法荘厳経とは? わかりやすく解説

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法荘厳経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/07 00:32 UTC 版)

法荘厳経[1](ほうしょうごんきょう、: Dhammacetiya-sutta, ダンマチェーティヤ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第89経。『法尊重経』(ほうそんちょうきょう)[2]とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第213経「法荘厳経」がある。

コーサラ国パセーナディ王が、釈迦僧伽を賞賛する。

構成

登場人物

場面設定

ある時、釈迦は、釈迦族の町メーダルンパに滞在していた。

そこに在家信徒であるコーサラ国のパセーナディ王が訪れ、自分と釈迦が共に80歳になる今日まで、数十年間僧伽を見てきたが、比丘たちが争うこともなく、法を守り、互いに信頼・扶助をし合いながら精進し続けている様を賞賛し、五体投地で以て改めて帰依を示し、帰っていく。

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典3』(第11巻上) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)中分五十経篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典3』(第6巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

  1. ^ 『南伝大蔵経』
  2. ^ 『原始仏典』中村、『パーリ仏典』片山

関連項目

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