前菜とは? わかりやすく解説

ぜん‐さい【前菜】

読み方:ぜんさい

料理で、正式の献立コース前に出す軽い料理西洋料理ではオードブルロシア料理ではザクースカ中国料理では前菜(チェンツァイ)という。日本料理で通し突き出しなどがこれにあたる


前菜―熊の縫いぐるみ

作者サカノヨシキ

収載図書LOVE DISHES
出版社ルネッサンスブックス
刊行年月2006.5


オードブル

(前菜 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 03:06 UTC 版)

オードブルフランス語: Hors-d'œuvre  発音[ヘルプ/ファイル] オルドゥーヴル)とは、フルコーススープの前に出される最初の料理を意味する。直訳するとフランス語で『番外の作品』即ち「メインではない料理」となる。食欲をそそることが目的であるため、量が少なく、塩分や酸味がやや強めのことが多い。


  1. ^ 『四季日本の料理 秋』講談社 ISBN 4-06-267453-X
  2. ^ 広辞苑第5版
  3. ^ a b c d 『四季日本の料理 春』講談社 ISBN 4-06-267451-3


「オードブル」の続きの解説一覧

前菜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 02:35 UTC 版)

ローマの料理」の記事における「前菜」の解説

食事のこの部分は、gustatio またはpromulsis と呼ばれ軽く食欲をそそる料理からなる通常の飲み物は、ワイン蜂蜜混ぜたmulsum である。卵(ほとんどのは鶏卵であるが、ガチョウ特別な場合クジャクの卵)が重要な役割を果たす。他の主な前菜はサラダ野菜である。大規模な祝宴では、複数の前菜が次々と出される通常のサラダ野菜次の通りである: ソラマメヒヨコマメエンドウ、およびルピナスといったpuls、これらは農民鍛冶屋、および剣闘士のみが好む;エジプトから輸入したレンズマメ上流階級好んだ。 数種のキャベツが酢と一緒に食べられた。ケール硝酸カリウム調理されフダンソウは緑と白の両方部分使用された。 多く低木雑草が、すりつぶし調理され、強いスパイス加えられた。例えば、ニワトコゼニアオイ (mallow) 、アカザ (orache) 、フェヌグリークイラクサ、およびスイバである。 果物オリーブチコリカルドンゼニアオイブロッコリーアスパラガスアーティチョークリーキニンジンや、カブパースニップビートエンドウ、グリーンビーンズ、ラディッシュカリフラワーレタス、および畑野タマネギスカッシュキュウリフェンネルメロンケッパー、およびクレス酢漬けは、acetariaと呼ばれ食欲増進する考えられていた。ホウレンソウ9世紀まで知られなかった。 他の前菜は次の通りである: ヤマドリタケ (Boletus) 、ハラタケ (Agaricus campestris) 、セイヨウショウロのようなキノコ 煮て塩味をつけたカタツムリ、生または調理した貝類ウニ小魚 共和政期の後、軽い肉料理が前菜に出されるようになった一例ヤマネ (dormouse) で、gliaria と呼ばれる粘土のつぼの特別な巣箱で太るまで育てられるツグミのような小鳥もまた出された。

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前菜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 04:27 UTC 版)

ギリシア料理」の記事における「前菜」の解説

メゼとは、さまざまな小皿料理総称で、通常ウーゾ一緒に食べるのが一般的である。「オレキカ」(Orektika)はギリシャ語で前菜のことで、外来主菜食べるときによく使われるソースは、パンピタ一緒に食べることが多い。地域によっては、乾燥したパン浸して柔らかくしているところもある。ギリシャの前菜の例としては、ドルマつる性葉っぱ団子で、つる性葉っぱに米や野菜、しばしば肉を詰めたもの)、グリークサラダホルタ野生または栽培され野菜蒸した湯通ししたりしてサラダにし、レモン汁とオリーブオイル味付けしたも。特に四旬節にはや肉の代わりにポテト一緒に軽食として食べられる)、メリッツァノサラタ(ナスサラダ)、サガナキチーズフライ)、スコルダリア濃厚なニンニクポテトピューレ)、タラモサラタザジキなどがある。コトピタ(鶏肉)、スパナコトロピタ(ほうれん草チーズ)、ホルトピタ(野菜)、クレアトピタ(ひき肉)などの、小さな三角形大きなシート状のフィロ生地様々な食品包んだものもある。 ギリシャでは、スープ栄養価高くまた、簡単に短時間調理できるために好まれている。仔牛ブイヨン使ったものが最も美味いとされており、野菜レモン、卵などを加えて味を整える。スープの例としては、ファケス(レンズ豆のスープギリシャ有名な日常的なスープ一つで、通常は酢とフェタチーズ添えられている)、ファソラーダ(英語版)(豆のスープで、多く料理本ギリシャ伝統的な料理として紹介されており、「ギリシャ国民食」とも呼ばれることがある)などがある。)、マギリッツァ(英語版)(子羊の腸を使ったイースター伝統的なスープ)、プサロスープ(様々な種類と、ニンジンパセリセロリジャガイモタマネギどの様々な野菜使って作られるスープ定番スープであるカカヴィア(英語版)にオリーブオイル少量けたものなど、様々なバリエーションがある。)などがある。

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前菜(forret)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:02 UTC 版)

デンマーク料理」の記事における「前菜(forret)」の解説

様々な前菜が普及しているが、通常最初コース魚料理である。一般的な伝統的前菜は次の通り小エビカクテル (Prawn cocktail) 魚介類パテテリーヌパンと共に供される

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前菜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/01 10:14 UTC 版)

