石像の間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:48 UTC 版)
「宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!」の記事における「石像の間」の解説
2011年9月21日放送分から(『DERO!』時代も含めれば2010年6月30日放送分から)登場。『DERO!』時代の「石像の間」をほぼそのまま踏襲。高さ150cm、長さ18m(ゲームで使用するのは15m)のステージが舞台。 『DERO!』時代と大きく変わった点として、床に砂が敷き詰められていること、石像停止ボタンが撤去され跡地には新たに試練パートのボックスが追加したことが挙げられる。また、石像が最初に動き出す際に『DERO!』では鼻から炭酸ガスを吹き出していたが、当番組では砂を吹き出すようになった。さらに、クイズパートのほとんどは『DERO!』時代のルールを踏襲している。 1チーム3名の挑戦者は、自身の足首に付けられた金具にロープを取り付ける。うつ伏せに寝かせられた挑戦者はスタートと同時に部屋の反対方向に待機する石像の近くまで引きずられ、更に3枚の扉が閉まって前方を塞がれる。扉が完全に閉まると同時に石像の目が緑に光り前進を開始しスタートする。 挑戦中には挑戦者の背後から石像が迫ってくる。石像がデッドゾーンに到達すると、挑戦者は全員石像に食べられてチャレンジ失敗。しかし1人が石像の鼻のボタンを押すことで、その人が「身代わり」として食べられるのと引き換えに、石像がデッドゾーンから3m後退する。身代わりとなった者は失格となる。なお、鼻のボタンを押した人が食べられるまでは解答受付は一時停止し解答はできないが、解答用ブロックを並べて用意することは可能。また、犠牲になる人が石像の鼻のボタンを押してから食べられるまでに答えがわかった場合、残りの仲間に正解を教えることは認められている。2011年10月17日放送分から「身代わり」をすると、石像の口から炭酸ガスが排出されるようになった。なお、デッドゾーンの手前80cmはデンジャーゾーンと呼ばれており、石像がデンジャーゾーンに達すると警告音が鳴り、警告灯が点滅する。『DERO!』時代にはデッドゾーンとデンジャーゾーンは床に描かれていたが、『TORE!』では砂を敷いて床が見えなくなったため壁に描かれている。石像が脱落する人を食べる時は目が赤く光る。画面右下には石像の位置に対応した文字が表示され、石像がデンジャーゾーンに入ると赤と黄色に交互に色が変わる「DANGER」の文字、鼻のボタンを押すと紫で「身代わり」の文字が表示される。現時点でデッドゾーン到達は無いので何が表示されるのかは不明。また、石像の前進を阻む行為は禁止されている。 問題に沿って平仮名のブロックを並べて正解することで扉を開けていく。3枚目の扉を開くと石像が一旦停止し、「並べ替えの試練」に挑戦できる。石像が止まっている間は目が黒くなっている。 他のステージに比べて難易度が高く、2人以上が成功することは長らく無かった。2012年6月18日放送では史上初の「1人の犠牲者も出さずに3枚の扉を全て突破」が達成されたが、並べ替えの試練に失敗し3人まとめて石像の餌食となりパーフェクトは達成されなかった。2012年7月2日放送でついに史上初のパーフェクトが達成された(2人成功より先に達成されている)。 クイズパート 第1の扉:さかさ言葉クイズ 左右それぞれその方向から読むとお題に沿った単語になる様に、6文字のブロックの中から3文字のブロックを選んで適切に並べて置く。 (例:片方から読むと“パーティー”、もう片方から読むと“料理の材料”、答え:→「こんぱ」「ぱんこ」←) 第2の扉:穴埋めクロスクイズ 縦横どちらから読んでも言葉ができるように8文字のブロックの中からいくつかのブロックを選んで埋める。2011年11月7日放送分までは「ジャンルクロスクイズ」として同じジャンルの単語を入れる方式で行われ、ノルマも3問だった。 2012年3月19日放送分からは『DERO!』時代同様1問正解で開錠されるようになった。 第2の扉:しりとり穴埋めクイズ 2012年11月12日放送分から登場。 