マドゥラ経とは? わかりやすく解説

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マドゥラ経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/07 00:31 UTC 版)

マドゥラ経[1](マドゥラきょう、: Madhura-sutta, マドゥラ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第84経。『摩偸羅経』(まちゅうらきょう)[2]とも。

マハーカッチャーナが、マドゥラの王アヴァンティプッタに仏法を説いていく。

構成

登場人物

場面設定

ある時、マハーカッチャーナは、マドゥラのグンダー林に滞在していた。

そこにマドゥラ王アヴァンティプッタが訪れ、世間では婆羅門だけがブラフマン梵天)の子であると言われてることについて問う。

マハーカッチャーナは、権力、財力、悪行、罪、出家などを例に挙げ、階級(カースト)が大して意味が無いものであることを指摘する。

法悦したアヴァンティプッタは、三宝への帰依を誓う。

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典3』(第11巻上) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)中分五十経篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典3』(第6巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

  1. ^ 『パーリ仏典』片山
  2. ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村

関連項目

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