ブラフマーユ経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 23:48 UTC 版)
『ブラフマーユ経』[1](ブラフマーユきょう、巴: Brahmāyu-sutta, ブラフマーユ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第91経。『梵摩経』(ぼんまきょう)[2]とも。
類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第161経「梵摩経」がある。
優れた婆羅門であるブラフマーユ(梵摩)が仏教に帰依する様を描く。
構成
登場人物
場面設定
そこで婆羅門ブラフマーユ(梵摩)は、弟子のウッタラに、評判の高い釈迦が三十二相を持っているかどうか確認に行かせる。7ヶ月後、帰ってきたウッタラは、釈迦が三十二相と、多くの聖人たる振る舞いの特徴を持っていたと報告する。ブラフマーユは釈迦に帰依することを誓う。
ブラフマーユはミティラーのマガデーヴァ園に滞在している釈迦を訪ね、三十二相を確認した上で帰依する旨を述べ、四諦などの仏法を釈迦に説いてもらう。
間もなくしてブラフマーユは亡くなるが、その行き先を尋ねに来た彼の弟子たちに、釈迦はブラフマーユは五下分結を断ったので、不還者になると述べる。
日本語訳
脚注・出典
関連項目
外部リンク
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