3×3のマスの中心を除く、縦横の3マスの矢印の方向に3文字のしりとりが完成するように5つの文字のブロックを使って穴埋めする。ただし1つのブロックはダミー。ヒントとして、言葉の真ん中の文字が出される。 (例:「○く○」→「○く○」→「○し○」→「○し○」 答え:「かくど」→「どくろ」→「ろしあ」→「あしか」で、再び「かくど」に繋がる) 第3の扉:有名人名前並べ替えクイズ 出されたブロックを全て使い、並べ替えて有名人の名前を作る。3問正解しないと扉は開かない。 当初は3問目は人名とその人物に関連した別の言葉の2つを両方完成させなければならなかったが、2012年3月19日放送分からは3問目も通常の並べ替え問題になった。 並べ替えの試練 前述の通り『DERO!』時代の石像停止ボタンを撤去されその跡地に試練用のボックスを設置。『DERO!』時代の石像停止ボタンは3つの扉を開けてボタンを押せば即クリアだったが、『TORE!』の「並べ替えの試練」では3つの扉に加え、このボックスから出てくる石版の並べ替え問題に正解しなければクリア出来ない。また、ほとんどのルールは前述の「洞窟の間」の「石版の試練」/「しりとり石版の試練」に準する。 ボックスから出てきた4枚の石版を並べ替えて順番を問うクイズに答える。前述の「洞窟の間」の「石版の試練」・「しりとり石版の試練」とは違い、解答のチャンスは2回まで。制限時間は1分30秒、挑戦中は石像が迫ってくる。1回目の解答で間違った場合、置き場所が合っている石版の数が表示される。正解した場合は石像が停止し、残った人数分の秘宝を獲得できる。ただし、2回の解答ともに不正解または時間切れの場合は石像に食べられてチャレンジ失敗。2回目で1回目の置き場所が合っている石版の数にそぐわない解答をした場合絶対に正解することはありえないが、このような解答をした場合でも2回目の解答とみなされてその時点でチャレンジ失敗となる。チャレンジ失敗となった場合でも置き場所が合っている石版の数は表示され、正解も石像に食べられる前に発表される。なお、並べ替えの試練挑戦前にファラ男の合図で石像が指定の位置に移動するため、直前での石像との距離によって制限時間が増減しないようになっている。 4チーム対抗戦スペシャルルール 2人での挑戦。ルールは通常通り。
※この「石像の間」の解説は、「宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!」の解説の一部です。
「石像の間」を含む「宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!」の記事については、「宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!」の概要を参照ください。
石像の間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 15:49 UTC 版)
「密室謎解きバラエティー 脱出ゲームDERO!」の記事における「石像の間」の解説
2010年6月30日放送分の2時間SPから登場。高さ150cm、長さ18m(ゲームで使用するのは15m)の密室が舞台。 挑戦者(2 - 3人)は、ワイヤー付きの足枷で部屋の奥に繋がれた状態から開始。スタートと同時に石像のそばまで引きずられ、更に3枚の扉が閉まって前方を塞がれる。扉が完全に閉まると石像は目を光らせ鼻から炭ガスを噴射し、前進を開始する。 脱出するには問題に沿って平仮名のブロックを並べて扉を開けていき、3枚目の扉の先にある「石像停止ボタン」を押さないといけない。停止ボタンを押すことができれば石像が後退し、脱出成功。奥の壁から鍵が出現し、足枷を外すことができる。 挑戦中には挑戦者の背後から石像が迫ってくる。石像が「デッドゾーン(赤の部分。1問目10m、2問目5m、3問目0m)」に到達すると炭ガスを噴射、挑戦者は全員石像に食べられて(ワイヤーで石像の口の中まで引きずり込まれて)最後に炭ガスを噴射して脱出失敗(噴射した後は一瞬白い霧で覆っていたが、TOREでは炭ガスの代わりに砂が噴射されるため、霧が抑えられる)。