国民党との合併、野党再編へとは? わかりやすく解説

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国民党との合併、野党再編へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:18 UTC 版)

民進党」の記事における「国民党との合併、野党再編へ」の解説

2018年3月讀賣新聞民進党希望の党執行部が、合流した上で新党結成模索していることを報道。これを受け、幹事長増子輝彦記者会見で、希望の党との合流による新党結成について「遅くとも統一地方選1年前の4月中、メーデーの前までには新しい党の形で戦うのがいい」と述べさらには希望の党以外からも入党希望者を募る方針を示す。 ただ、岡田克也野田佳彦民進党籍を残した無所属議員による衆議院会派無所属の会」は立憲民主党との統一会派結成模索しており、党全体希望の党合流できるかはまだ不透明な情勢となっていた。 3月29日産経新聞では、3月28日に代表の大塚が翌29日幹部会合において希望との合併提案する意向固め30日開催される両院議員総会了承得た上で4月中の新党設立目指すとしたことを報道同日開かれた常任幹事会において、合併協議に入る方針正式決定民進党希望の党吸収合併させる形での新党結成目指すとした。また希望の党側も玉木代表が、党内保守派分党の上新党への合流進め考え表明。しかし、民進希望とも合流反対する議員多く分党する案もあるため、党が一枚岩となって合流するかどうか不透明となっていた。 また、民進党側は、新党立憲民主党合流させる予定であったが、立憲民主党枝野代表は「永田町数合わせのような権力ゲーム巻き込まれない」として、新党構想には加わらない意向改め示した4月2日執行部役員会でも民進党新党構想には応じない姿勢再確認し、新党結成申し入れのための党首会談呼びかけに対して応じない姿勢示した4月9日民進党大塚代表が玉木雄一郎希望の党代表会談し当面共同代表制とするなどの合流協議再開した。これに対し杉尾秀哉参議院議員合流反発し民進党離党立憲民主党入党した4月17日には衆議院会派無所属の会」の全メンバー14人のうち新党合流する方針示しているのは3人ほどであると報じられた。 4月24日新党協議会合併後党名を「国民民主党」とすることを決定した4月26日国民民主党結成合意書署名し5月7日結党する方針正式に合意した。なお、手続きとしては5月7日にまず「希望の党」を解党し、玉木新党合流組が「国民党」、松沢成文参議院議員らが「(新)希望の党」をそれぞれ結党する形で分党し、このうち玉木らの「国民党」が翌8日民進党合流の上民進党側が「国民民主党」へ党名変更する方式取った一方で新党への不参加表明する議員も相次ぎ4月25日には岡田常任顧問野田前首相安住淳財務相中川正春元文科学相、江田憲司元代代行福田昭夫元総大臣政務官民進党籍を持つ「無所属の会所属6人の衆議院議員結党提出合わせ集団離党する方向調整入ったほか、翌26日には小川敏夫参議院議員会長自身含め17人の参議院議員離党する見通しであると公表野党第一党目指した「国民民主党」は衆参合わせて60程度規模とどまり現在の野党第一会派である立憲民主党下回ることが確実な情勢となった。 「国民民主党結党大会当日となった5月7日、党所属参議院議員18名と党籍を持つ衆議院議員9名の計27名が離党届提出したこのうち小川敏夫鉢呂吉雄経産相那谷屋正義参議院議員ら9名と6日付で離党届提出した福田衆議院議員10名が立憲民主党へ入党届を提出した最終的に民進党から国民民主党参加したのは参議院から23名、党籍を持つ無所属の会衆議院議員3名(原口一博元総務相、平野博文官房長官篠原孝衆議院議員)の計26名に留まった。 同日参議院会派名を「民主党・新緑風会」から「国民民主党新緑風会」へ名称を変更し無所属で同会派参加する舟山康江参議院議員含めた24名で会派結成届け出た同日付で民進党国民民主党への党名変更総務大臣届け出て、「民進党」の名称が法的に消滅した。 翌8日、(旧)希望の党から分党した政治団体国民党」(代表:玉木雄一郎会計責任者:岸本周平)を吸収国民民主党結成法的手続き完了した。なお、政党・会派異動先は以下の表の通り(※は民進党籍を持っていた衆議院議員)。 国民民主党(衆3・参23)篠原孝原口一博平野博文足立信也 石上俊雄 礒崎哲史 伊藤孝恵 大島九州男 大塚耕平 大野元裕 川合孝典 小林正夫 古賀之士 桜井充 榛葉賀津也 田名部匡代 徳永エリ 長浜博行 羽田雄一郎 浜口誠 浜野喜史 藤田幸久 増子輝彦 森本真治 矢田稚子 柳田稔 立憲民主党(衆1・参10)福田昭夫相原久美子 石橋通宏 小川敏夫 神本美恵子 那谷屋正義 難波奨二 白眞勲 鉢呂吉雄 牧山弘恵 吉川沙織 民友会(立憲民主党との統一会派)(参6)小川勝也 小西洋之 斎藤嘉隆 芝博一 真山勇一 宮沢由佳 無所属の会(衆7)安住淳江田憲司岡田克也金子恵美玄葉光一郎中川正春野田佳彦無所属(衆1・参2)重徳和彦郡司彰 野田国義

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