武器・武装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 06:30 UTC 版)
「サイボーグクロちゃん」の記事における「武器・武装」の解説
ガトリングガン クロやミーくんがいつも使っている武器。弾は6000発装弾可能。空き缶大。原作初期には四砲身の物も使っていたが、後に五砲身に統一される。発展型としてホワイトウッズの戦いで使った「ダブルガトリング」や、デビル復活で使った「バルカン砲」、手回し式の「スーパーガトリング」などがある。砲身の形を変えて、「スーパーナパーム弾」を使用したこともあったため、弾薬もある程度種類がある様子。 初期は弾薬の装填経路が不明だったが、ホワイトウッズの刑務所を襲撃した際に、クロの腹部の襲撃スペースに弾薬ベルトを補給している場面が見られる。何度か破損・破棄もされている。 なんでも斬れる剣 ミーくんと初対決で初登場した近接用の武器。剛の作ったネコ型サイボーグは必ず所持している。それぞれ形が(テレビシリーズでは色も)違う。ゲームでは「きょだいけん」になっている。名前の通り、何でも切れそうな切れ味であるが、実際には分厚い壁など斬れないものも多かった。デビルはパワーアップした「レーザーソード」や「デビルソード」を持っている。 ミサイル クロなどのしっぽ・腹・脚などに格納されたミサイル。追尾機能を備えている。コタローのクロちゃんスーツにも似たような物が装備されている。装弾数3発。終盤ではあまり使われなくなった。 レールバスター 名称は、同型のゲーム登場武器から。ダンク編でトラックを吹き飛ばされてキレたクロが、ターミネーターの真似をして暴れたときに披露した「とっておきのコレクション」。デフォルメされているが、アサルトライフルに近い形状を持つ。原作では威力に関して明確な描写はないが、強力な連射性能を持ち、ゲーム内では最強の武器の1つである。上部マガジンから大量のミサイルを同時発射する機能も併せ持っていた。 ツインキャノン 異世界サバイバル編において、異世界の金属を用いて剛が新たに開発した兵器。ガトリングガンと同じ程度の大きさだが、異世界の金属の特質によるものか非常に軽い。名称は本編中には登場せず。 ガトリングガンと違い、グレネードガンのような大口径の銃口が2本くっついたような形の銃。発射する弾や仕組みについて詳しくは言及されなかったが、榴弾のような弾でバイスのボディを粉砕した。 悪魔のチップ ミーくんに内蔵された、いろんなものと合体するためのチップ。オーサム初登場の時には性能が落ちていたらしい。クロとの合体のときによく使うほか、その用途は様々。これによってミーくんは背中から多数のアームを出すことができる。 また、ミーくんの思考回路そのものであるような描写もされた。 バトルボーグ 元々はトミーの作ったオリジナル玩具だったが、後に原作へ一度だけ逆輸入された(鈴木やダンクから「トミーの宣伝か?」と疑われている)。平たく言えば「腕のついた戦車」である。原作版は二足歩行であり、むしろロボットの方向性が強いが、元々の玩具は戦車型で、左右の腕が武器と化している。また、原作は片方がアームでもう片方に武器を装備できる。テレビシリーズと原作に登場したのはクロ版とミー版のみだったが、玩具版にはマタタビ版も存在する(マタタビ版は腕がチェーンソになっている)。 原作、テレビシリーズともに、ミニガンやミサイルを装備していた。GB版の通信対戦モードにも登場したが、こちらでは武器を自由に取り付けられた。 なんでも溶かす液 名前の通り、あらゆるものを溶かす化学兵器。粘性の強い液体で、剛の作ったロボのうちオーサムコサムとヒロスエが搭載していた。 吐いているオーサムコサム自身のボディすら溶かすほどの強い溶解力を持ち、自衛隊の戦車なども一瞬にして溶かしてしまうが、なぜか人を含む生物の身体とその衣服には効果がないという都合の良い性質も併せ持っている。 鈴木ジム2 ロミオとの鬼ごっこにおいて一度だけ使用された。鈴木が乗っている中古の軽トラをクロがあり合わせの工具で改造した機体。強力なブースターによる推進力と鋭いコーナリング性能を兼ね備えており、鈴木をして「最高」と言わしめた。武器は、召し遣ってから爆発する「対召し使い用爆弾」、鼻がもげるまで鼻を回す「ノーズハリケーン」。これに加えてテレビシリーズでは、野球ボールをひたすら投げる「嵐の千本ノック」も搭載している。 クロちゃんスーツ コタローがクロにあこがれて自分で作ったスーツ。顔の部分以外はクロとそっくりになっているが、防弾、絶縁加工が為されている。またクロのお面もあり、装着すると大きさ以外では見分けがつかなくなる。 無限エネルギー装置 コタローの父が発明したスケールの大きい装置。長さ1m、幅40cmほどの小さな機械。 原理は不明だが、父曰く「これを上手く使えばクリーンなエネルギーを無尽蔵に生み出すことができる」。だが、冗談交じりではあるものの「悪用すると地球が一つ消し飛ぶ」と発言するなど、相応の危険性も持ち合わせている。悪用を避けるため、装置の核となる「X装置」だけは開発されておらず、父が設計図を暗記しているのみで、それも生涯世に出すつもりはない。これは彼が、自分の生きている間にはこの装置を有効利用することは人類には不可能だと予測しているからであり、子であるコタローに全てを任せる決意をしている。 一度はコタローによって、分解されてゴミの島にばら撒かれるという形で封印されたが、最終決戦において回収され、無限にエネルギーを吸収するという新機能を搭載した「コタローバージョン リバース機能付き」として完成した。 ナナちゃんの電車 クロが見つけた廃車になった電車。原作とテレビシリーズの前半では2ドアの中間車だが、テレビシリーズの後半では国鉄205系電車のようになっている。中はロングシートで、冷房装置もついている模様。電車だが、電力供給無しに道路上を走り、レール無しに曲がることができる。地下鉄駅に突っ込んだことがあった。
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