2021年東京都議会議員選挙
2021年東京都議会議員選挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 03:34 UTC 版)
「都民ファーストの会」の記事における「2021年東京都議会議員選挙」の解説
2021年1月の千代田区長選では、都民ファーストの会が小池の側近の樋口高顕前都議を推薦し連合東京と国民民主党の支援を受けた。この選挙で自民・公明は元千代田区議の早尾恭一を推薦したため、同年の東京都議会選挙の前哨戦と注目された。一方、4年前に小池に名指しで批判された内田茂元都議(自民都連最高顧問)は、早尾が2010年に自民党を離党したちあがれ日本に参加していた経緯などから関係が良好ではなく、早尾の出陣式に現れなかった。31日の投開票の結果、樋口が当選した。 2月15日、栗下善行都議が離党届を提出。2月17日には他党からの都議選出馬を模索し離党届を提出していた石毛茂都議を除名処分とした事が報じられた。 5月21日、小池は都議選への対応について「都民を第一に考えて行動される改革派に、エールを送っていきたい」と述べ、微妙な言い回しで都民ファーストの会への明確な支持表明を避けた。小池と自民都連を巡っては、2018年11月に小池が「過去の選挙では言葉が過ぎた部分もあった」と自民都連幹部に陳謝したほか、2020年度予算案では自民が3年ぶりに都予算案に賛成するなど関係修復を進めており、都幹部からは小池は都議選後の勢力図を見据え慎重になっているとの見方が出た。 選挙公示直前となった6月22日、小池は過度の疲労で静養が必要になったとの理由により、都内の病院に入院した。6月25日、都議選が告示される。同日、荒木千陽代表は記者団の取材に、代表就任の依頼をしたことを明らかにした。6月30日午前、小池は退院。それとともに退院コメントを発表。都議選については「新型コロナウイルス対策をはじめ都政の諸課題が山積する中、改革を続け、伝統を守る皆様に、エールを送ります」とだけ言及した。全方位外交のような表現に、自民党都連幹部は「コメントの『伝統を守る皆様』とはうちと公明党のことだろう。都民ファだけの応援をすることはないはずだ」との見解を述べた。 しかし、投開票日の前日となる7月3日には小池は都民ファーストの会の候補を激励。4日の投開票の結果、都民ファーストの会は改選前の46議席から31議席まで減らし、自民党が33議席を獲得し都議会第1党を奪還したが、目標としていた自公両党での過半数には達せず、自民党の獲得議席は38議席を獲得した2009年東京都議会議員選挙を下回り過去2番目に少ない結果となった。前回都民ファーストの会と組んだ公明党が今回自民党との選挙協力を復活させたこともあり、自民党内では選挙戦当初から「前回23議席の倍増は固い」との楽観論も飛び交っていたが、都民ファーストの会は1人区で3議席を獲得するなど、最終盤で追い上げた。「大敗」の予測さえあった都民ファーストの会が一定の議席減に踏みとどまり存在感を見せた形となり、自民党内からは「小池氏への同情票もあった」との見方も出た。選挙結果を受け荒木は「第1党を譲り渡し、責任を感じている。命がけで浸透を図ったが、まだまだ足りなかった」と述べた。 7月5日、板橋区選挙区で再選した木下富美子が選挙期間中の7月2日午前7時半ごろ、板橋区高島平3丁目の交差点で車をバックさせた際、停車中の乗用車にぶつかり、運転席の50代男性と同乗の女性に軽いけがを負わせたこと、木下が免許停止期間中の無免許状態であったことが報道により明らかとなった。都民ファーストの会は同日、木下を除名処分にした。木下は同年5~7月に計7回無免許で乗用車を運転したとして在宅起訴され、11月22日付で議員辞職した。 「2021年東京都議会議員選挙」も参照
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2021年東京都議会議員選挙
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「番狂わせ」の記事における「2021年東京都議会議員選挙」の解説
前回、自由民主党と連立政権を組む公明党が自民党との選挙協力を解消し、小池百合子東京都知事(当時)が特別顧問を務める都民ファーストの会と選挙協力し、小池都知事への高い支持率も相まって、都民ファーストの会が追加公認と合わせて55議席と大勝したが、都議会運営をめぐって公明党と都民ファーストの会が対立して協力関係を解消し、公明党は今回、前回23議席と大敗した自民党と8年ぶりに選挙協力した。このため、序盤情勢では「自公、過半数獲得の勢い」と自民、公明両党優位という情勢報道がなされたが、投開票の結果、公明党は23人全員当選を果たしたものの、自民党は40議席台ないし50議席以上という大方の予想を覆し、33議席と辛うじて都議会第一党を奪還するのにとどまり、自公合わせて過半数の64議席に届かず、菅義偉政権にとって大きな打撃となる結果となった。一方都民ファーストの会は、終盤、過労で入院していた小池都知事が退院して公認候補の激励に駆けつけたことも功を奏し、最大でも20議席台前半という予想を覆し、31議席と踏みとどまった(後に所属議員1名が選挙期間中に無免許運転をしたうえ、別の車に衝突する事故を起こし、運転手ら2人に軽い怪我を負わせたことが報道され、除名処分が下った。)。このように事前の議席予測と実際の選挙結果に大きな乖離が生じた原因として、政治学者の菅原琢が国政選挙において議席予測の際に、世論調査の数字が歪んでいることを考慮して予測するが、今回の場合、態度未定層等を無視して告示直後の態度決定層の投票予定のみを基にしたデータから予想したためと論じている。
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2021年東京都議会議員選挙
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「2021年のテレビ特別番組一覧」の記事における「2021年東京都議会議員選挙」の解説
※放送日は2021年7月4日を基準とする。 NHK総合4日 - 東京都議会議員選挙開票速報・第1〜3部(19:58 - 20:15・21:00 - 22:00・22:30 - 5日0:00) 5日 - 東京都議会議員選挙開票速報・第4部(4日深夜、0:10 - 1:00) TOKYO MX - 淳と理央と潤の訊きたい選挙FLAG!〜都議選2021〜(MX1:4日19:55 - 21:00、MX2:4日22:00 - 5日0:00、5日1:00 - 1:30) 日テレNEWS24 - 東京都議選 出口調査解説(19:57 - 20:30) TBS NEWS - 都議選 開票速報!NewsPicksコラボ特番「東京UPDATE」(21:50 - 22:30)
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2021年東京都議会議員選挙
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「2021年のラジオ (日本)」の記事における「2021年東京都議会議員選挙」の解説
※放送日時は投開票日の2021年7月4日を基準とする。 NHKラジオ第一東京都議会議員選挙・開票速報 放送時間:20:00 - 20:40・21:05 - 21:40・22:40 - 0:00・0:10 - 1:00
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