六処分別経とは? わかりやすく解説

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六処分別経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/07 20:06 UTC 版)

六処分別経[1](ろくしょふんべつきょう、: Saḷāyatana-vibhaṅga-sutta, サラーヤタナ・ヴィバンガ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第137経。『分別六処経』(ふんべつろくしょきょう)[2]とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第163経「分別六処経」がある。

釈迦が、比丘たちに、六処に関する仏法を説く。

構成

登場人物

場面設定

ある時、釈迦は、サーヴァッティー舎衛城)のアナータピンディカ園(祇園精舎)に滞在していた。

釈迦は比丘たちに、「六処分別」の教説として、六内処、六外処、六識身、六触身、十八意行、三十六有情句などを説いていく。

比丘たちは歓喜する。

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典4』(第11巻下) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)後分五十経篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典4』(第7巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

  1. ^ 『南伝大蔵経』、『パーリ仏典』片山
  2. ^ 『原始仏典』中村

関連項目

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