野党再編へとは? わかりやすく解説

野党再編へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:08 UTC 版)

維新の党」の記事における「野党再編へ」の解説

分党問題決着をつけた維新の党は、民主党との連携関心を移す。12月18日衆議院統一会派民主維新無所属クラブ」が結成される会派には無所属衆議院議員野間健参加し93となった一方で参議院統一会派については、翌年夏の参院選維新の党議員埋没しかねないとの懸念から延期されたが、翌2016年1月6日参議院日本を元気にする会との統一会派維新・元気の会」を結成する衆参異なる党と統一会派結成することは通常なく、民主党側が反発した後述民主党との合併確定した後の3月4日日本を元気にする会との参議院統一会派解消された。 2月22日松野民主党岡田克也代表が会談し民主党維新の党吸収合併することで合意した。なお、合併方法吸収合併民主党存続となったため、維新の党議員のうち、みんなの党当選してから結いの党経由合流した参院議員5人は合流できないことになった新党党名に関して民主側は党名継続を、維新側は党名変更主張したため、両党のホームページファックス用いて一般公募行い民主側は「立憲民主党」、維新側は「民進党」を提示した。この両者の間で更に意見募った結果3月14日新し党名が『民進党』に決定する以降党内部で手続き進められ3月25日松野岡田の両代表間で合併協議書が調印された。更に、かつて分裂騒動の際に袂を分けた改革結集の会民進党へ参加、再び行動共にすることとなった議員5人の内、小沢鋭仁おおさか維新の会合流)。なお、このとき民主側が提示した立憲民主党」は、第48回衆議院議員総選挙の際に、枝野幸男代表の下、希望の党への公認申請拒否した民進党議員(前職では民主側から11名、維新側から5名)によって結党された新党の名称となった3月27日、『民進党結党大会先駆けて午前中に行われた維新の党臨時党大会において、新党民進党結成のための解党決議全会一致採択された。なお「維新」の略称は、おおさか維新の会略称として引き続き使用される政党交付金については必要経費差し引いた残余金の約2億円を国庫返納した。ただし、解散前松井一郎元秘書を代表におおさか維新の会と同じ住所本拠地として設立された「なんば維新」という政治団体に、おおさか維新系の議員管理する支部から約8700万円寄付が行われ、なんば維新おおさか維新設立後にその政治資金寄付して解散しており、国庫への返納逃れのための政治資金還流が行われたのではないかとの指摘がある。マスコミ取材に対して、なんば維新およびおおさか維新側は「お金一時的にプールするためになんば維新使った」「おおさか維新政党交付金が出る16年4月までの活動資金として必要だった」などと釈明した

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野党再編へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 18:11 UTC 版)

国民民主党 (日本 2018)」の記事における「野党再編へ」の解説

7月15日半年ぶりとなる国民立憲両党の合流協議が行われ、両党の幹事長国会内で会談したこの中で立憲民主党側は従来主張していた「吸収合併方式から転換し、両党を解党した上で新党設立し結党大会で党代表選を実施するなどの提案行い国民側に譲歩した内容となった一方新党の名称は「立憲民主党(略称・民主党)」とする意向示した。 これに対し国民民主党側は新党名に「民主党」を推す意見多数占め22日幹事長会談では新党構想おおむね賛同するとしつつ党名について投票などを念頭に民主的な手続き」での決定要請する提案行ったまた、玉木は「新党作る以上、(政策の)一致点あるべきだ」と述べ消費税率時限的減税憲法改正に関する方針一致についても立憲側に賛同求め意向示したが、平野は「共通認識形成を」と口頭求めるにとどめた党名扱い巡っては、立憲民主党内のリベラルグループである赤松グループ枝野らに対し党名堅持強く求めていることもあり、協議膠着していたが、8月6日小沢一郎枝野会談し党名について投票での決着要請立憲民主党側は翌8月7日幹事長会談で同方針受け入れ考え示した8月11日合流賛否巡り臨時執行役員会開かれ党内意見がまとまらないとして、合流賛成派反対派で党を分割する分党」を行う方針決めたまた、玉木役員会後の臨時記者会見で同方針発表したほか、消費税減税など政策不一致理由自身合流新党参加しない意向示した同月19日両院議員総会開かれ立憲民主党合流し新党結成する案が賛成57反対2の多数決了承された。玉木主張する分党」については合流推進派の反対総会の正式議題はならず合流参加しない議員扱い玉木平野一任する方針決定した8月24日国民民主党立憲民主党と、統一会派内の無所属議員グループ社会保障を立て直す国民会議」「無所属フォーラム」の各幹事長国会内で会談し合流新党結成向けた基本合意書署名した一方9月1日にはUAゼンセンや、電力総連など国民民主党支持する6つ産別が、合流新党綱領案に「原発ゼロ」の文言入ったことや、「改革中道」の表現盛り込まれなかったことを理由組織内議員合流を見送ると決定し、これを受け9人の組織内国会議員合流新党への不参加決めた9月3日合流新党への参加届出締め切られ、翌4日国民立憲両党が合流新党への参加者発表国民民主党所属議員62名中40人が参加し玉木22名が不参加となった合流新党9月10日に代表・党名選挙実施し9月15日結党大会を開くこととなり、一方で玉木合流不参加議員中心とする新党9月15日結党し、代表選実施することとなった9月8日国民民主党総務会が行われ、玉木要求していた合流不参加者分党了承国民民主党11日分党に伴う解党総務省届け出15日合流新党結成までの間の暫定的な新党民主党」と玉木合流不参加者による「国民民主党」に分かれることとなり、総務会では玉木側が引き続き国民民主党」の名称を使用することも了承した。新「国民民主党」には13人が参加するほか、「民主党」には合流新党参加者40人のほか、いずれの新党にも参加しない9人も暫定的に在籍する見込み残存資金議員に応じて比例配分することとなり、翌9日両院議員総会上記方針正式決定。「民主党」の代表には平野博文就任した11日党大会解党正式に決定し国民民主党としての2年4ヶ月歴史だけではなく1996年の(旧)民主党結党以来法律上24年続いてきた政党の歴史にも幕を下ろすこととなった政党会派異動先は以下の表の通り(※は参議院議員)。 (新)立憲民主党(衆31・参9)青山大人 泉健太 稲富修二 大島敦 大西健介 岡本充功 奥野総一郎 小熊慎司 小沢一郎 城井崇 源馬謙太郎 後藤祐一 小宮山泰子 近藤和也 斉木武志 篠原孝 下条みつ 白石洋一 関健一郎 津村啓介 原口一博 日吉雄太 平野博文 牧義夫 馬淵澄夫 緑川貴士 森田俊和 谷田川元 山岡達丸 屋良朝博 渡辺周 青木愛木戸口英司古賀之士田名部匡代徳永エリ羽田雄一郎森裕子森本真治横沢高徳※ (新)国民民主党(衆7・参7)浅野哲 岸本周平 玉木雄一郎 西岡秀子 古川元久 前原誠司 山尾志桜里 足立信也伊藤孝恵大塚耕平小林正夫榛葉賀津也浜野喜史矢田稚子無所属(衆2・参6)吉良州司 古本伸一郎 礒崎哲史川合孝典田村麻美濱口誠増子輝彦柳田稔

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