歴代カラー女王
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「Ranceシリーズの登場人物」の記事における「歴代カラー女王」の解説
パステル・カラー 登場作品:クエスト - 9 - 10 - 鬼畜王 身長:153 cm /体重:38 kg【鬼畜王】 職業:カラーの王【鬼畜王】 技能レベル:呪術2、魔法1【ランスワールドノート】 - 呪いLV2、魔法LV1【鬼畜王】 レベル:45(50)【ランスワールドノート】 - LV17(最大22)【鬼畜王】 特技:ビーズ、子育て【鬼畜王】 XXX:経験無し【鬼畜王】 カラーの現在の女王。 GI1016年にカラー女王に就任。一族の伝統と掟に縛られている、融通が利かない、一途な性格。沢山いるモダンの子供の中の三番目で、本来は女王になる位置では無かったが二人の姉が病死したために繰り上げで女王になる。クエスト 75歳。受精の儀式を嫌がっており、長い間拒否し続けてきたが、最近やっと女王の自覚が出てきて行うことを決意するも、その儀式中に意識が朦朧としているところをランスに強姦されてしまう。その行為に怒り、ランスに「禁欲モルルン」という強力な呪いをかける。その後ランスとの子であるリセットを出産し、カラーの掟によって娘にランスを殺させるために、色々と行動に移すも諸々により度々失敗した。 度々の失敗や娘のランスに対する友好的な態度などに精神的に追い詰められ、ついには私怨から結界の源でもある神具を持ち出して、マザーカウにランスを騙して呼び寄せす殺そうとするものの、ムーラテスト中でバランスブレイカー収集中のクルックー=モフスに神具を全て奪われる結果となる。これによりペンシルカウの結界の力が緩み、それを察知したヘルマン帝国に侵攻され多数の犠牲者を出すきっかけとなった。 マグナムのIF展開では、ヘルマン軍撃退後にAL教新法皇就任式に招待を受けてリセットと共に出向いた帰りに「導く者」に誘拐され、精神的に弱っていた隙をつかれて操られ、世界の人類の魂を汚染するための道具として利用される。 9 アリストレスがペンシルカウに辿り着いたため、ハンティに連絡を取っている。その際、リセットをハンティに紹介しているが、リセットがきちんとハンティに挨拶したのを見て「これだけは教え込んでいてよかった」と安堵している。 鬼畜王 72歳。カラーの王にして、クリスタルの森の統治者。性格は穏やかで引っ込み思案。でも聡明で責任感も強いので他のカラー達からの信頼は厚い。人間の男と駆け落ちしてしまった母に代わって仲間のまとめ役をしているが、孤立し衰退していく一族の未来に危機感を抱いている。 母親のこともあって人間に強い不信感を抱いていたが、ランスと出会い彼との間に娘をもうけてからは多少は人を理解するようになる。 鬼畜王のパステルの性格及び容姿はクエストでパステルの母モダン・カラーに、キャラクター背景は『闘神都市III』のレメディア・カラーに引き継がれた。 モダン・カラー 登場作品:クエスト - 10 職業:カラーの英霊(成仏せず魂だけ留まっている)【ランスワールドノート】 技能レベル:呪術1、魔法1【ランスワールドノート】 レベル:20(50)【ランスワールドノート】 パステルの一代前の女王。パステルの母 - 故人(英霊) かつてのカラーの女王で、ペンシルカウを護るべく神具「シルクウェアー」を作り、英霊となって現在もペンシルカウを見守る存在。ランスクエストにも、英霊状態で祖母のフルや母のモダンと共に登場する。 容姿及び性格は鬼畜王版のパステルを元としており、非常に穏やかでのんびりとした優しい人物。 子供の教育方針では母のビビッドと対立しており、母が「子供は叩いて伸ばす」主義なのに対して、「子供は褒めて伸ばす」主義を取っている。 GI0920年にカラー女王に就任。歴代最多となる50人の子供を産んだカラーの女王。人間大好きで、かっこいい男の人(捕まえた捕虜)と仲良しになってお茶したり、逃がしたりしていた。ただ、掟を守って性交渉はせず、儀式のとき以外は受精しなかった。ランスに関しては性交渉の後、余程気に入ったのか、「里に迎えてもいい」とまで言っている。 