ヴァーセッタ経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/07 00:30 UTC 版)
『ヴァーセッタ経』[1](ヴァーセッタきょう、巴: Vāseṭṭha-sutta, ヴァーセッタ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第98経。『婆私吒経』(ばしたくきょう)[2]とも。
構成
登場人物
場面設定
ある時、釈迦はコーサラ国のイッチャーナンガラ村に滞在していた。
その村の若い婆羅門であるヴァーセッタ(婆私吒)とバーラドヴァーシャは、真の婆羅門は家柄に依るのか、生き方に依るのか議論するが決着つかず、釈迦の意見を求めて訪ねる。
釈迦は人間には生まれつき差異が無いこと、そして真の婆羅門(賢者)たる条件を挙げていく。
2人は法悦し、三宝への帰依を誓う。
日本語訳
脚注・出典
関連項目
外部リンク
- Vāseṭṭhasuttaṃ - Tipitaka.org
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