運命とは? わかりやすく解説

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うん‐めい【運命】

読み方:うんめい

人間意志超越して人に幸、不幸を与える力。また、その力によってめぐってくる幸、不幸のめぐりあわせ。運。「—のなせる業」「—をたどる」

将来成り行き今後どのようになるかということ。「国家の—」

[補説] 作品名別項。→運命


うんめい【運命】

読み方:うんめい

[一]幸田露伴小説大正8年1919発表中国明(みん)朝の建文永楽2帝の生涯を、漢文調の名文描いた作品

[二]ベートーベン作曲交響曲第5番通称1808年完成第1楽章冒頭主題を、作者が「運命はかく戸をたたく」と説明した伝えられることからの名。

[三]原題、(フランス)Les Destineéesビニーによる詩集著者没後1864年刊行。運命詩集


シンディング:運命 変ロ短調

英語表記/番号出版情報
シンディング:運命 変ロ短調Fatum Op.94

運命

作者星新一

収載図書どこかの事件
出版社新潮社
刊行年月1986.10
シリーズ名新潮文庫


運命

作者坂本

収載図書フーコー短編小説傑作選 14
出版社フーコー
刊行年月2004.1


運命

作者田口ランディ

収載図書オカルト
出版社新潮社
刊行年月2004.11
シリーズ名新潮文庫


運命

作者高樹のぶ子

収載図書空を飛ぶ恋―ケータイがつなぐ28物語
出版社新潮社
刊行年月2006.6
シリーズ名新潮文庫


運命

作者岡部道男

収載図書幻想小説集 いいとこ床屋縁の下
出版社長崎出版
刊行年月2006.10


運命

作者サキ

収載図書サキ短編集 改版
出版社新潮社
刊行年月2007.9
シリーズ名新潮文庫


運命

収載図書リレーメルヘン―敦賀水戸 5
出版社敦賀市図書館
刊行年月2008.3


運命

作者小野晃

収載図書ショートショート・ストーリー
出版社文芸社
刊行年月2008.3


運命

作者レイモン・クノー

収載図書あなたまかせお話
出版社国書刊行会
刊行年月2008.10
シリーズ名短篇小説快楽


運命―unescapable journey

作者森絵都

収載図書ショート・トリップ
出版社集英社
刊行年月2007.6
シリーズ名集英社文庫


運命

作者ヘルタイ

収載図書ちくま文学 5 おかしい話
出版社筑摩書房
刊行年月1988.4


運命

作者幸田露伴

収載図書露伴小説 第4冊
出版社岩波書店
刊行年月1988.4

収載図書運命―他一篇23
出版社岩波書店
刊行年月2000.4
シリーズ名岩波文庫


運命

作者曾野綾子

収載図書一枚の写真
出版社光文社
刊行年月1993.10
シリーズ名光文社文庫


運命

作者堀田善衛

収載図書堀田善衛全集 8 路上の人・聖者の行進バルセローナにて 他
出版社筑摩書房
刊行年月1993.12


運命

作者芹沢光治良

収載図書短篇集 死者との対話
出版社新潮社
刊行年月1997.4
シリーズ名芹沢光治良文学館


運命

作者森絵都

収載図書ショート・トリップ
出版社理論社
刊行年月2000.6


運命

作者徳田秋声

収載図書徳田秋声全集28小説拾遺
出版社八木書店
刊行年月2002.5


運命

作者伊佐

収載図書ドリーよ涙をありがと
出版社新風舎
刊行年月2002.12


運命

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/06 16:37 UTC 版)

運命(うんめい、ラテン語: fatum英語: fatedestiny)とは、超自然的な対象、または哲学をはじめとする学問の研究対象のこと。

以下は運命のディクショナリーにおける定義である。

  • 人間意志をこえて、人間に幸福不幸を与える力のこと。あるいは、そうした力によってやってくる幸福や不幸、それの巡り合わせのこと[1]
  • 人生は天の命によって定められているとする思想に基づいて考えられている、人の意思をこえて身の上に起きる禍福[2]
  • 将来のなりゆき[2]

命運(めいうん)とも。

概説

運命とは、人の意思や想いをこえて人に幸・不幸を与える力を意味する。運命(さだめ)などとも言う。運命論では、人の幸福・不幸などは、人の力をこえたところであらかじめ決まっている、と考える。

16世紀のジャン・カルヴァンが説いた予定説では、神の救済にあずかる者や滅ぶ者はあらかじめ定められている、とした。マックス・ヴェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」によると、カルヴァン派の人々は「神によって救われるようにあらかじめ定められた人間というのは、Beruf(=天命、職業)を禁欲的におこない成功する人間のはずである」と考え、自分がまさにその救済されると定められた人間である、ということを証明するために禁欲的に働いた、といい、それが資本主義の発展に役立ったという。

紀元前の中国のからへの王朝交代期に生まれたと考えられている受命思想では、天(天帝)がその権能の一部を王や人々に分け与え、人のこの世での役割・使命・職業などを定めている、と考える。これを「天命」と言う。

西洋占星術では一般に、人は生まれた時の惑星の配置などによってその人生で起きることに決まっている面がある、と考える。占星術好きな人などは、将来 結ばれることになる異性は人の想いを越えた力によってあらかじめ決められている、と考えて、そうした異性を「運命の人」などと表現することがある。「運命の赤い糸」とも。

インド占星術では前世での善い・悪い行いと現世でつむ行い=カルマによって来世の運命が決まるとされている。そのカルマを見て対処するために占いが存在している[3]

一般に「運命」とほぼ同義語として「宿命」が用いられているが、ふたつを分けて考える人もいる。この場合、「運命」は努力次第で変えることができるが『宿命』は生きているものが必ず死ぬように変えることのできない絶対的なものとされていることがほとんどである。

脚注

  1. ^ 大辞泉
  2. ^ a b 広辞苑 第五版 p.278【運命】
  3. ^ 『実践 インド占星術』説話社、2012年2月1日、18,19,20,21頁。 

関連項目


運命

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 04:07 UTC 版)

マギ (漫画)」の記事における「運命」の解説

ヒト倫理観などとは無関係に佇む絶対的な存在

※この「運命」の解説は、「マギ (漫画)」の解説の一部です。
「運命」を含む「マギ (漫画)」の記事については、「マギ (漫画)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「運命」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

運命

出典:『Wiktionary』 (2021/08/07 00:16 UTC 版)

名詞

 うんめい

  1. 人間意志超越して幸福不幸与える
  2. 将来成り行き

発音(?)

う↘んめー

翻訳


「運命」の例文・使い方・用例・文例

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