スイバとは? わかりやすく解説

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すい‐ば【水馬】

読み方:すいば

馬に乗ってを渡る術。馬を水中乗り入れ馬の脚の立たなくなった所で鞍壺(くらつぼ)から離れて泳がせ馬の脚の立つ所で再び鞍壺にまたがるもの。江戸幕府年中行事一つになり、将軍臨席のもと隅田川などで毎年6月行われた


すい‐ば【酸葉】

読み方:すいば

タデ科多年草野原生え、高さ5080センチ長楕円形基部矢じり形。雌雄異株初夏淡緑色または緑紫色小花多数つける。酸味がある。すかんぽ。すし。《 春》「—噛(か)んで故山悉(ことごと)くはろかなり/友二」


酸葉

読み方:スイバ(suiba)

タデ科多年草薬用植物


スイバ

【仮名】すいば
原文sorrel

一部文化圏特定の医学的問題治療用いられてきた植物抗がん作用があると考えられている。学名Rumex acetosella。「sheep sorrelヒメスイバ)」、「dockギシギシ)」とも呼ばれる

スイバ


酸葉

読み方:スイバ(suiba)

タデ科多年草薬用植物

学名 Rumex acetosa


スイバ タデ科

スイバ
タデ科
収穫時期 食べられる部位 清見町での呼び名
1月5月 若葉

スイモンサ


芽 葉 花

味わう

ゆでた後、おひたし和え物などに。

薬効

根を緩下剤にする。
緩下剤かんげざい下剤のこと。中程度効き目下剤


DATA
スイバは日本では雑草扱いされているが、フランス料理ではよく使われる食材ソレル」である。
道ばたやあぜ、土手などに多く生え多年草で、食べると酸っぱいことからスイバと呼ばれるようになった。これは、シュウ酸含量が多いためで、一度多食しない方がよいといわれている。
細長い三角形で、初夏が30cmから80cmに伸び先に多数淡い緑色小花をつける。
【清見情報
昔は、おやつがわりに生のまま口にしたそうだ。また、生の根茎すりおろして、タムシにも使われたようである。

水馬

読み方:スイバ(suiba)

六月隅田川江戸年中行事として行なわれ水中馬術

季節

分類 人事


酸模

読み方:スイバ(suiba)

野原土手畦畔など、いたるところ生え蓚酸含有しも酸っぱい

季節

分類 植物


酸葉

読み方:スイバ(suiba)

タデ科多年草四、五月ごろ紅色帯びた小さい花を穂状につける

季節

分類 植物


スイバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/24 19:51 UTC 版)

スイバ(酸葉[3]、蓚、酸い葉、酸模、学名: Rumex acetosa)はタデ科スイバ属多年草。道端などに生えて、草丈は60センチメートル前後で、高いもので1メートルになる。茎葉はところどころで赤みを帯び、下部は矢じり形の根から生える葉がつき、上部は茎を抱くかたちの葉がつく。初夏から夏にかけて、赤みを帯びた淡緑の花を花穂になってつける。薬用にもできる食草で、ヨーロッパではソレルともよばれる野菜。食べると酸っぱい味がするので日本地方名でスカンポともよばれるが、同別名をもつイタドリとは別の植物である。


  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rumex acetosa L. スイバ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月18日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Acetosa pratensis Mill. スイバ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月18日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 24.
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 田中孝治 1995, p. 89.
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  6. ^ a b c d e f g h i 菱山忠三郎 2014, p. 49.
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  12. ^ a b c d e f 高橋秀男監修 田中つとむ・松原渓著 2003, p. 15.
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  15. ^ a b c d 近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著 2010, p. 194.
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  17. ^ a b c 稲垣栄洋 2010, p. 84.
  18. ^ a b 稲垣栄洋 2010, p. 85.
  19. ^ 北野佐久子『基本ハーブの事典』東京堂出版、2005年、84 - 85頁。


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