destiny
「destiny」とは、運命や宿命のことを意味する表現である。
「destiny」とは・「destiny」の意味
「destiny」とは、前もって定められている「運命」や「宿命」を意味する英語表現である。個人の意志や意図とは無関係に、あらかじめ決定している出来事や確実な成り行きのことを指し、「定め」「因縁」「運」などの意味もある。「運命」を表す英単語はいくつかあるが、「destiny」は良い運命や明るい未来など、ポジティブなニュアンスで使われることが多い。「destiny」の発音・読み方
「destiny」の発音記号は「déstəni」で、最初にアクセントをつける。カタカナ読みでは「ディスティニー」よりも、「デェスタァニィ」の方が正しい発音に近い。最初の「デェ」は、舌の先を前歯のすぐ裏に付けて、破裂させるように発音するとよい。また、最後の「ィ」は、「エ」と「イ」を同時に言うようなイメージで発音するのがコツである。「destiny」の語源・由来
「destiny」の語源は、ラテン語で「決める」を意味する「destinare」である。「destiny」の「運命」という意味は、「de(完全に)」+「stinare(立つ)」が組み合わさったことに由来するとされている。「destiny」と「fate」の違い
「destiny」と「fate」は、いずれも「運命」という意味を持つ英単語であるが、「destiny」と比べて、「fate」はネガティブな意味合いが強い。「fate」は、破滅や死などの悲観的でマイナスな運命を指すことが多く、最終的な結末を表す「最期」という意味もある。一方で「destiny」は、ポジティブで明るい事柄に対して使われるのが一般的である。恋愛や結婚における理想の相手との出会い、国や会社の成功、個人の偉業達成など、良い運命に対して用いられることが多い。また、「fate」が、人間の力では回避できない運命を意味し、絶対的でゆるぎないものであるのに対して、「destiny」には、自然の流れによってはよい方に変わることもあるというニュアンスが含まれている。そのため、「destiny」と「fate」には、回避できる運命か否かという違いもある。
「destiny」を含む英熟語・英語表現
「destiny」を含む英熟語には、何の「運命」であるかを説明するものがある。例えば、「human destiny(人の運命)」「national destiny(国家の運命)」「people's destiny(国民の運命)」などがあげられる。また、「destiny」を含む英熟語には、どんな「運命」であるのかを表しているものも多い。例としては、「strange destiny(数奇な運命)」「historical destiny(歴史的な運命)」「glorious destiny(輝かしい運命)」「unavoidable destiny(避けられない運命)」などがある。
「destiny」に関連する用語の解説
「distiny」とは
「distiny」とは、「destiny」のスペルミスで、実際には「distiny」という英単語は存在しない。「destiny」という言葉は、小説や映画などのタイトルをはじめ日本でも浸透しているが、一般的に「ディスティニー」という読み方をすることが多い。そのため、「destiny」のスペルを「distiny」と間違えやすいので、注意が必要である。
「destiny2(オンラインゲーム)」とは
『destiny2』は、2014年に発売された『destiny』の続編として、2017年9月に販売されたオンライン専用のマルチプレイヤー・アクションロールプレイング・FPSゲームである。日本国内では、PlayStation4とXboxOneに対応し、2018年、2019年、2020年には、それぞれ大型拡張コンテンツの『孤独と影』『影の砦』『光の超越』が発売された。
その後、2021年に発売が予定されていた大型拡張コンテンツ『漆黒の女王』は、新型コロナウィルスの影響で2022年2月に発売が延期される。『漆黒の女王』では、改造パーツやシェーダーを組み合わせて新しい武器を作成できる武器クラフトシステムなど、シリーズ初のコンテンツが追加されて話題となる。
「destiny」の使い方・例文
I have to choose my own destiny.(私は自らの運命を選ばなくてはいけない)It was destiny for her to save many children as a nurse.(看護師として多くの子供たちを助けることが彼女の運命だった)
The historical event changed the destiny of Japan.(その歴史的な出来事が日本の運命を変えた)
Our destiny was foreordained.(我々の運命はあらかじめ決まっていた)
Destiny is not a matter of chance.(宿命は時の運ではない)
I am helpless in the face of destiny.(運命の前では私は無力である)
No one can avoid his destiny.(誰も定めからは逃れられない)
Destiny is sometimes cruel.(運命は時として残酷なものであると言える)