しかし1人が石像の鼻のボタンを押す事で、押した人が「身代わり」として食べられて脱出失敗になるのと引き換えに、石像が「デッドゾーン」+3mまで下がりその後の石像の進行速度も遅くなる。また、ボタンを押してから該当者が食べられて石像が再度前進を開始するまでは解答を受け付けないが、ブロックを並べて用意することは認められている。なお、「デッドゾーン」の手前80cmは「デンジャーゾーン(黄色の部分)」と呼ばれており、ルール上特に意味はないが、「デンジャーゾーン」に石像が達した時にアナウンスが入る。石像が「デンジャーゾーン」に達すると、石像の動きが遅くなる。 画面下部には密室全体の距離が表示され、石像はパックマンの様なキャラクターで表されている。「デンジャーゾーン」に入った場合は、「!」が書かれた黄色の三角形に白文字で「DANGER」と表示される。身代わりの場合はハートマークが描かれたピンクの三角形に白文字で「身代わり」、「デッドゾーン」に入った場合は髑髏マークが描かれた赤い三角形に白文字で「DEAD」とそれぞれ表示される。また各扉の出題モニターにもこれに対応した表示があり、「デンジャーゾーン」侵入の時点では何も変わらない(ただし警告音が鳴り、赤い警告燈が点燈する)が、鼻を押すと「石像一時停止」(これが表示されている間が前述の解答受付停止中)、「デッドゾーン」に到達すると「脱出失敗」と表示される。全ての扉を開けて「石像停止ボタン」を押すと最後の画面に「脱出成功」と表示される。 第1の扉:さかさ言葉Q 左右それぞれその方向から読むとお題にあった単語になる様に、2 - 3文字のブロックを選んで置く。1問正解で開錠。 第2の扉:穴うめクロスQ 上下左右の言葉につなげるとそれぞれ別の言葉になる、共通の2文字のブロックを選んで置く。1問正解で開錠。 第3の扉:有名人名前並べかえQ 出されたブロックを全て使い、並べ替えて有名人の名前を作る。この扉は3問正解しないと開錠されない。1問目は文字数が少なめ(7文字前後)、2問目は文字数が多め(10文字前後)、3問目は人名とその人物に関連した別の言葉の2つを両方完成させる。 初登場時は脱出成功者が一人もいなかったが、2010年8月11日放送分にて初の脱出成功者が現れた。 2010年12月22日放送分の2時間SPでは、オードリーチームの若林、はるな愛、有吉弘行が挑戦したが、1問も答えられず全員脱出失敗で幕を閉じた。この「石像の間」では後継番組『TORE!』も含めれば番組史上初であり、唯一でもある。まず1人目ははるなで全員合意の犠牲、2人目は有吉と若林の両方が恥をかきたくないと犠牲になりたがるが半ば強引に有吉の方が犠牲に、そして残った若林も結局分からず脱出失敗となった。ちなみに問題は「片方から読むと甘い食べ物、逆から読むと住むところ」で正解は「かんみ(→甘味 民家←)」。 3枚の扉にはそれぞれ出題用のモニターとブロックが出てくる出題スペース、ブロックを並べて解答するための解答スペースが設置されている。解答はあくまで解答スペースに並んでいる文字列が判定されるため、分かっていても並べ方が誤っていると不正解扱いとなる。第1・第2の扉は最初から出題スペースにブロックが並べられた状態で始まるが、第3の扉は出題されるたびに横からブロックが送られてくる形となっている。なお、第3の扉のみ正解すると解答スペースの底が開き使用したブロックが落下する仕様となっているが、2010年8月11日放送分では2問目の正解のブロックが1つ残ってしまうアクシデントがあった(挑戦者は底をこじ開けて強引に押し込んで続行し、脱出成功している)。 なお、このステージは後継番組『TORE!』でも一部ルールを変更して継続している。また、このステージの一部分は「洞窟の間」の最後の関門である「石版の試練」/「しりとり石版の試練」にも引き継がれている。
※この「石像の間」の解説は、「密室謎解きバラエティー 脱出ゲームDERO!」の解説の一部です。
「石像の間」を含む「密室謎解きバラエティー 脱出ゲームDERO!」の記事については、「密室謎解きバラエティー 脱出ゲームDERO!」の概要を参照ください。
- 石像の間のページへのリンク