帝釈所問経とは? わかりやすく解説

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帝釈所問経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 21:48 UTC 版)

帝釈所問経[1](たいしゃくしょもんきょう、: Sakkapañha-sutta, サッカパンハ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵長部の第21経。『帝釈天問経[2](たいしゃくてんもんきょう)とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『長阿含経』(大正蔵1)の第14経「釈提桓因問経」や、『帝釈所問経』(大正蔵15)、『中阿含経』(大正蔵26)の第134経「釈問経」等がある。

経名の通り、帝釈天が釈迦に仏法を問う内容となっている。

構成

登場人物

場面設定

釈迦がラージャグリハ王舎城)のヴェーディヤカ山の洞窟で瞑想していた時、眷属であるパンチャシカを先立たせた帝釈天が現れた。

帝釈天に煩悩について問われた釈迦は、三毒、欲、無明三業(身口意)、六根などを述べる。

帝釈天は法悦し、釈迦への帰依を誓う。

内容

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・長部経典2』(第7巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 長部(ディーガニカーヤ)大篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 長部経典2』 中村元監修 春秋社

脚注・出典

  1. ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村
  2. ^ 『パーリ仏典』片山

関連項目

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