木造速玉大神坐像
主名称: | 木造速玉大神坐像 |
指定番号: | 3225 |
枝番: | 02 |
指定年月日: | 1966.06.11(昭和41.06.11) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 1躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 像高七六・六センチ、カヤ材の一木造りで、熊野本宮の主神像である。胸前に笏【しやく】をかまえて坐る通形の男神像であるが、なかなか量感があり、しかもよく引きしまった象形が巧みで、衣文【えもん】などの手馴れた扱いをみると、制作は平安時代のなかばごろと思われるが、むしろ古風を示しているのは神像らしい特色というべきであろう。本宮には、この像のほか、速玉【はやたま】大神(男神)、夫須美大神、天照大神(共に女神)のすべて四柱の神像があり、今回一括指定の運びとなった。 |
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