やま‐の‐いも【山の芋/薯=蕷】
読み方:やまのいも
ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。山野に自生。芋は円柱形でナガイモより細く、長さ1メートルにもなる。葉は先がとがり、基部が心臓形で、対生する。雌雄異株。夏、葉の付け根に花をつけ、雄花穂は直立し、雌花穂は垂れ下がる。実は3枚の翼をもつ。葉のわきにむかごができ、地面に落ちて増える。芋は粘りが強く、とろろや芋がゆにし、漢方では山薬(さんやく)・薯蕷(しょよ)といい滋養強壮薬とする。ヤマノイモ科の単子葉植物は熱帯から暖帯にかけ600種が分布し、ナガイモ・トコロなども含まれる。じねんじょ。じねんじょう。やまいも。《季 秋》
しょ‐よ【×薯×蕷】
とろろ【薯=蕷】
薯蕷
薯蕷
ナガイモ
(薯蕷 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 21:50 UTC 版)
ナガイモ(長芋、学名: Dioscorea polystachya)は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草。または、その肥大した担根体の通称である。漢名の山薬(さんやく)、薯蕷(しょよ)とも呼ばれる。
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- ^ 編:文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会 編「2 いも及びでん粉類」『日本食品標準成分表』(2015年版(七訂))、2015年12月25日。ISBN 978-4-86458-118-9 。2016年10月15日閲覧。
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- ^ 腸内パワーを引き出す新成分!あのネバネバ食材で便秘改善SP(ガッテン)
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