It is difficult to foresee the destiny of people.(人の運命を予知することは難しい)
ディスティニー
「ディスティニー」とは、運命・宿命を意味する表現である。
「ディスティニー」とは・「ディスティニー」の意味
「ディスティニー」は、英語で「destiny」、定められた運命や宿命を意味する言葉である。スペイン語では「ディスティーノ」と発音される。「ディスティニー」は、有名アーティストの楽曲タイトルや歌詞の中に登場することが多い。「ディスティニー」と似ている意味の言葉として「フェイト」があるが、「フェイト」は「悲運」という意味である。すなわち、「ディスティニー」はポジティブなニュアンスに対して「フェイト」はネガティブなニュアンスなのが特徴的だ。また、「ディスティニー」と似た発音の言葉として「ディスティネーション」があるが、これは「行き先」という意味なので混同しないように注意が必要である。その他にも、似た発音に「マニフェスト・デスティニー」があるが、これは「アメリカ合衆国の西部開拓を正当化する標語」として活用された言葉である。
「ディスティニー」の熟語・言い回し
これってディスティニーとは
「これってディスティニー」とは、2005年に日本テレビで放送された「野ブタ。をプロデュース」で登場したセリフである。そもそも「野ブタ。をプロデュース」とは、野ブタを呼ばれている地味で冴えない少女を人気者にするために男子二人がプロデュースしていく話である。ドラマのエンディングソングである「青春アミーゴ」は160万枚以上を売り上げる大ヒットとなった。「これってディスティニー」は、クラスのお笑い系の二人組が同時に同じことを言った際にVサインをしながら発するセリフだ。
ラブディスティニーとは
「ラブディスティニー」とは、2001年5月16日に販売されたアニメ声優である堀江由衣の3作目のシングル曲である。この楽曲は、人気テレビアニメ「シスター・プリンセス」のオープニングテーマとして使用された。曲調が切なくてレトロ感が漂っているのが特徴である。ファンからは、堀江由衣の歌声が美しくて感動すると好評の声が相次いだ。
その他にも、「ラブディスティニー」は1999年4月14日に発売された浜崎あゆみの7枚目のシングル楽曲としても知られている。作詞が浜崎あゆみ、作曲がつんくで、フジテレビの「セミダブル」というドラマのサブテーマソングとして使用された。浜崎あゆみは歌手デビューから7枚目にして初のオリコン初登場1位を獲得した楽曲である。また、つんくにとっても2年9ヶ月ぶりに初登場1位となった。
ダブルディスティニーとは
「ダブルディスティニー」とは、2006年2月に発表された浪川大輔と岸尾大輔による声優ユニット「DD」のデビューマキシシングルである。「ダブルディスティニー」「TRUTH」「RAIN」の3つの楽曲、それぞれのカラオケバージョンが収録されている。
マンオブディスティニーとは
「マンオブディスティニー」とは、「機動戦士ガンダム0083・STARDUST MEMORY」のオープニング曲だ。作詞が安藤芳彦氏、作曲が松原みき氏である。そもそも「マンオブディスティニー」とは、日本語で直訳すると「運命の人」という意味である。機動戦士ガンダムのファンからは、曲調がかっこいい、アニメの世界観が反映されていると好評を博した。
マイディスティニーとは
「マイディスティニー」とは、 韓国の人気5人組コーラスグループの東方神起の楽曲である。2005年11月2日に日本での3枚目のシングルとして発売されたR&Bバラードナンバーである。そもそも「マイディスティニー」とは日本語で「私の運命」という意味で、テレビ東京の「月曜エンタぁテイメント」のエンディングテーマとして使用された。最愛の人との別れの苦悩が歌われていて、切ない歌詞と歌声に感動すると好評を博した楽曲である。また、ミュージックビデオではダンスシーンを披露しているが、メンバーのジェジュンが足を怪我していたことにより4人で踊っている。
デスティニー‐プラス【DESTINY+】
読み方:ですてぃにーぷらす
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型探査機による小惑星探査計画。地球近傍小惑星ファエトンの観測を目的とし、フライバイや宇宙空間におけるダストの捕集などの技術実証を行う。令和6年(2024)に打ち上げ予定。
デスティニー【destiny】
DESTINY+
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/02 05:30 UTC 版)
DESTINY+[1](デスティニー・プラス[1], Demonstration and Experiment of Space Technology for INterplanetary voYage, Phaethon fLyby and dUst Science[1])は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、宇宙科学研究所(ISAS)が検討中の深宇宙探査技術実験ミッション、およびミッションに使用される小型科学探査機・工学実験機の呼称。ISASの公募型小型計画2号機に選定された[4]。開発・製造は日本電気が担当する。
