であるがそれだけではない。伝統的なオードヴルであればサムサ・オ・フロマージュ(samoussa au fromage サムサ・オ・フロマージュ(フランス語版)やボンボン・ピマン (bonbon piment)(香辛料をふんだんに使った菓子)、ブション(フランス語版)(シューマイに似た小皿料理、蒸すものも揚げるものもある。一言で言って、点心。)、ピマン・ファルシ (piment farci)(豚肉と香辛料のファルシ)などを楽しめる機会でもある。 たしかに、前菜に出す料理に適した加熱調理法は、揚げ物である。しかし、レユニオン料理の前菜として味わうであろう料理は、醤油の香り高く焼き上げられたブションである。また、ボンボン・ピマンか、ピマン・ファルシ(豚肉で作ったもの)、あるいは、鶏肉のクロケットである。また、ラッカセイで作った何かが付け合わせとして出されることにもすぐに気付くであろう。
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前菜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/17 01:18 UTC 版)
エルマラーラ(Elmaraara)やウムフィティト(Umfitit)と呼ばれる食事は、ヒツジのもつ(肺、レバー、胃など)、タマネギ、ピーナッツバター、食塩で作られ、生で食される。
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前菜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 20:22 UTC 版)
コース料理では、メゼ (meze) と呼ばれる前菜として、オリーブの塩漬け、チーズなどの乳製品や、エズメ(ezme, 野菜や豆などのペースト)、ジャジュック(cacık, 液状のヨーグルトソースに刻んだキュウリを加えた料理)、ドルマ(dolma, ナスやピーマンなどに米や肉を詰めた料理)やサルマ(sarma, ブドウやキャベツの葉で米や肉を包んだ料理)、ビョレク(börek:小麦粉の皮でチーズなどを包んで揚げたり焼いたりした、春巻やパイのような料理。チウ・ビョレクなど多くの種類がある)などが出される。フムス (humus) もエズメの一つで、トルコではノフット・エズメス(nohut ezmesı,「ヒヨコマメのエズメ」)と呼ぶこともある。数種の前菜をつまみながらラクを飲むことも多い。 また、サラダ (salata) も食されている。有名なものではチョバン・サラタス(Çoban salatası,「羊飼いのサラダ」の意)という、トマト、キュウリ、パセリ、青唐辛子、タマネギなどをオリーブオイルで和えたものである。 メゼ 肉のドルマとサルマ シガラビョレイ(ビョレクの一種) アイランとチウ・ビョレク スー・ビョレイ (Su Böreği)
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前菜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 06:34 UTC 版)
アブハズラ (აფხაზურა):アブハジア産のコールファットロールミートボール アチュマ (აჩმა):チーズとパンを何層にも重ねたもの。ソースのないラザニアに似ている。 アジャプサンダリ(აჯაფსანდალი):伝統的なジョージア料理。ナス、じゃがいも、玉ねぎとスパイスでつくられる。 クチュマチ (კუჭმაჭი):鶏の肝臓でつくられたもの。 クパティ (კუპატი):西ジョージアの揚げソーセージ。 クブダリ (კუბდარი):子羊や豚の肉、スパイス、玉ねぎで作られるミートパン。 サツィヴィ (საცივი):胡桃のソース。 ジョンジョリ (ჯონჯოლი):ミツバウツギ属の花と葉のピクルス。 ナドゥギ (ნადუღი):クリームの様な乳製品。 ニグヴジアニ・バドリジャニ (ნიგზვიანი ბადრიჯანი):揚げナスの胡桃ソース。 ハチャプリ(ხაჭაპური):地域によって種類が多様なチーズパン。ジョージア外、特に旧ソ連の国々で非常に人気。 バドリジニス・ヒジララ(ბადრიჯნის ხიზილალა):刻んだ揚げナス。「ナスのキャビア」という意味。 プハリ (ფხალი):主にほうれん草やビーツ、キャベツから作られるみじん切りの野菜。 マツォニ(მაწონი):ジョージア風ヨーグルト。 ムジュジ (მუჟუჟი):豚肉のジェリー。 ロビアニ (ლობიანი):豆が詰まったハチャプリ。 ロビオ (ლობიო):潰された豆にスパイスを和えたもの。
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前菜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 14:49 UTC 版)
小麦パン(Bukë gruri)またはトウモロコシパン(Bukë misri):アルバニアの食卓に必ずある。アルバニア語で「食事に行く」(për të ngrënë bukë)の直訳は「パンを食べに行く」である。「パン」は真のアルバニア人のもてなしを示す言葉「パン、塩、そして心」(bukë, kripë e zemër)にも使われる。 鶏レバー(mëlci puțe) ナスの前菜Eggplant salads and appetizers ドルマ(Japrak) Panaret:アルブレシュ人(英語版)の間で有名 スタッフド・ピーマン:コメ、肉、他の野菜とハーブを詰めたピーマン キャベツの漬物(Turshi lakre) サーディンフライのレモン添え(Sardele me Limon) アルバニア式メゼ:プロシュットハム、サラミおよびフェタチーズの盛り合わせに、焼きピーマン(capsicum)またはニンニクまたはタマネギ入りオリーブオイルでマリネしたグリーンオリーブを添える。 Papare:パンの残りを、水、卵、バター、およびGjize(加塩のカードチーズ)を材料に調理する。 パンとチーズ:Buk me djathと呼ばれる。
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「前菜」の例文・使い方・用例・文例
- お通しという、前菜にあたるものよ。
- ナスのブルスケッタは私の大好きな前菜料理の1つです。
- 当店のコース料理には、前菜、サラダ、スープ、ライス、デザートが付きます。
- イタリア料理で前菜の1つ
- パンの薄切りまたはトーストにキャビアやチーズやその他の風味のよいものをのせた前菜
- 食事のコースの最初として用意される前菜
- 冷やしたカニの身とソースの前菜
- 冷やしたエビとソースの前菜
- 主要料理の前に前菜として出される料理
- 前菜として食事の前に飲まれるアルコール飲料
- 洋食において,前菜として摘む軽い料理
- ザクスカという,ロシア料理の前菜
- それはウズベキスタンでは一般的な前菜です。
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