この‐え〔‐ヱ〕【▽近▽衛】
このえ〔コノヱ〕【近衛】
読み方:このえ
姓氏の一。
五摂家の一。平安末期の関白藤原忠通の長男基実を祖とし、その子基通が京都近衛殿に住み、これを家名とした。以後、歴代摂政・関白・太政大臣を出した。明治になって公爵。
[補説] 「近衛」姓の人物
近衛篤麿(このえあつまろ)
近衛家熙(このえいえひろ)
近衛前久(このえさきひさ)
近衛信尹(このえのぶただ)
近衛秀麿(このえひでまろ)
近衛文麿(このえふみまろ)
こん‐え〔‐ヱ〕【▽近▽衛】
読み方:こんえ
⇒このえ(近衛)
ちかき‐まもり【近▽衛】
近衛【コノエ】(観賞樹)
近衛
近衛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 00:20 UTC 版)
猪口(いのくち) 〈帝国〉軍来寇時の階級は曹長で後に大隊特務曹長、聯隊特務曹長と歴任する。新城との付き合いは古く、特志幼年学校の生徒だった頃に助教として彼を鍛えた。新城の性格を熟知しており、新城と共に近衛に転任してからは最先任下士官として隊をまとめる。なお、〈陸軍独立捜索剣虎兵第11大隊〉の北領の生き残りは全て下士官に昇進して〈近衛衆兵独立鉄虎第501大隊〉に転属している。絶対的な距離感と方位があり、頭の中に測量器具一式があると言われる。 羽鳥守人(はとり もりと) 新城の特志幼年学校での同期生。現在は皇室魔導院(〈皇国〉内外を対象とする(五将家の影響を受けない)諜報機関)の勅任特務魔導官(エージェント)。その風貌はどこかの私学校の教師のような風貌。自宅の殆どを書で埋め尽くす程の書痴でもある。卵料理と高級酒(特にアスローン産)に目がない。皇都内乱時に新城の下で〈近衛嚮導聯隊〉情報幕僚として軍属へ復帰することとなる。階級は大尉。 古賀亮(こが りょう) 新城の特志幼年学校での同期生。皇室史学寮研究員であったが、皇都内乱時に新城の下で〈近衛嚮導聯隊〉戦務幕僚として軍属へ復帰する。階級は大尉。皇都内乱に際し、「龍兵挺身降下作戦」立案・具申した功により少佐に昇進予定。 槇氏政(まき うじまさ) 新城の特志幼年学校での同期生。大周屋という問屋の跡取り息子であったが、皇都内乱時に新城の下で〈近衛嚮導聯隊〉兵站幕僚として軍属へ復帰する。階級は大尉。 樋高惣六(ひだか そうろく) 新城の特志幼年学校での同期生。嘗ては敵情把握の能力に秀でた将校で、後に後備となり親戚筋にあたる料亭の入り婿になる予定だったが、とある事情があって新城の手引きにより新城の下で軍に復帰し、狂気とも思える程の戦闘意欲に充ちた野戦将校となる。皇都内乱時〈近衛嚮導聯隊〉臨編の集成捜索中隊中隊長。階級は大尉。 坂東一之丞(ばんどう いちのじょう) 天龍。北領で〈帝国〉軍から攻撃を受けて負傷し、新城に助けられる(なお、攻撃をした〈帝国〉軍兵士は処刑されている)。後に観戦武官として新城の部隊と行動を共にし、〈近衛嚮導聯隊〉が成立してからはその導術幕僚を務める。龍族の貴族を多く生む龍塞の山中出身で前龍族統領の次男。兄は〈皇国〉の利益代表(〈皇国〉と龍族とのパイプ役)。他の龍族と同じく、人間よりも強い導術を行使し、下位種である翼龍や水龍を使役する事が出来るが〈皇国〉種と〈帝国〉種の翼龍で差別をし、いわゆる龍種差別の気がある。プロローグの麗子の手紙によれば、義理堅く月に一度は麗子のもとに訪れ、彼女の幼少期の話を持ち出したがるとのこと。 藤森弥之介(ふじもり やのすけ) 近衛衆兵第501大隊長となった新城の首席幕僚(当時大尉)。短矩の筋肉太りをした外容で、野犬のような眼つきと知識の光を同時に持つ有能な軍人(これといった経歴は無いが匪賊討伐などの戦いで一人の部下も死なせたことが無い)。いつも帳面を手元に持ち、大隊管理を主に担う。行進が非常に苦手(走る事も苦手)。新城が近衛に転属した後、少佐に昇進し、後任として第501大隊の隊長に就任する。「戦争好き」という新城の性格を毛嫌いし、隊長就任後は新城へ反目した態度を一貫して取るが、それでも新城の示した「近衛」という立場に対して従順する姿を見せる。 丸枝敬一郎(まるえだ けいいちろう) 陸軍中尉。六芒郭攻防戦で新城の配下となり戦闘配食を担当する。軍人としての才能が皆無に近い彼は、部下達と共に飯を配り続ける事しか出来なかったが、まさにその勇敢な行為(本人に自覚はない)によって部下達の敬意を得る。後にその働きによって新城の申請した「野戦銃兵勲章」(兵科に問わず前線で勇敢な活躍をした者に送られる勲章。恩給こそ無いが大変名誉な勲章)でさらにそれが強まる。ほとんど上昇志向を持たぬ男だったが、新城の副官である冴香に一目惚れし、将来は冴香のような副官を持ちたいというただその為だけに密かに出世を望む。その目的のためであれば、普段の本人からは想像も出来ないほどの果敢で非情な行動をとる。
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「近衛」の例文・使い方・用例・文例
- 近衛騎兵隊
- しかし城にたどりつくなり、近衛兵を率いた人によって、わたしはこの牢獄に勾引されてしまった。
- 近衛師団
- あれは近衛兵だ
- 近衛兵において、買収または政治的な賄賂に対して、買収されやすい兵士に特徴的な、または、買収されやすい兵士と類似している
- 「近衛師団」と呼ばれる隊の一員である兵士
- 近衛兵の一員
- 近衛府という役所
- 近衛師団という,旧陸軍の部隊
- 近衛府の役人
- 近衛兵という,天皇の親兵
- 近衛連隊という軍隊
- 昔,宮中の警護などを役目とした近衛府の次官
- 真手番という,近衛の馬場で行われる騎射
- 近衛府の長官の地位
- 右近衛府という,昔の役所
- 近衛府という,昔,宮中の警護をつかさどった役所
- 近衛府の長官の地位についている人
- 近衛師団の兵隊
- 左近衛府という,平安時代の宮中護衛軍
近衞と同じ種類の言葉
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