- ^ a b c d e f “DESTINY+ -Demonstration and Experiment of Space Technology for INterplanetary voYage, Phaethon fLyby and dUst Science”. 宇宙科学研究所. 2019年12月10日閲覧。
- ^ a b c d e f 『宇宙科学ミッション(MMX・DESTINY+・JUICE)の検討状況について』(PDF)(プレスリリース)宇宙航空研究開発機構、2018年6月14日、26-27頁 。2018年12月20日閲覧。
- ^ a b c d 國中均 (19 May 2020). 資料56-6 宇宙科学ミッション打上げ計画について (PDF). 第56回宇宙開発利用部会. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所. 2020年5月20日閲覧。
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- ^ “第15回宇宙科学・探査部会 資料1「宇宙科学・探査プロジェクトの検討状況について」”. 宇宙科学研究所 (2014年8月27日). 2015年1月5日閲覧。
- ^ “第14回 科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会宇宙開発利用部会ISS・国際宇宙探査小委員会 資料14-2「宇宙科学・探査ロードマップの検討状況について」”. 宇宙科学研究所 (2015年4月20日). 2015年6月30日閲覧。
- ^ 川勝康弘 (2012年3月6日). “第2回小型科学衛星シンポジウム「深宇宙探査技術実験ミッションDESTINY」”. DESTINY (深宇宙探査技術実験ミッション)WG. 2015年1月5日閲覧。
- ^ “工学実証”. 宇宙科学研究所. 2019年12月10日閲覧。
- ^ 船瀬 龍 (2015年3月13日). “超小型深宇宙探査機PROCYON(プロキオン)の成果と将来展望” (PDF). 第15回宇宙環境技術交流会. 2016年1月1日閲覧。
- ^ “深宇宙への敷居を下げる深宇宙探査実証機DESTINY”. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所 (2015年7月). 2017年11月11日閲覧。
- ^ “第59回 宇宙科学技術連合講演会 プログラム” (PDF). 日本航空宇宙学会事務局 (2015年10月7日). 2016年1月1日閲覧。
- ^ 『ドイツ航空宇宙センター(DLR)との機関間会合と共同声明について』(プレスリリース)宇宙航空研究開発機構、2017年9月20日 。2020年11月12日閲覧。
- ^ 『深宇宙探査技術実証機(DESTINY⁺)に関するドイツ航空宇宙センター(DLR)との実施取り決めの締結について』(プレスリリース)宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所、2020年11月12日 。2020年11月12日閲覧。
- 1 DESTINY+とは
- 2 DESTINY+の概要
- 3 概要
- 4 関連項目
デスティニー
(destiny から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 05:06 UTC 版)
デスティニー、ディスティニー(destiny)は、英語で運命や宿命を意味する。
- 1 デスティニーとは
- 2 デスティニーの概要
運命
DESTINY
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 09:14 UTC 版)
「Topaz Love/DESTINY」の記事における「DESTINY」の解説
シングル表題2曲目の「DESTINY」は、作詩をSatomi。作曲を井上日徳、編曲を井上日徳と堂島孝平が担当しており、これはKinKi Kidsの27thシングル「Secret Code」と同じ制作陣である。 演奏はハマ・オカモトがベースを、黒猫チェルシーの岡本啓佑がドラムを担当しており、岡本は「DESTINY」のミュージック・ビデオにも参加している。
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「DESTINY」を含む「Topaz Love/DESTINY」の記事については、「Topaz Love/DESTINY」の概要を参照ください。
DESTINY
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/10 09:29 UTC 版)
「TETRA-FANG」の記事における「DESTINY」の解説
2008年12月3日発売。アルバム「Inherited-System」と同日発売。劇中で使われるエンディングテーマなどを集めたTETRA-FANGのフルアルバム。初収録のものはいずれも劇中未使用。
※この「DESTINY」の解説は、「TETRA-FANG」の解説の一部です。
「DESTINY」を含む「TETRA-FANG」の記事については、「TETRA-FANG」の概要を参照ください。
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