武器・機器・車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:11 UTC 版)
「DEATHTOPIA」の記事における「武器・機器・車両」の解説
コルトM1991A1 コウが九重から与えられた自動式拳銃。九重の台詞によれば、45口径だから対「チーター」戦にも有効とのことであり、対ユリエ戦では結衣を殺害しようとしたユリエの脇腹を負傷させ、結衣に抜刀の隙を与えている。しかし、一般人たちを交えて混雑する場所で用いるには破壊力が強すぎるため、対鈴音戦のレイブパーティーの会場では結衣たち3人と同じく当初は用いられず、後述の9mm弾自動式拳銃が用いられている。 蒔絵の肉塊が浮かぶ培養槽の前でUDに結衣たち3人を能力で痛めつけられた際には、覚悟を決めたコウが自分の首を横に撃ち抜くことで、黒眼化を果たしている。 結衣の自動式拳銃 結衣が拳銃よりも剣術に長けているため、あまり用いられない。対ユリエ戦では緊迫した状況に際して即座に発砲したが、1発も命中しないまま彼女に拳銃ごと右手を握り潰されそうになり、落としている。対鈴音戦ではコウの「チーター」の無効化能力で動作が鈍った鈴音を射殺した早希に続き、彼女との斉射で響を死に至らしめた。 結衣の刀 結衣が毅から継承した日本刀。竹刀袋に収納された状態で背負われており、鞘はカレンの消防斧の一撃に耐えられるほど頑丈であるが、鈴音と響のヨーヨーの糸には耐えられない。しかし、刀の切れ味は非常に高く、対ユリエ戦では自動式拳銃を落とした結衣がコウの銃撃をきっかけに抜刀し、ユリエの左手首を切断している。また、対鈴音戦では糸の結界内で鞘を切断したヨーヨーの糸が刀には触れただけで切断されたため、結衣は全身を分断される危機から脱することとなった。対睦夫戦では単独行動に出て街をさまよっていた結衣が、スクーターに乗ったひったくり犯2人の顔面を追い抜かれざまに鞘で殴って転倒させ、睦夫への復讐心を改めて燃やしている。 結衣の特殊警棒 早希と共に変装して瑞樹を尾行中の結衣が慶東大学の研究棟へ潜入する際に用いた、伸縮式の特殊警棒。内股のホルスターから取り出し、見張りのチンピラたち2人のうち1人の股間に強烈な一撃を与えている。その後、暴走した蒔絵を前に黒眼化して陽子に反撃する際には、彼女の持つサブマシンガンを銃撃で破壊した早希との連携で、撤退へ追い込んだ。 早希のリボルバー 威嚇や発砲によく用いられている。50口径の銃身はヒップホルスターをバックサイドで用いるほど長く、シリンダーの弾丸装填数は5発。右側面へ明確に刻まれた「500」などの刻印と合わせ、形状はS&W M500の8インチモデルのもじりとなっている。対カレン戦では眉間への一撃から舞夜との斉射でカレンを死に至らしめたが、対ユリエ戦では反撃へ転じた彼女に突き飛ばされた際にヒップホルスターごと奪われ、目の前で捻り潰されてしまう。対鈴音戦では結衣の刀と連携しての追撃に用いられたが、その様子を事件解決後に聞いた舞夜は、左太腿にナイフが刺さったままの状態で本銃を撃った早希のことを、「ゴリラのチーター」と茶化している。 舞夜の自動式拳銃 対カレン戦では早希との斉射でカレンを死に至らしめたが、対ユリエ戦では彼女の右腕を負傷させた後の連射中にジャムを起こし、腹を蹴り飛ばされた際に奪われ、握り潰されてしまう。 場合によっては両手に1丁ずつ持っている。 9mm弾自動式拳銃 対鈴音戦のレイブパーティーの会場で、コウと結衣たち3人が周囲への影響に配慮して用いた拳銃。バイスの筋肉を貫けないなど破壊力にこそ欠けるものの、レッグホルスターで太腿に携帯できるなど使い勝手には長けており、早希は両太腿に1丁ずつ携帯していた。