多受経とは? わかりやすく解説

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多受経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 23:20 UTC 版)

多受経[1](たじゅきょう、: Bahuvedanīya-sutta, バフヴェーダニーヤ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第59経。漢訳表現で『多感受経』(たかんじゅきょう)とも[2]

釈迦が、アーナンダに問われ、様々な数の(vedanā)について説く。

構成

登場人物

場面設定

ある時、釈迦は、コーサラ国サーヴァッティー舎衛城)のアナータピンディカ園(祇園精舎)に滞在していた。

そこでアーナンダが、受(vedanā)の数について釈迦に問う。

釈迦は、二受、三受、五受、六受、十八受を説き、更にそれらを超えた四禅、四無色定、涅槃を説く。

比丘たちは歓喜する。

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典2』(第10巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)中分五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典2』(第5巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

  1. ^ 『南伝大蔵経』、『パーリ仏典』片山
  2. ^ 『原始仏典』中村

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