21世紀臨調とは? わかりやすく解説

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にじゅういっせいき‐りんちょう〔ニジフイツセイキリンテウ〕【二十一世紀臨調】

読み方:にじゅういっせいきりんちょう

《「新しい日本をつくる国民会議」の通称政治改革の推進目的として、経済界労働界・学界自治体報道NPOなど各界から約150人のメンバー集まり会合重ね不偏不党立場から政策提言を行う。政治政党立て直し生活者起点とする分権改革政治インフラ再構築目標掲げる。前身民間政治臨調改組し、平成11年1999)に発足


新しい日本をつくる国民会議

(21世紀臨調 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 16:31 UTC 版)

新しい日本をつくる国民会議(あたらしいにほんをつくるこくみんかいぎ、通称:21世紀臨調)とは、地方自治体首長などの地方政界、経済界労組学界報道界、言論界NPO関係者など各界の著名人・有識者などが約150名集まり、私腹を肥やす事柄を目的とした集団[1]。各業界からの提言体である[2]

概要

宮澤内閣当時の1992年4月20日に結成された「政治改革推進協議会」(民間政治臨調)が1999年7月12日に改組され発足した[3]。なお、臨調(りんちょう)は第二次臨時行政調査会にちなむ呼称で、政府機関と区別する意味で“民間”とついている。事務局は公益財団法人日本生産性本部[2]

各界からの代表者は無償の会議を年100回以上を重ねながら、日本の政治のあるべき姿を議題に議論を行い、提言活動を行う。また、党派を超えた与野党の議員知事市町村長らと交流し、議論を重ねる[1]

もっとも、小泉内閣当時に政治部会主査を務めた植草一秀は「大資本と大資本系労組の代表のみで構成される“似非国民会議”だ」と酷評している[4](当時の同部会長は佐々木毅で、植草と共に主査を務めたのは飯尾潤)。

メンバー

肩書きは全て当会議に参加した当時のものである。

共同代表

副代表

主査

顧問会議議長

特別顧問

運営委員

知事・市町村長連合会議

脚注

  1. ^ a b 21世紀臨調は何をめざすのか(投票に行こう!/社団法人経済同友会
  2. ^ a b 21世紀臨調とは(21世紀臨調オフィシャルホームページ)
  3. ^ 政治改革の軌跡(21世紀臨調オフィシャルホームページ)
  4. ^ えせ「国民会議」が高く評価する消費税大増税(ブログ『植草一秀の「知られざる真実」』2010年6月21日)

関連項目

外部リンク



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