木造釈迦如来及両脇侍坐像
木造釈迦如来及両脇侍坐像(上堂安置)
主名称: | 木造釈迦如来及両脇侍坐像(上堂安置) |
指定番号: | 74 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1953.03.31(昭和28.03.31) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 3躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造釈迦如来及両脇侍坐像
主名称: | 木造釈迦如来及両脇侍坐像 |
指定番号: | 3310 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1976.06.05(昭和51.06.05) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 3躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 檜材、一木割矧造の像で、その構造は平安後期通途のものであるが、像内に漆箔を施す丁寧な作りであることが注目されよう。穏やかで整った像容にも、一見してこの頃の風がうかがわれるが、比較的肉付けが豊かで、胸部から腹部にかけては程よく引きしまり、膝は厚目で、そこに畳まれた衣文にもはたらきがある。脇侍像が騎【の】る獅子及び象は、筋肉やたてがみ等を写実的に、あるいは装飾的につくる後代のものとは異なり、簡潔な表現のうちに自ら当代の繊細温和な趣きを示している。台座・獅子・象までほぼ完存している都風の美作として貴重である。 |
木造釈迦如来及両脇侍坐像
主名称: | 木造釈迦如来及両脇侍坐像 |
指定番号: | 3452 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1995.06.15(平成7.06.15) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 3躯 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 白山修験の美濃馬場として栄えた長瀧寺の現本尊で、釈迦坐像の左右に騎象普賢と騎獅文殊を配する三尊像である。塔もしくは釈迦堂の本尊であったとの伝えもある。 いずれも檜材製で、頭体幹部を一材より造り前後に割矧ぐ構造になり、内刳りを施し(各像底は刳残す)、玉眼を嵌入する。表面仕上げは錆下地の上に中尊像および左脇侍像は全身を金泥塗、右脇侍像は肉身は白肉色、衣を金泥塗とし、おのおの衣部には細かい切金文様を施している。 釈迦像の背中をやや丸めてゆったりと構える体勢や、衲衣が左足先をくるんで両足部にかかるさまなど、三尊の作風や形制は基本的に十三世紀前半から半ば頃の慶派のそれを継承している。しかし形式化のみられる衣文表現や細身の華奢な体形に、より時代の下る要素が認められ、製作年代は十三世紀末から十四世紀初め頃と考えられる。本体・獣座とも丁寧な彫り口により、端正でまとまりのよい像容が刻み出されており、像表面の切金や脇侍の台座華盤などにみられる彩色の繊細な趣致とあわせて、鎌倉後期彫刻における最も洗練された作風を示す美作といえよう。また左脇侍像が〓襠衣、右脇侍像が袈裟を着ける服制や、右脇侍像の印相など、宋代美術の形式を積極的に取り入れた釈迦三尊像の遺品としても見逃し難い。 |
彫刻: | 木造釈迦如来及両脇侍像 木造釈迦如来及両脇侍坐像 木造釈迦如来及両脇侍坐像 木造釈迦如来及両脇侍坐像 木造釈迦如来及諸尊像 木造釈迦如来坐像 木造釈迦如来坐像 |
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