魔訶責経とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 魔訶責経の意味・解説 

魔訶責経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 23:17 UTC 版)

魔訶責経[1](まかしゃくきょう、: Māratajjanīya-sutta, マーラタッジャニーヤ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第50経。『降魔経』(こうまきょう)[2]とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第131経「降魔経」や、『魔嬈乱経』(大正蔵66)、『弊魔試目連経』(大正蔵67)がある。

モッガラーナ目連)が、自身の前世に言及しながら、悪魔パーピマンを諭していく。

構成

登場人物

場面設定

ある時、モッガラーナがバッガ国スンスマーラギラのベーサカラー林の鹿野園経行していると、悪魔パーピマンが彼の中に入り込んだ。

モッガラーナは、自身の前世がドーシンという悪魔であり、パーピマンの伯父であると明かしつつ、パーピマンを諭していく。

内容

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典2』(第10巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)根本五十経篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典2』(第5巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

  1. ^ 『南伝大蔵経』
  2. ^ 『原始仏典』中村、『パーリ仏典』片山

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「魔訶責経」の関連用語

魔訶責経のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



魔訶責経のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの魔訶責経 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS