平成時代のうち20世紀
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「日本放送協会の沿革」の記事における「平成時代のうち20世紀」の解説
年月日事柄西暦和暦元号~1989 平成 元年 4 ラジオ第1で3部構成からなる「NHKラジオセンター」放送開始。 6 1 BS1とBS2、本放送を開始。BS2は同時に24時間化(これに伴い衛星放送はチャンネルごとの特性を出した「専門チャンネル」形式の体裁を整える。第1放送はニュース・スポーツ、第2放送は映画・音楽・芸術・舞台の番組を独自に編成するとともに、規模を縮小する形であるが地上波の難視聴対策の補完放送を実施)。受信料に衛星契約オプションを追加。 1990 2 4 * 『ラジオ深夜便』、ラジオ第1で特集番組として試行放送開始。* 『きょうのニュース~聴覚障害者のみなさんへ』が放送開始。 10 教育テレビ、東京・大阪・名古屋で標準テレビジョン放送音声多重放送開始。翌年2月に四国地方で、同年3月21日に全国で開始。 ラジオ第1放送のラジオ深夜便、週末の金曜・土曜・日曜日深夜に限り終夜定時放送を開始(1991年4月以後は月末以外の月曜~木曜深夜の放送を拡大)。 1991 3 1 17 中東で発生した湾岸戦争により、戦争関連の特別編成を総合テレビ、ラジオ第1、BS1で集中放送。 11 25 NHKも参加した“ハイビジョン推進協会”により、衛星アナログハイビジョンの試験放送開始。これがBSアナログ9チャンネルを使用開始した時期でもあり、事実上世界で初めての一般の視聴者に向けたハイビジョンの実用放送でもある。 1992 4 4 『ラジオ深夜便』レギュラー化。これに併せラジオ第1でも24時間放送開始(当時は月曜深夜は1時で終了)。 1993 5 5 『NHKニュースおはよう日本』放送開始。福岡県など一部地域でこれに併せて合理化を実施。 1994 6 11 25 衛星アナログハイビジョンテレビ実用化試験放送を開始。 1995 7 1 17 阪神・淡路大震災発生。* 後に震度7と記録された発生瞬間の局内の映像が、神戸放送局に設置されていた「スキップバックレコーダー」で記録され、後全世界に伝えられた。神戸局も使用不能となり、再建に10年を要した。* 関連報道により連続テレビ小説『春よ、来い』放送休止。また教育テレビやFM放送も地震関連の安否情報を数日間に渡り断続的に放送し、通常編成が休止された。 3 22 放送70周年。* CIが導入され、三つの卵形の枠で囲っい、文字の縁が丸ばったロゴマークが導入される。作者は中谷日出(現・解説委員)。新年度から本格的に使用開始。卵形の枠を無くした文字だけのロゴマークもこの時期から併用されているが、2020年3月31日からは卵形の縁で囲ったロゴマークの使用を廃止し、こちらのロゴのみを使用している。* 記念事業として、放送センターに視聴者体験型施設NHKスタジオパーク開設。同時に入場料の徴収を開始(旧見学コースは無料であった) 。 4 * 総合テレビの放送時間拡大(早朝5:00~深夜1:00)。* ラジオ第1の火曜1:00~5:00(月曜深夜)の休止が毎週から第2、第4へ変更。* 北米・欧州地域で映像による国際放送を開始(北米で約5時間、欧州で約3時間。NHKワールドTVの先がけといわれる)。 11 日本放送労働組合による24時間放送拡大に伴う労働強化を理由とした24時間ストライキが決行されたが、放送業務は管理職で対応したため放送休止となる影響はまったくなかった。この日、一部番組で担当のキャスターが変更になったが、詳細な理由が公表されなかったため、問い合わせが殺到した。その翌日に新聞で詳細な理由が公表された。 1996 8 3 超短波文字多重放送を開始。ただし実施エリアは関東、東海、近畿のみで、受信機があまり普及しなかったことやテレビデジタル化によりワンセグ放送を普及させるための予算の見直しなどで、他の地域では実施されないまま2007年3月に終了した。 4 * 世界初NHK手話ニュースが放送開始。* 週末(金、土曜深夜)に限り総合テレビで終夜放送開始。また平日の放送終了も深夜2:00までに延長。* ラジオ第1休止時の『ラジオ深夜便』を、FM放送でリレー放送開始(モノラル放送)。リレー放送が行われる際のFM放送休止時間は5:00~6:00の1時間だけだった。 1997 9 * 総合テレビ24時間放送開始(日曜深夜を除く。基点は5:00で、それまでは6:00→5:57だった)。* 教育テレビ初「NHK手話ニュース845」放送スタート。 10 衛星第2テレビで字幕放送開始。 1998 10 4 * FM放送、日曜深夜を除き24時間化。これにより『ラジオ深夜便』は1時~5時がサイマル(同時)放送となり、FMはステレオ化された。同時にFM放送の一日の起点開始時間が本放送開始以来続いていた6:00から5:00に繰り上げ。* テレビ国際放送「NHKワールドTV」、海外向けテレビ番組配信「NHKワールド・プレミアム」放送開始(1日18時間放送を基本)。 1999 11 * 教育テレビ、開局40周年を記念して開始時刻をこれまでの6:00から現行の5:00に繰り上げ、放送時間を深夜2:00まで拡大。同年には文字多重放送(字幕放送のみ)も開始。* NHKワールドTV・NHKワールド・プレミアムの1日の放送時間が19時間となり、10月に24時間放送開始。 6 「どーもくん」、衛星放送開始10周年を記念してBSのイメージキャラクターとして登場。後「ななみちゃん」登場により“名実ともに”NHKの顔に。 12 31 放送開始75周年記念事業としてオープンスタジオ「テントみんなの広場」開設。 2000 12 3 27 『NHKニュース7』から生放送番組の文字放送による同時字幕放送を開始(順次拡大)。 4 * 教育テレビ24時間放送化(第2、4、5週の日曜深夜除く)。* 総合テレビ・FM放送の日曜終夜放送実施(第1、3週の日曜を除く)。 7 ラジオ第1を含めて地上波の総合系統では、休止・減力放送は各局任意となり、BSも含めて全く休止の無い完全24時間放送となった。これは災害対策基本法など有事諸法に基づく義務履行のための措置。 10 ラジオ第2の放送時間を24:00から延長(火曜深夜1:35、水曜~土曜深夜1:40まで 日・月曜と年数回の放送設備メンテナンス日は従来どおり24時終了)し、高校講座の再放送を中心に編成。 12 1 BSデジタル放送本放送を開始。デジタル衛星ハイビジョン(BShi)が新たに開局(字幕放送も同時に開始)し、アナログBS9chは、民放も子会社でBSデジタル放送を開始したことから、日替わりの民放枠を廃止、ハイビジョン推進協会から運営を移管してBShiのサイマル放送となった。
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