野党共闘への参加
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「緑の党グリーンズジャパン」の記事における「野党共闘への参加」の解説
2016年7月の第24回参議院議員通常選挙で、独自の公認候補者の擁立はせず、民進・共産・社民・生活の野党4党の選挙協力(民共共闘)に参加し、4党が公認及び支援を行う候補者の支持や推薦に回り、東京都選挙区では4党協力とは別の無所属候補者を独自に支援している。その結果、推薦・支持・応援した候補者37名のうち、8名の推薦候補を含む12名が当選。また、参院選の直後に行われる2016年東京都知事選挙でも、野党統一候補で毎日新聞出身のジャーナリスト・鳥越俊太郎の支持に回った。しかし候補決定が直前まで難航したこともあり、政策等の準備不足などが響いて、分裂選挙となった保守陣営の候補(当選:小池百合子、次点:増田寛也)のどちらにも及ばない3位に終わり落選。 2021年東京都議会議員選挙では、小金井市選挙区で野党統一候補として漢人明子(東京都本部共同代表)を当選させている。 2021年8月、社民党、新社会党、緑の党などのリベラル・革新勢力を機軸として、さらなる立憲野党勢力の野党の連携を後押しする「共同テーブル」が設立された。共同テーブルは「いのちの安全保障確立に向けて非正規社会からの脱却を目指す」ことを理念とするネットワークとなることを目指している。呼びかけ人として佐高信、杉浦ひとみ、上原公子、室井佑月、竹信三恵子、前田朗、纐纈厚、白石孝(NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長)、清水雅彦らが参加した。 2021年衆議院議員選挙では、緑の党としては独自候補を擁立しなかったが、立憲、共産、社民等の候補のうち「方向性を共有した候補者」と政策協定を結んで推薦した。 中国政府が制定した香港国家安全維持法に対してこれに反対を唱えるなど、世界の民主的な潮流への積極的なかかわりを目指している。
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