アンダードッグ‐こうか〔‐カウクワ〕【アンダードッグ効果】
アンダードッグ効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/14 18:43 UTC 版)
アンダードッグ効果(アンダードッグこうか、英: underdog effect)とは、劣勢または不利な立場の側を応援したくなるという心理現象[1]。アナウンスメント効果の一形態と考えられる。対義表現は「バンドワゴン効果」。
以前日本では「負け犬効果」と直訳されて用いられたこともあったが、意味を誤って伝える可能性もあるので「判官びいき効果」と訳されるようになった[2]。
選挙
投票行動におけるアンダードッグ効果とは、選挙前の予測で劣勢を伝えられた候補者が、有権者の同情や劣勢挽回のための支持から、当初の予想以上に獲得票を伸ばす現象を指す。
脚注
- ^ 『大人も知らない?ふしぎ現象事典』2021年 マイクロマガジン社 62頁
- ^ 小項目事典,デジタル大辞泉,日本大百科全書(ニッポニカ), ブリタニカ国際大百科事典. “アンダードッグ効果とは”. コトバンク. 2021年7月7日閲覧。
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