身行念経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/07 01:07 UTC 版)
『身行念経』[1](しんぎょうねんきょう、巴: Kāyagatāsati-sutta, カーヤガターサティ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第119経。『身至念経』(しんしねんきょう)[2]、『念身経』(ねんしんきょう)[3]とも。
類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第81経「念身経」がある。
釈迦が、比丘たちに入出息念(アーナーパーナ・サティ)、四念処、七覚支などについて説いていく。
構成
登場人物
場面設定
ある時、釈迦はサーヴァッティー(舎衛城)のアナータピンディカ園(祇園精舎)に滞在していた。
釈迦は比丘たちに、身体を念じることの重要性と、具体的な例として入出息念(アーナーパーナ・サティ)、身念処(四念処)・不浄観を説く。
そして、この身体を念じることによる十の利益として、嫌悪・恐怖・不快の超克、四禅、六神通を挙げる。
比丘たちは歓喜する。
日本語訳
脚注・出典
関連項目
外部リンク
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