トマトとは? わかりやすく解説

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トマト【tomato】

読み方:とまと

ナス科多年草栽培上は一年草。高さ1〜1.5メートル羽状複葉全体に白い毛があり、特有の匂いがある。夏、黄色い花を開く。実はやや平たい球状赤く熟す南アメリカアンデス山脈高地原産で、日本には明治後期渡来生食のほかジュースケチャップ加工蕃茄(ばんか)。あかなすさんごじゅなす。《 夏》「灼(や)け土にしづくたりつつ—食ふ/作」

トマトの画像 トマトの画像
花/撮影植松国雄
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トマト (蕃茄)

Lycopersicon esculentum

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Lycopersicon esculentum

Lycopersicon esculentum

Lycopersicon esculentum

メキシコあるいはペルー原産だといわれています。わが国へは17世紀渡来しましたが、本格的に昭和時代になってアメリカから甘み富んだ桃色系が導入されてからです。フランスでは「愛のりんご」、ドイツでは「天国のりんご」と呼ばれてます。わが国では現在、「桃太郎」と「ファースト」が主に栽培されています。
ナス科トマト属の一年草で、学名Lycopersicon esculentum。英名は Tomato
ナスのほかの用語一覧
トウガラシ:  唐辛子  獅子唐辛子
トマト:  カラントトマト  トマト  ミニトマト
ナス:  じゃが芋  ソラナム・ウェンドランディー

蕃茄

読み方:トマト(tomato), バンカ(banka)

ナス科野菜

季節

分類 植物


トマト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 08:39 UTC 版)

トマト(蕃茄[3]; 英語: tomato; 学名: Solanum lycopersicum[4]は、南アメリカアンデス山脈高原地帯原産のナス科ナス属植物、また、その果実のこと。アカナスなどの別名でもよばれる。多年生植物で、果実は食用として利用される。緑黄色野菜の一種である。リンネの『植物の種』で記載された植物の一つである。


注釈

  1. ^ 一般のトマトは糖度4 - 6度ほどである[30]

出典

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  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Lycopersicon esculentum Mill. トマト(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年8月3日閲覧。
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トマト(Tomato)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:09 UTC 版)

アノーイング・オレンジ」の記事における「トマト(Tomato)」の解説

第3話オレンジリンゴ呼ばわりされたり野菜扱い(トマト曰くカボチャと同じで僕は果物だ」)され苛立っているところをミキサーかけられケチャップにされる。

※この「トマト(Tomato)」の解説は、「アノーイング・オレンジ」の解説の一部です。
「トマト(Tomato)」を含む「アノーイング・オレンジ」の記事については、「アノーイング・オレンジ」の概要を参照ください。


トマト(1ステージのみ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 15:33 UTC 版)

ミッキーのマジカルアドベンチャー」の記事における「トマト(1ステージのみ)」の解説

大小二つあり、小さいトマトは掴んで投げると飛んでいき、再度掴むことにより破裂するまで空中移動できる大きいトマトは乗ると転がる。トゲコース通れるが、玉乗り要領で転がる側と反対側に移動してないと落ちてしまう。

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「トマト(1ステージのみ)」を含む「ミッキーのマジカルアドベンチャー」の記事については、「ミッキーのマジカルアドベンチャー」の概要を参照ください。


トマト(ハウス桃太郎)(長島地区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 09:03 UTC 版)

桑名市」の記事における「トマト(ハウス桃太郎)(長島地区)」の解説

ハウス栽培向き完熟出荷桃色トマト。歯応え良く糖度が高いため、フルーツ感覚食される1988年全国先駆けて長島町試作栽培成功した出荷量は年間約1,000トンで、5月初旬収穫ピークとなる。高級トマトとして、京都方面をはじめ、近郊にも出荷されている。

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トマト

出典:『Wiktionary』 (2021/09/13 15:04 UTC 版)

語源

発音

名詞

トマト

  1. (野菜) 野菜一種ナス科一年生作物原産地南アメリカアンデス地方果実食用とする。蕃茄ばんかあかなす
  2. (果実) 1.果実

関連語

翻訳

派生語

諸言語への影響

  • アミ語: tomato

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