レユニオン料理」の記事における「前菜」の解説

レユニオン料理において、前菜は、食事必要不可欠一部として重要な役割を担う。前菜(アペリティフ)は、パンチやラム・アランジェを飲むための機会であるがそれだけではない。伝統的なオードヴルであればサムサ・オ・フロマージュ(samoussa au fromage サムサ・オ・フロマージュ(フランス語版)やボンボン・ピマン (bonbon piment)(香辛料ふんだんに使った菓子)、ブションフランス語版)(シューマイ似た小皿料理、蒸すものも揚げるものもある。一言言って点心。)、ピマン・ファルシ (piment farci)(豚肉香辛料ファルシ)などを楽しめる機会でもある。 たしかに、前菜に出す料理適した加熱調理法は、揚げ物である。しかし、レユニオン料理の前菜として味わうであろう料理は、醤油香り高く焼き上げられたブションである。また、ボンボン・ピマンか、ピマン・ファルシ(豚肉作ったもの)、あるいは、鶏肉クロケットである。また、ラッカセイ作った何かが付け合わせとして出されることにもすぐに気付であろう

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前菜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/17 01:18 UTC 版)

スーダン料理」の記事における「前菜」の解説

エルマラーラ(Elmaraara)やウムフィティト(Umfitit)と呼ばれる食事は、ヒツジのもつ(肺、レバー、胃など)、タマネギピーナッツバター食塩作られ、生で食される

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前菜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 20:22 UTC 版)

トルコ料理」の記事における「前菜」の解説

コース料理では、メゼ (meze) と呼ばれる前菜として、オリーブ塩漬けチーズなどの乳製品や、エズメ(ezme, 野菜や豆などのペースト)、ジャジュック(cacık, 液状ヨーグルトソース刻んだキュウリ加えた料理)、ドルマdolma, ナスやピーマンなどに米や肉を詰めた料理)やサルマsarma, ブドウキャベツで米や肉を包んだ料理)、ビョレク(börek小麦粉の皮でチーズなどを包んで揚げたり焼いたりした、春巻パイのような料理。チウ・ビョレクなど多く種類がある)などが出されるフムス (humus) もエズメの一つで、トルコではノフット・エズメス(nohut ezmesı,「ヒヨコマメのエズメ」)と呼ぶこともある。数種の前菜をつまみながらラクを飲むことも多い。 また、サラダ (salata) も食されている。有名なものではチョバン・サラタス(Çoban salatası,「羊飼いサラダ」の意)という、トマトキュウリパセリ青唐辛子タマネギなどをオリーブオイル和えたのであるメゼ 肉のドルマサルマ シガラビョレイ(ビョレクの一種アイランとチウ・ビョレク スー・ビョレイ (Su Böreği)

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前菜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 06:34 UTC 版)

ジョージア料理」の記事における「前菜」の解説

アブハズラ (აფხაზურა):アブハジア産のコールファットロールミートボール アチュマ (აჩმა):チーズパンを何層にも重ねたもの。ソースのないラザニア似ているアジャプサンダリ(აჯაფსანდალი):伝統的なジョージア料理ナスじゃがいも玉ねぎスパイスつくられる。 クチュマチ (კუჭმაჭი):肝臓つくられたもの。 クパティ (კუპატი):西ジョージア揚げソーセージ。 クブダリ (კუბდარი):子羊豚の肉、スパイス玉ねぎ作られるミートパン。 サツィヴィ (საცივი):胡桃ソース。 ジョンジョリ (ჯონჯოლი):ミツバウツギ属の花とピクルス。 ナドゥギ (ნადუღი):クリームの様な乳製品。 ニグヴジアニ・バドリジャニ (ნიგზვიანი ბადრიჯანი):揚げナス胡桃ソースハチャプリ(ხაჭაპური):地域によって種類多様なチーズパン。ジョージア外、特に旧ソ連国々で非常に人気。 バドリジニス・ヒジララ(ბადრიჯნის ხიზილალა):刻んだ揚げナス。「ナスキャビア」という意味。 プハリ (ფხალი):主にほうれん草ビーツキャベツから作られるみじん切り野菜。 マツォニ(მაწონი):ジョージアヨーグルト。 ムジュジ (მუჟუჟი):豚肉ジェリー。 ロビアニ (ლობიანი):豆が詰まったハチャプリロビオ (ლობიო):潰された豆にスパイス和えたもの。

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前菜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 14:49 UTC 版)

アルバニア料理」の記事における「前菜」の解説

小麦パンBukë gruri)またはトウモロコシパン(Bukë misri):アルバニア食卓に必ずある。アルバニア語で「食事に行く」(për të ngrënë bukë)の直訳は「パン食べに行く」である。「パン」は真のアルバニア人もてなしを示す言葉パン、塩、そして心」(bukë, kripë e zemër)にも使われる鶏レバー(mëlci puțe) ナスの前菜Eggplant salads and appetizers ドルマ(Japrak) Panaret:アルブレシュ人(英語版)の間で有名 スタッフド・ピーマン:コメ、肉、他の野菜ハーブ詰めたピーマン キャベツ漬物(Turshi lakre) サーディンフライのレモン添え(Sardele me Limonアルバニアメゼ:プロシュットハム、サラミおよびフェタチーズ盛り合わせに、焼きピーマンcapsicum)またはニンニクまたはタマネギ入りオリーブオイルマリネしたグリーンオリーブ添える。 Papare:パン残りを、、卵、バター、およびGjize(加塩のカードチーズ)を材料調理するパンチーズBuk me djathと呼ばれる

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