大サクルダーイ経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 23:22 UTC 版)
『大サクルダーイ経』[1](だいサクルダーイきょう、巴: Mahāsakuludāyi-sutta, マハーサクルダーイ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第77経。『善生優陀夷大経』(ぜんしょううだいだいきょう)[2]とも。
類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第207経「箭毛経」がある。
釈迦が、外道の修行者サクルダーイに仏法を説く。
構成
登場人物
- 釈迦
- サクルダーイ - 外道の修行者
場面設定
ある時、釈迦はラージャガハ(王舎城)のカランダカニヴァーパ(竹林精舎)に滞在していた。
そこで釈迦が外道の遊行者たちの元に訪れると、その中の一人であるサクルダーイが、マガダ国に訪れる様々な思想家(参照:六師外道)の中で、釈迦が最も優れているし、弟子たちにも尊敬されていると指摘する。
釈迦はサクルダーイに、弟子たちが釈迦を尊敬する理由である五つの法(戒定慧諦品)、更に七科三十七道品、八解脱、八勝処、十遍処、四禅、六神通などを説く。
サクルダーイは法悦し、帰依を誓う。
日本語訳
脚注・出典
関連項目
外部リンク
- Mahāsakuludāyisuttaṃ - Tipitaka.org
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