イシギリ経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/07 01:11 UTC 版)
『イシギリ経』[1](イシギリきょう、巴: Isigili-sutta, イシギリ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第116経。『仙呑経』(せんどんきょう)[2]、『仙人窟経』(せんにんくつきょう)[3]とも。
釈迦が、比丘たちにイシギリ山(仙呑山)の逸話について説いていく。
構成
登場人物
場面設定
ある時、釈迦はラージャガハ(王舎城)のイシギリ山(仙呑山)に滞在していた。
釈迦は比丘たちに、この山が、他の周囲の山と異なり、イシギリ山(仙呑山)と呼ばれていること、そしてその名の由来が、古くからこの山が500人にものぼる多くの独覚・聖仙(リシ)達を呑み込んできたことにあると述べる。
そして釈迦は、その聖仙(リシ)達の名前を列挙しつつ、彼らを礼拝するよう説く。
日本語訳
脚注・出典
関連項目
外部リンク
- Isigilisuttaṃ - Tipitaka.org
- Isigili Sutta: The Discourse at Isigili - translated by Piyadassi Thera - 英訳
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