早希と舞夜は二手に分かれての斉射でバイスの射殺に成功するが、結衣を拉致した鈴音の置き手紙による指示で、コウの分も含めて重油入りのドラム缶へ捨てさせられてしまう。 ノートPC 6係からの支給品として用途の性質上、起動の時点で厳重なロックがかけられているが、UDには容易くクラッキングされてしまい、遠隔操作によるインターネットを介してユリエの情報をコウへ伝えた。デスクトップがアヒルの玩具柄となっていることからも管理は舞夜が担当しており、対ピカソ戦後にはアヒル声の着信音を聞いた彼女が鑑識課からのメールを開いている。対睦夫戦後には舞夜がUDの正体を突き止めようと警視庁の人事部をクラッキングしているが、彼の階級を警視正以上とは思っていなかったために検索対象を警視以下に絞り込んでいたうえ、UDの顔を知っているコウと早希にデータベースを一通り見てもらった直後、瑞樹からのクラッキングで警告を経て破壊されたため、UDのデータには到達できなかった。 コルヴェガで舞夜がコウと早希に指示を出す際には、舞夜が独自に調達した別機種が用いられている。また、6係へ復帰した九重が警察庁資料室からUSBメモリで持参した秋人の記録映像をコウたち一同に見せる際には、ナースステーションの備品が用いられている。 手錠 一般犯罪者用よりも頑丈な特注品であるが、常人の10倍もの握力を持つユリエには対応しきれず、引きちぎられている。 早希の自動車 早希が運転を担当するセダン。前部には強固なプッシュバンパーが装備されているほか、ダッシュボードにはフルキーボード付きの情報端末が搭載されている。山本のワンボックスカーを追跡した際には左側からの正面突撃で突き飛ばしたが、ワンボックスカーが横滑りしながら街灯へ激突したためもあって中破したのに対し、本車は無傷であった。 対睦夫戦では拘束中の早希に代わってコウが運転し、単独行動中の結衣を舞夜と共に追跡するが、UDに足止めを命じられたトオルの電撃で電子部品を破壊され、電柱へ激突してしまう。その際、舞夜と同様に衝撃で頭部から出血して意識が混濁する大ダメージを負ったコウは、睦夫に胸を斬り裂かれた結衣の遺憾を感じ取り、共鳴能力に覚醒する。 九重の自動車 九重がコウを東京国際空港へ連れていく際や、その後にマンションへ送っていく際に用いたセダン。後者の際、運転中でも喫煙を欠かさない九重にコウはたまらず窓を開けさせてもらうが、妻子のことを嬉々と語る九重に感心した一方で自分の本当の出生が不明であることを淡々と語られ、愕然となる。 オートバイ 対ピカソ戦で2人ずつに分かれての捜査となったため、舞夜が結衣を車体後部に乗せて運転し、警視総監の乗り込んだ車両の追随に用いている。 スクーター 対睦夫戦で単独行動中の結衣が、玲子の殺害現場から森元家へ向かう際に用いている。 副総監としての業務をこなすUDを尾行する際には、変装した早希が別車種を用い、変装したコウが用いる自動車と交互に尾行している。 早希の同僚の自動車 早希が警視庁庁舎から結衣を救出しようと、同僚に借りた自動車。庁舎へ向かう途中、結衣の存在を感知したコウが行き先を変更させたことで、結衣の救出を経て「チーター」の集団を振り切り、コルヴェガへの避難に成功するが、そこでUDの正体が副総監であることを知らされた早希は、すぐに足がつくことを懸念する。そのためもあり、藤村家へ向かうコウに同行した早希は、到着した後にそのまま乗り捨てている。
※この「武器・機器・車両」の解説は、「DEATHTOPIA」の解説の一部です。
「武器・機器・車両」を含む「DEATHTOPIA」の記事については、「DEATHTOPIA」の概要を参照ください。
- 武器機器車両のページへのリンク