ビビッド・カラー 登場作品:クエスト - 10 職業:カラーの英霊(成仏せず魂だけ留まっている)【ランスワールドノート】 技能レベル:呪術1、魔法2、政治1【ランスワールドノート】 レベル:40(50)【ランスワールドノート】 パステルの二代前の女王。パステルの祖母 - 故人(英霊) かつてのカラーの女王で、ペンシルカウを護るべく神具「アコーンハンマー」を作り、英霊となって現在もペンシルカウを見守る存在。ランスクエストにも、英霊状態で母のフルや娘のモダンと共に登場する。 非常に幼い容姿をしているが、巨大なハンマーを得物とし、そのハンマーを神器として残した。 性格は無軌道な母のフルを反面教師としたのか非常に知的で規則正しく厳しい質で、カラーの掟を絶対視しており、孫のパステルのふがいなさを苦々しく思い、娘のモダンとは教育方針で対立することも多かった。精霊召喚が得意で4体の大精霊をお友達としている。 GI0810年にカラー女王に就任。「女王フルはみずから英霊となり一族の住まうペンシルカウを守る存在となった」と、ビビッドと幹部カラー達は、フル・カラー封印の経緯の真実を伏せて一般のカラー達に嘘の伝説を伝えた。フルの無軌道な執政により乱れていた村の秩序を改め厳しい掟を作り上げ、性行為を含む人間との個人的な接触を禁止し、精液だけ取り出し受精する方式に変え、村に近づいた人間を捕獲して精液タンクとして使用するようになる。女王フルの英霊伝説を引き継ぎ、歴代女王は変化の時が来ると英霊となり地下のマザーカウに入るようにし、その際に生涯を掛けて育ててきた神具を村全体の封印媒体として使うようにもした。 女王として沢山の子を産まねばいけないとし、人間との性交渉によらない形で6人の娘を儲けた。 フル・カラー 登場作品:クエスト - 10 職業:カラーの英霊(成仏せず魂だけ留まっている)【ランスワールドノート】 技能レベル:呪術2、魔法2【ランスワールドノート】 レベル:50(50)【ランスワールドノート】 パステルの三代前の女王。パステルの曾祖母 - 故人(英霊) かつてのカラーの女王で、ペンシルカウを護るべくペンシルカウの結界及び神具「クイーンスーツ」を作り、英霊となって現在もペンシルカウを見守る存在。ランスクエストにも、英霊状態で娘のビビットや孫のモダンと共に登場する。 GI0715年にカラー女王に就任。「自分が自分として生き続ける為に戦い続けた」という無軌道かつ勝手気ままな質で、ヘルマンの高官の家に忍びこんで脅迫して条約を迫ったり、ドラゴンにケンカを売って血まみれになってかえってきたりと暴走行為が多く、「神と悪魔をペテンに賭けた」という伝説を持ち「自由奔放」「暴れ者」「疫病神」「戦神」と呼ばれるほどだが、不思議と女王としては絶大な支持を受けていた。 『マグナム』においては、その信念故か、攫われたパステルを自ら救出したいと望むリセットを、女王の後継者が失われることを懸念して反対するビビッドとモダンを制止して後押ししている。 上記の事や極端な放任主義や無責任さから娘である次の女王ビビッド・カラーには双方が英霊となった現在も嫌われている。 後継者を産むようにと先代により優秀な人間の男があてがわれるが、用意されたルールを嫌い殺したりするなど、全てのことを否定し不満ばかり持ち続けたので魂の汚染率が上がり、「変化の時」を迎え悪魔になりかけたが、すさまじい力でそれを押さえ込み、カラーの状態を維持する。悪魔になりかけた不満から、今度は苦行を行い魂の汚染率を低下させ、この時期に人間と性交渉を行い3人の娘を産んだ。再び訪れた「変化の時」に今度は天使になりかけるがそれも押さえ込みキャンセル。さらに三度目の「変化の時」が訪れ、これに抵抗しキャンセルしようとするが、さすがに今度ばかりは厳しくて消滅しかけ、英霊となる道を選んだ。自分勝手に行動して幽霊になってまで、カラーとしての本来の運命を否定してきたのは流石に女王として示しがつかずまずいと判断した娘のビビッドと幹部カラー達によって幽霊になったフルを地下に封印された。この地は後にマザーカウ(歴代女王の墓)となる。 フルの英霊化以降、歴代女王が自ら英霊となり村を守る結界となる制度が定着する。
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