根修習経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/07 20:03 UTC 版)
『根修習経』[1](こんしゅうじゅうきょう、巴: Indriyabhāvanā-sutta, インドリヤバーヴァナー・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第152経。『感官修習経』(かんかんしゅうじゅうきょう)[2]とも。
構成
登場人物
場面設定
ある時、釈迦はガジャンガラーのスヴェール林に滞在していた。
そこに婆羅門の青年ウッタラがやって来る。彼が、彼の師である婆羅門は感官を修習し、その対象を覚知しないことを説いていると述べると、釈迦はただ対象を遮断するだけでいいなら、盲目者や聾唖者が感官の修習者になってしまうことを指摘する。ウッタラは反論できず黙りこくってしまう。
その様子を見て取った釈迦は、脇にいたアーナンダに、六根(六処)における対象を、無常と観ずることで執着しなくなる真の意味での感官の修習を説く。
更に、未熟な有学の行と聖者の場合の違いについても論じる。
アーナンダは歓喜する。
日本語訳
脚注・出典
関連項目
外部リンク
- Indriyabhāvanāsuttavaṇṇanā - Tipitaka.org
- Indriya-bhavana Sutta: The Development of the Faculties - translated by Thanissaro Bhikkhu --- 英訳
経分別 (Sutta-vibhanga) |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
犍度 (Khandhaka) |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
附随 (Parivāra) |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
長部 (Dīgha Nikāya) |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中部 (Majjhima Nikāya) |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
相応部 (Saṃyutta Nikāya) |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
増支部 (Anguttara Nikāya) |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
小部 (Khuddaka Nikāya) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連文献 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
註釈 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
要綱書 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
歴史書 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
宗教 ウィキプロジェクト 仏教 ウィキポータル 仏教 |
![]() |
この項目は、仏教に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(ポータル 仏教/ウィキプロジェクト 仏教)。 |
- 根修習経のページへのリンク