皇徳寺 (鹿児島市)とは? わかりやすく解説

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皇徳寺 (鹿児島市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/14 01:53 UTC 版)

皇徳寺
皇徳寺跡地入り口
所在地 鹿児島県鹿児島市山田町
位置 北緯31度33分19.0秒 東経130度29分56.3秒 / 北緯31.555278度 東経130.498972度 / 31.555278; 130.498972座標: 北緯31度33分19.0秒 東経130度29分56.3秒 / 北緯31.555278度 東経130.498972度 / 31.555278; 130.498972
山号 永谷山
宗旨 曹洞宗
本尊 釈迦如来
開基 懐良親王
皇徳寺
鹿児島中央駅
鹿児島市における位置
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皇徳寺(こうとくじ)は薩摩国谿山郡谷山郷山田村(現 鹿児島県鹿児島市山田町)にあった曹洞宗の寺院。

鹿児島市の町名「皇徳寺台」はこの寺院名に由来している。

歴史

皇徳寺跡地の石物

南北朝時代後醍醐天皇の皇子・征西将軍宮懐良親王によって御所ヶ原に建てられた「皇立寺」が起源とされる。懐良親王が亡くなると、南朝方の武将であった薩摩平氏国人・谷山忠高によって親王の位牌を報じる菩提寺として移転し「永谷山皇徳寺」と改名した。

鹿児島県内の曹洞宗寺院は福昌寺末寺が多いが、ここは総本山の永平寺直轄の末寺であり寺格も高かった。しかし明治2年の廃仏毀釈廃寺となり、全山破壊された。現在は歴代住職の墓と仁王像ぐらいしか残っていない。島津義弘の子息で文禄の役で夭折した島津久保菩提寺でもあった。

参照文献





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