本土側のアルター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 11:59 UTC 版)
NRハンマー(ビフ) 具現型。右腕がハンマーとなった巨大ロボットを作り出す。ビフ自身はこれの左腕に掴まれる。パワーは高いが、動きは鈍重。NRハンマー改 本土によって精製された強化版。下半身が独楽のようになり、回転させて地面を高速で移動できる。停止時にはスパイクによって固定される。右腕のハンマーにはブースターが増設され、さらに破壊力が増した。ビフ自身はこれの頭部に乗る。本体が強制的に操られているため、何度破壊されようと再生が可能。ダースのビッグハンドと合体し、パワーアップすることも可能。 ノーブル・テンペスト(寺田あやせ) 具現型。甲殻類生物のような小型のアルターだが、発動時は髪をおろし髪飾りへと偽装して形成される。髪が触れたあらゆる物体(あくまで物体のみで、生体には無影響)を無音のまま水に変えてしまう。しかし目標の選択が出来ず、劇中では誤って君島のバイクまで水に変えてしまった。ノーブル・テンペスト改 本土によって精製された強化版。髪飾りではなく蟹のような首飾りを形成し、背後にも大きな女神のようなアルターを作り出す。周囲を海と化し自在に操る能力で、海中のナトリウムやマグネシウムに化学反応を起こさせ、小規模だが爆発を起こすこともできる。カズマのシェルブリットをやる気がない状態とはいえ圧倒しており、精製前とは別人のように強い。海そのものをアルターとして再構築しているため、彼女の作った海は不自然な渦を巻いている。作中あやせはこの状態をノーブル・テンペストと呼び、改はつけていない。設定上では、シー・シュラウド・シーと言う必殺技を持つ。 アブソープション(無常矜侍) 具現型。対象のアルターを強制的に解除し、自分の口へと吸収して変質させる能力。吸収されている側はその間、全身に耐え難い激痛が走る。ただし、連戦して疲れたカズマのアルターを少ないと表現したり、吸収された対象も一時的に弱まるものの、能力は使うことが出来る。吸収したアルターの能力を使えるらしく、作中では結晶体から吸収した能力を使用している。かなみの能力に関しては形が無い=アルターが吸収出来ないためか、イーリャン3&4の絶対知覚を介して能力を得ている。他の吸収したアルターが使えるかは描写が無いため不明。 感知できる場所ならやや遠くても攻撃を仕掛けることが可能。その吸収量はかなりの物だが、カズマの意地によって引き出された向こう側の力を完全に吸収することは不可能だった。 サングラスがアルターの本体のように見える描写があるが詳細不明。ホワイトトリック&ブラックジョーカー 融合装着型。無常が「向こう側」のアルター結晶体からコピーした能力。左腕がホワイトトリック、右腕がブラックジョーカーである。ただ触れるだけで電撃のようなものを走らせ、敵を攻撃できる。またドリル状に変形させての攻撃、「向こう側」の結晶体を形成し、かなみの能力を加えることにより自立稼働型のアルターとして操ることも可能である。 最終形態 「向こう側の世界」に突き飛ばされた後に、アブソープションでさらに向こう側の力を吸収し、人外とも呼べる巨大なアルター生命体と化して向こう側から舞い戻ってきた。 破壊力・貫通力の高い黒いビームを複数発射する能力を持つが、結局カズマには通じなかった。 アルターの要塞(無常矜侍 イーリャン3 イーリャン4) 無常が「向こう側」の力を手に入れ、市街のあらゆる建造物を分解、セントラルピラーを中心に再構築した要塞。中心にてイーリャン3、イーリャン4の絶対知覚によるシステム統制が行われ、かなみのアルターを利用したシステムもここに置かれている。とてつもなく広く、警備システムとしては様々な形状があるモノアイ型の自立稼働型アルターが散布されている。無常はこの要塞を自由に行き来できる。 しかし、基本的な構造はセントラルピラーを中心にしているために、複雑な構造だが元の動力部を破壊すれば中心部のイーリャン3、イーリャン4にダメージが還元されるなど酷く脆い構造になっている。 イーリャンナイト(イーリャン3 イーリャン4) 自立稼働型の大剣を持った戦闘用アルター。右側に眼がある群青色のガーディアンレフトがイーリャン3、左側に眼がある青緑色のガーディアンライトがイーリャン4。分かりづらいが左右非対称の姿である。アニメ作中では本体が操られているため精神力ダメージがなく何度も再生してカズマを苦しめていたが、システムダウンにより消失した。 ダース(ダース部隊) ホーリーや本土によって精製及び洗脳されたアルター能力者達に与えられた量産型アルター能力。 大きな腕の形をした具現型アルタービッグハンド12を初めとした様々なタイプが存在し、中にはイーリャンの絶対知覚と連携をとり、互いの体を霧状にできる黒仮面のダース部隊もいる。 一体一体の戦闘力は低いが、数に物を言わせての集団攻撃を得意とする。本体が強制的に操作されているため、何度倒されても復活が可能。基本形 単体はパネルと伸縮自在な腕、先端部分が変化可能なシンプルなアルター。他の同タイプのアルターを合体させると大型の本体が現れる(本編未登場)。 黒仮面のダースのアルター 能力者の一人が本体として、黒仮面のダース部隊の体を霧状に変える役割となる。射程距離はあまり長くなく、君島に近くにいる所を発見されて射撃された。 ビッグハンド12 ダースの腕型アルターを戦闘用に強化した、白い仮面のダースのアルター。合体して大型化することは今まで通り可能。大人数で操っているにもかかわらず無理が生じないのは、ダースが同じ精神を共有しているからとされる。 ダースボマー 爆撃機型の巨大アルター。 ダースインターセプター 翼竜型のアルター。 ダースポセイドン 上陸部隊を乗せられる空母型のアルター。洋上を浮かぶのではなく、海底を歩くほどにまで強大。 ダースキャノン 上陸部隊の尖兵となる四足生物型のアルター。一見アメンボや蜘蛛にも見える生物的な外見のアルターだが、戦闘機や砲台としての機能を持つ。 いずれも具現型にしてダースの合体能力を幅広く活用した物であり、その名残かダースのアルターが大型に合体した時の顔が現れている。 ブレード・ダンス(異納泰介) 自立稼働型。ランスロットのような白く兜が印象的なロボット風のアルターで、強力な斬撃能力を持つ。戦闘能力は高く、劇中ではエタニティ・エイトを用いる橘を物ともせず一瞬で懐に入るほどの速度を誇る。
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